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季節が移り変わる日本では、それぞれの季節の行事や祭り、風習などからしきたりや習わしがあります。これらが暮らしの節目ともなり豊かな日々を彩っています。日本女性としてぜひ、生活に取り入れていきたいものです。今回は(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生に、お正月の後始末、お正月明けにする風習についてお聞きする【後編】です。
【 気品を身につけるシンプルな教え#86正月過ぎのしきたり&習わし編 】
※名称や日時、しきたりは地域や年度により異なります。記事中の表記は松田玲子先生のご指導のもと、ポピュラーなもので紹介しています。
1月1日の「大正月」に対して、1月15日のことを「小正月」といいます。旧暦の1月15
日は新年最初の満月にあたります。そのため、小正月は満月をめでたい日としていた時代の
名残となり、現在では新暦の1月15日に祝う地域が多くなりました。
地域にもよりますが、小正月は農家にとっては一年の豊作を祈る大事な行事です。
小正月には小さく丸めた餅や団子を花が咲くように木の枝に飾る餅花などをしつらえます。
また、15日には小豆がゆを炊いて、家族の健康を祈る習わしもあります。小豆には魔除けの力があるとされ、その年の健康と厄除けを願って食べます。

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鳥居をくぐる前には一礼を
神社にお参りする時にはいくつか作法があります。まず何よりも大切なことは、参拝する前に精神状態を安らかにすることです。神社に着いたら、鳥居をくぐる前に一礼をします。
鳥居は神様の世界と俗世界を隔てる目印となりますので、崇敬する気持ちをこめて一礼します。
神社の参道の中心は神様の通る道とされていますので、端を歩くようにします。
手水舎(ちょうずや)のところでは、手と口を清めて
まず柄杓を右手で持ち、左手を清めます。
次に柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
再度右手で柄杓を持ち、左手にためた水で口をすすぎます。
柄杓に直接口をつけてはいけません
柄杓に直接口をつけている方をときどき見受けますが、口はつけません。最後に柄杓を立てて水を柄に流して洗ってから伏せて置きます。
神社によっては拝礼のしきたりが異なる場合もありますので、境内に提示してある拝礼の仕方にならって行うようにします。
拝礼をする前にお賽銭を賽銭箱に入れて、鈴がある場合は軽く一礼してから鈴の緒を持って軽く振ります。次に2回深いお辞儀をします。このことを「二拝」といいます。
その後、手を胸の高さで柏手を2回行います。このことを「二拍手」といいます。手を合わせて神様の心を込めて祈りごとをしたら、深くお辞儀をします。これが「一拝」となります。
参拝を終えて鳥居の外に出るときにも一礼します。
季節感や四季を愛でることが次第に薄れつつある現代、日本女性として生活のしきたりや習わしを知っておくことは、気持ちよく美しく暮らすヒントになるかもしれません。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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