/

職場で素敵な出会いがあり、そのまま恋をスタートする女性は少なくありません。
しかし、身元がわかりにくい相手の場合、本当に彼女なしのシングルなのかはわからりづらいもの。
今回の記事では、職場に来る配達員に恋をしたものの、実は彼の正体が知り、戸惑ってしまった経験のある愛知県在住の女性・茜さん(仮名・36歳)の体験談の【後編】を紹介します。
▶この記事の【前編】を読む
俳優の「松坂桃李」さん似の素敵な彼と恋の予感。でも、ある日突然姿を見せなくなり…。

shutterstock.com
新しい配達員の方は、ガテン系で色黒。以前配達員をしていた彼とは、タイプが違う人でした。新しい配達員の人は、茜さんの問いに対し、こう答えたそうです。
「ああ、彼ね。すごくカッコいいよね。僕も、カッコいいと思う! 結婚して子どもがいるのに、いつまでも若々しくて凄いよね」
屈託のない笑顔で、明るく話す新しい配達員さんに対し、動揺が隠せない茜さん……。
(えっ、彼……既婚者だったの……)(※茜さんの心の声)
新しい配達員さんの話から、なんと恋をしていたイケメン配達員の彼が「既婚者」であることが判明。
顔がみるみる真っ青になる茜さんに、配達員さんは「どうしたの?」と声をかけて心配してくれたのだとか。
すかさず「あっ、すいません。ちょっと体調があまり良くなくて……。心配は不要です」と、その場をごまかした茜さん。動揺しつつも、彼の「今の状態」を把握したかったので、さらに「質問」をすることにしたそうです。
「そ、そうですよね。彼、カッコいいですよね……。実は、彼から『配達員が変わります』というアナウンスもなかったので、心配していたんです」
茜さんが寂しそうに伝えると、その配達員の方はさらに話を続けました。
「あー。彼、配属が変わったのよ。ごめんね。これから、こちらに配達へ向かうのは僕になります。これからもよろしくね」
ニコニコとした笑顔で、その場を明るく立ち去った新しい配達員さん。
茜さんはその後、やり取りしていた彼のLINEを即ブロック。茜さんは彼と恋愛はしたかったけど、不倫をしたいとは考えていませんでした。そもそも「平日の夕方以降(18時以降)、土日」に連絡すると返信が遅れたのも、彼が既婚者で「家の用事」があったからなのでしょう。
その苦い経験から、「もう二度と、身元のわからない人に恋をしない」と心に誓ったそうです。今は友人からの紹介によるご縁で、素敵な彼氏を見つけて交際されているとか。来年には、結婚も控えているそうです。
「会社に定期的に来る人」といえども、身元の詳細がわからない人の場合は、よく相手の様子を観察した上で、恋愛した方がいいのかもしれませんね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
1153
女の欲望は おいしく。賢く。美しく。OTONA SALONE(オトナサローネ)は、アラフォー以上の自立した女性を応援するメディアです。精神的にも、そして経済的にも自立した、大人の女のホンネとリアルが満載。力強く人生を愉しむため、わがままな欲望にささる情報をお届けします。[提供:主婦の友社]
ライフスタイルの人気ランキング
新着
公式アカウント