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カジュアルなお店とは違い、少しドレスアップして行くレストランは戸惑うことがありませんか。そのような中で、所作が美しい女性は際立って目に留まります。普段から身に付いた余裕が美しさに繋がっているのです。どのような振る舞いをされるのか、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生にお聞きした【後編】です。
▶この記事の【前編】を読む▶口紅がグラスやカトラリーにつかないように、あらかじめ化粧室等でしておくべきこととは?…など、食事が始まる前のふるまい5選。
食事の時には、会話もお料理の一部です。食べることに集中せず、食事とともに会話を
楽しみ、よりよいコミュニケーションをはかるのも、相手への敬意表現であり心遣いで
す。相手が大切な話をしているときは、カトラリー(ナイフとフォーク)を置いて話を聴くと、真摯な気持ちが伝わるはずです。
また、口に入っている時にしゃべらないようにし、食べるペースも、相手の状況にできる限り合わせることで、相手との一体感も生まれてきます。
ナイフの刃先は自分側に向けておきます。なぜならば、ナイフの刃先を相手に向けることは、敵意があるサインとみなされたヨーロッパの歴史に由来するものだからです。ナイフの刃先は必ず自分側に向けます。
また、決してなさらないとは思いますが、ナイフを口に入れたり、ナイフについたソースをなめたりすることはNGです。
パンはかぶりつかずに、ひと口サイズに手でちぎってからいただきます。その際、親指指、人差し指・中指の3本をメインに使うとエレガントです。
また、ちぎった後のパンの切り口は相手の方に向けずに自分側に向けておきます。ちぎった後の切り口はあまり見栄えは良くないからですが、これもお相手への心遣いでもあります。
スタッフの方がワインを注ぎに来た時に、もう飲めないという場合。すぐに不要だとは伝えずに、まず「ありがとう」と伝えてから「結構です」と断りましょう。
また、注いでいただくときはグラスを手で持ち上げるのはNGです。
レストランの中での会話の大きさは、その日過ごすレストランに相応しいことも大切です。静かなクラシックが流れているところでは、静かに話すなど、会場内に流れているBGMの大きさが、話をする声の大きさの目安と覚えておきましょう。
美しい振る舞いの女性は、いかに相手と心地良い空間を共有できるかを考え、実践しています。時間に追われていると所作にまで気が回りませんので、心に余裕を持つことを心がけたいですね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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