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2024年3月。東京大学に入学して1年が経ちました。さんきゅう倉田です。
東京大学には「進振り」という制度があって、3年生から希望の学部に進学します。そのため入学から2学年の終わりまで、すべての学生が「教養学部」に在籍し、幅広い分野の授業を履修することができます。
東大生にとって1年生のかなり早い段階から、どの学部のどの学科に進学するかは重要なテーマとなります。進学する学科を予め決めている学生もいれば、複数の学科で迷う学生もいます。
ぼくは行動経済学と税法が学びたくて東京大学に入ったので、ほとんどが経済学部に進学する文科ニ類で入学しました。将来法曹に入りたい人は文科一類を受験するし、医者になりたい、かつ天才であれば理科三類で受験します。
個人的には工学部が東大の花形だと考えているので、とりあえず理科一類で入学して、ゆっくり学びたいことを探す学生もいるでしょう。
日常的に進振りや卒業後について話し合っていると(ぼくは20年前は日本大学の学生でしたが、将来について話したことはほとんどなかった)、留学も頻繁にテーマになります。
東大生たちの留学についてお伝えする【後編】です。
▶この記事の【前編】を読む▶東大にある把握できないほど多様な留学のプログラムとは?
2年生の秋学期からオーストラリアに留学する友人は1年の夏頃から準備を始めていました。彼は日本特有の文化的技術を習得するため、書道部に入っています。
卒業後にフランスに留学する先輩は4年の秋学期でフランス語の授業を選択しています。
在学中に留学をしたいと考えている友人たちは、留学の要件であるIELTSや TOEICの点数を伸ばすべく試験対策をしています。
それぞれが具体的な目標を持ち、それを達成するために情報収集を積極的に行う。そういう意識がないと、空虚なキャンパスライフを送ることになるかもしれません。自分と異なる活動をしている学生に話を聞くと、持っている情報の量と質にいつも驚かされます。
東大は多くの留学生を受け入れているので、彼らと交流する機会も用意されていて、4月や9月に行われる留学生を歓迎するパーティーは、一般学生も参加できます。
また「しゃべランチ」という名のランチ交流会が定期的に催されるし、七夕イベントやピクニックなど大学や学生団体が主体となって行事を行っています。
そういった案内は一度登録しておけば、定期的にメールで届くようになります。交流会だけでなく、東大総長とオックスフォード大学の前総長の対談やDuolingoの創業者の講演や誰もが知る外資系企業のインターン希望者向け説明会などの案内もあって、仲間を誘って出かける場所には困りません。
個人的には、「カラオケ行こう」「焼肉食べに行こう」と誘うことはないけれど、「東大の研究室のオープンキャンパス行こう」とか「弁護士と裁判官と検察官の鼎談イベントに行こう」などと声をかけることがよくあります。
そういう無料で参加できる場所が用意されていることは、大学生自身が気付きづらい大学生活の優れた点のひとつです。
あなたやあなたの家族が通う大学にも、知的好奇心を刺激する素晴らしい催しがあるかもしれません。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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