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2023年4月から東京大学に通っています。さんきゅう倉田です。芸歴14年目になります。
東京大学には様々な団体があります。
定期試験の問題を100円で買い取って過去問として補完し学生が閲覧できるようにしている団体、本郷キャンパス内に立て看板を置く許可を取ろうとする団体(駒場キャンパスでは畳1枚分くらいのサイズの木の看板を立てることができ、サークルなどが広告として活用している)、昼休みには食堂前で、日が沈んだ頃には正門前で演説を行う団体、教員たちの学生からの評価をまとめた冊子「逆評定」を販売する団体など、ユニークな活動で学生たちの心を刺激してくれています。
先日はまた特別な団体を見つけてしまいました。その名も「東京大学だめライフ愛好会」(以下、だめライフ愛好会)。
その活動内容の詳細は分かりませんが、「だめライフ愛好会」というのは他の大学にも存在するようで、一定の知名度を持つ団体なのかもしれません。
だめライフ愛好会のXアカウントをフォローしていますが、具体的な方針や活動はよくわかりません。2時間ほど読みましたが、投稿数が多くて、それらしき投稿に辿り着くことができませんでした。
そんな謎多きだめライフ愛好会はクリスマスにキャンパス内で鍋を行っていました。
道具を持ち込んで、東大の図書館の裏の広場で実施したそうです。
具材には駒場キャンパスで採れた大根と水菜、クレソンを用いるなどして、ぼくの好奇心を掻き立ててくれます。駒場キャンパスに野菜が生えているという話は聞いたことがありません。キャンパスの環境に精通した方がだめライフ愛好会を運営しているのでしょうか。
ただ鍋をやって炊き出しのように振るまうことがだめライフ愛好会の目的ではないようです。それはXでの「鍋闘争」という言葉からも窺い知ることができます。
東大の敷地内でゲリラ的に鍋をすることで、学生のキャンパス利用の権利拡大を訴えているのかもしれません。
また、東大の各建物には目立つところに掲示板があり、サークルなどがビラを貼っています。その中に紛れる「耕作禁止」のビラ。今まで何のことか全くわかりませんでした。
「耕作禁止」の4文字だけで、説明はありません。過去に「赤とんぼ」を大音量で流した人がいたのかと思っていましたが、敷地内の開墾をやめるよう訴えている可能性が出てきました。
なぜなら、だめライフ愛好会がXで
①「耕作禁止」のビラに反応していた
②キャンパス内の「実効支配している領域」なるエリアを示していた
③その画像を引用して「北の畑を固めて西進するか」と畑の拡大を示唆していた
からです。
あの駒場産の野菜は自生したものなのか、はたまた、だめライフ愛好会が隠れて栽培したものなのか。興味が尽きません。今後の活動にも注目していきたいと思います。
ちなみに、中央大学だめライフ愛好会はクリスマスの夜に高円寺駅北口のロータリーで鍋をして、40人ほどの参加があったそうです。
東京大学には学生や教授、職員など誰もが知っているであろう特別な団体があります。それが「時代錯誤社」です。時代錯誤社の主な活動は、(ぼくが観測した限り)年二回発行『逆評定』の販売、『月刊 恒河社』の販売、自作の赤本などの販売、その販促活動としての演説です。
『恒河社』は毎月様々な企画にチャレンジしその記録を記事にしてまとめた雑誌で、ぼくのクラスに複数の固定客がいるほど人気です。
『逆評定』は、教員が学生を評価する「評定」の逆、学生が教員を評価したデータをまとめた冊子です。単位や良い成績の取りやすさ、先生に対するコメントなどが記載されており、履修登録には欠かせない道具となっています。先生たちは「大仏」「仏」「鬼」「大鬼」などと区分され、学生たちも「大鬼に当たった。最悪だ」などと日常的に口にします。我々の学生生活に根ざした冊子といえます。
つづき▶【後編】では、時代錯誤社が発行する『逆評定』をめぐる事件が勃発! その内容と、東大生たちの反応は?__▶ ▶ ▶ ▶ ▶
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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