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今回は、お金持ちに飛行機でのマナーを聞いてきました。後編です。
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どのラウンジでも、飲み物や食べ物が無料で提供されています。とあるラウンジでは、メゾンカイザーのパンや、著しく素材に拘ったおにぎりを食べることができます。
ぼくが子供だったならば、とりあえず全種類を食べて、すべてのジュースを飲んで、苦しくなるくらいお腹を膨らせてから搭乗するでしょう。
でも、30代のぼくやお金持ちは、そんなことをしません。
トマトジュースか生ビールをちょっぴりだけ飲むだけです。積極的に食べることはしません。
知り合いのお金持ちが言っていました。
「何十回、何百回と利用しているのでラウンジ内の食べものに興味がないし、そもそも、無料で提供されているものに心が動かない」
お金持ちが「飛行機の中」でしないこととは? 次ページ
ラウンジは、あくまで休む場所。
食事は、食べたい店で食べたいものを食べます。無料だからといって食べない。
お金持ちは飛行機の中でも同じように考えます。「飛行機ではどのように過ごされていますか」と複数のお金持ちに聞いたところ、全員が「何もしない」と言っていました。
食事もとらないし、用事を頼むこともない。のどが渇けば飲み物を頼むが、余程長時間でない限り食事は取らない。
「小腹が空けば、クッキーくらい頼むかもしれない。でも、積極的に客室乗務員の人に注文したり、用事を頼んだりはしないなあ。元を取ろうと、食べたり飲んだりしているのは、普段ビジネスクラスに乗らない人だよね」
元を取る、という考えがないのかもしれません。食べ放題に行って「5,000円分食べるぞ〜」みたいな感覚を持っていない。そもそも食べ放題も行かない。だから、必要以上に飛行機でも飲み食いしない。
お金持ちがこのように振る舞う本当の理由は… 次ページ
お金持ちは多くの場合他人に迷惑をかけません。その延長で、他人の手を煩わせることもしない。お客様は神様だとかお金を払っているんだから何をしてもいいと、お金持ちは考えない。横柄な態度も取らないし、叱責もしない。常にお淑やかに過ごしています。
お金を持つことでできることが多くなり、自由が増えます。その分、自分に厳しくすることで、行動を抑制し節度を保つ。それがお金持ちの社会的な態度のようです。
だから、ぼくも自分に厳しく他人に優しくし、迷惑をかけないように心がけています。
(本記事は2019年10月初出の記事に2023年8月加筆修正を行いました)
裕福な人の多くは、学ぶことが好きです。
他人と会って話を聞き、必要なことを部下に調べさせ、様々な場所に出向きます。
さらに、寛容、他人を否定しない、身繕いをきちんとしているなど他人から敬意を払われる生き方をしています。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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