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どこからがお金持ちなのかは置いておいて、お金持ちが失敗した話は、非お金持ちに人気があるようです。今回は、資産が数十億円のお金持ちから聞いたお友達の話。後編です。
<<この記事の前編:私立の有名小学校に子供を入学させた経営者。しかし会社が潰れて、なんと…(前編)
そういえば、超有名な俳優のお子さんが、インターナショナルスクールに通っているという話を聞きました。外国人の子も多く、タレントの娘だからといって、良い意味でも悪い意味でも特別な扱いを受けることがないそうです。
ぼくは、その学校の先生と知り合いですが、彼女は俳優のお子さんの家庭教師をするようになり、俳優家族の海外旅行にも同行しています。
日本の一般的な学校ではあり得ないことなので、考え方が大きく異なることがわかります。
このインターナショナルスクールの学費は、著しく高額です。一般的な私立の学校で十分かもしれません。
一般的な私学でも、事業が衰微すれば学費の支払いは厳しくなります。少し背伸びをして私立に入学させていれば、生活費の捻出が困難になることもあります。
入学前に周りのお金持ちに相談した方がいいかもしれません。
▶家が貧乏になっても、ママ友に悟られないように…
「学校のママ友の手前、旦那の会社の経営が厳しくなって役員報酬を減額されても、生活レベルを落とすことが出来ません」
一般に、一度裕福になると、生活水準を落として質素な生活をすることは難しいといわれます。高額な住宅ローンもあるので、固定費を減らすことも難しく、行きつくところはママ友連中からの借金。
「食事や行事にかかった代金を立て替えてもらうところから始まり、少しずつ用立ててもらって返さない人がいる、という話を奥さんから聞きました。学校でも問題となって、子どもの通学が困難になり、結局地元の公立へ転校させた人を何人か知っています」
子供のためを思って、私立に入学させる気持ちは分かりますが、親が無理をすることによって、子供が可哀そうな立場に追い込まれることは、お金持ちのあるあるといえます。
「お金持ちのママ友の中では、旦那の商売や勤務先、年収を気にするママには気を付けろ、が合言葉になっており、会社が倒産して旦那が副業でウーバーイーツの配達を始めたことも、すぐに周知されました」
いざとなったら生活レベルを落とす覚悟を持って、子どもにとって最善の選択をしなければいけないと考えさせられました。
(本記事は2019年11月初出の記事に2023年8月加筆修正を行いました)
裕福な人の多くは、学ぶことが好きです。
他人と会って話を聞き、必要なことを部下に調べさせ、様々な場所に出向きます。
さらに、寛容、他人を否定しない、身繕いをきちんとしているなど他人から敬意を払われる生き方をしています。
そんなお金持ちの特徴をまとめて、電子書籍を出版しました。
アマゾンのkindle unlimitedにも収録されているので、利用者なら実質無料で読めます。↓書影クリック
こちらから>>>『お金持ちがしない42のこと』(主婦の友社)
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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