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「富裕層のお嬢さま」が、結婚するときに持参した「唯一のもの」とは(前編)

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目次

さんきゅう倉田です。

将来、なりたいものがなかったので、なんとなく公務員試験を受け、東京国税局に入り、辞めて、芸人になって、いつのまにかお金や税金の話が好きになって、そういう仕事ばかりしています。

 

知り合いに東北の由緒ある家系の女性がいます。

 

彼女は父方が旧華族で、政財界に太いパイプがあるというフィクションに出てくるような家柄です。

 

知り合いがスキャンダルで困った時に、父親に言って、担当の記者を社会的に抹殺したと言っていました。

 

由緒さんが、どのような結果をもって、「社会的に抹殺した」と言っているのかわかりません。聞きたくもありません。しかし、それくらいのパワーはあるだろうなと思わせる由緒と財力が由緒さんにはあります。

彼女の旦那さんもまた「由緒ある家系」。釣り合いのとれる家柄で結婚する

由緒さんの配偶者は、何代も続く貿易関係の仕事をしています。

 

祖先は、廃藩置県が行われる前から商人として活躍していたそうです。由緒さんと結婚しようと思ったら、お金も持っているだけでは難しいんですね。やはり、家柄を大切にするのでしょう。

 

由緒さんの現在の家の中を見たことがありますが、ロココ調の美しい家具や調度品で溢れています。飼っている犬や猫にも品があります。ペットまでナイフとかフォークを使いそうな雰囲気です。

 

そんな由緒さんの身分の高さが覗えるエピソードを一つ紹介します。

 

結婚が決まって、旦那さんの家に引っ越したとき、荷物はありますか?と聞かれてこう答えたそうです。

 

「荷物はないけれど、彼女たちも一緒よ」

次のページ▶▶「生まれながらのお嬢さま」が嫁ぎ先に持っていった唯一のものとは

 


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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