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ある人に好意を持っても、過去の恋愛話を聞いて「ちょっとアウトかな」と諦めてしまうことって、ないですか?
良いお付き合いがイメージできないと、せっかく芽生えた好意も育ちにくいですよね。
特に依存体質であることがわかると、自立した男性ほど「無理!」となります。
男性が引いてしまう40代独女の恋愛模様について、ご紹介します。
・「会社の同僚たちと話しているとき、アラフォーの女性が
『私の若い頃は、男がデート代を払うのが当たり前だったんだけど。
女に出させて当然って、そういうのを甲斐性なしって言うのよ』
と鼻息荒く口にするのを聞いてドン引きしてしまった。
いやいや、それってあなたにお金を使う価値がないのでは? と思ったけど当然言えるわけなく、みんな黙って聞いていたけどこれがモテない理由か、と納得。
聞けば数年前に別れた彼氏に『お前は金がかかる』って振られたのを今でも根に持っているらしく、年を取ると考え方を変えられない難しさを実感しました。
普通、それで振られたら自分が間違っていたのかなって反省しないの?」(35歳/公務員)
★ 「デート代はどちらが払うか問題」は、今でも話題になりますね。
こちらの男性が感じたのは、「付き合えばお金がかかる」部分ではなく「自分の考えをアップデートできない」ことの怖さ。
金銭面で男性に依存することを当然とする姿勢が無理だったといいます。
対等に付き合えないと思えば、やっぱり振られますよね……。
それが甲斐性なしって、ふたりで過ごした時間に同じように「投資」する気持ちはないのかな、と率直に思いました。
・「いいなと思っている年上の女性がいました。
友達関係ではあるけど、俺が仕事が忙しいせいでなかなかふたりで会う時間が作れず、とりあえず電話で話すようにしていたんだけど……。
ある日、
『私、自分より仕事を優先されるとダメなんだよね。
つらいときは一番に来てほしいし、愛する彼女が大変なときは有給とか取るでしょ?』
と、さも当然のように言われて背中が寒くなりました。
そういう彼女は派遣の仕事を一生懸命がんばっていて、俺も応援していたけど。
『有給とか取るでしょ?』って、忙しいときは申請できないし、自分も社会人なのに働く男の事情はわからないのかなって。
もちろんしんどいときは助けに行きたいけど、「仕事より自分が優先されるべき」って、重くないですか?」(37歳/営業)
★ こちらの女性は41歳ですが、これまで「自分より仕事を優先される」ことが多く、それが許せなかったそう。
好きな仕事をがんばっているのに、それでも男性には自分を先に守らせるって、その矛盾はどこから生まれてくるのか……。
男性だって、好きな女性が大変なときは真っ先に駆けつけたいと思います。
でも、それが難しいときだって当然あるわけで、それを理解できないのは「重い」となっても仕方ありません。
付き合っても、「すぐ来なかったらそれだけで終わりにされそう」と思えば、愛情もしぼんでしまいますよね。
お金があるに越したことはないんだけど、それはちょっと……
・「婚活パーティで知り合った40代の女性。
仕事をしていてひとり暮らし、自立した生活を送っているなら交際もしやすいなと思っていました。
相手も俺に興味を持ってくれて、何度かデートを楽しんでいたのですが。
いざ結婚の話になったとき、
『早く結婚しないと、老後が不安ですよね。
余裕のある暮らしがしたいから、今まで収入の低い男性はお断りしてきたんです』
って普通に話すのを聞いて、ちょっと待てよ、と心が立ち止まりました。
『お金がないとダメですか?』
と思わず尋ねてしまい、
『そりゃ、老後のことを考えたら当然じゃないですか?』
と、彼女の返事はとにかく「老後」。
正社員だけど給料は低くてカツカツの生活になっているのは気づいていたけど、それでも老いたときのことしか考えずに結婚するって、俺には無理ですよ。
今頃どうしているかなぁ、いい相手が見つかっていたらいいけど」(44歳/総務)
★ もちろん、お金はあるに越したことはありません。
ですが、最初からそれを条件にしてしまうのは、男性からすれば「老後に楽がしたいだけ」と思います。
自分の経済力をあてにされて結婚を考えられても、嬉しくないですよね。
「仕事終わりのデートは俺が車で迎えに行くのが当然だったり、自分の負担を減らしたがっているのはわかっていたけど」とこの男性は言っていましたが、こんな依存はやっぱり歓迎できません。
「老後のため」をあからさまに口にするのはアウト、と心得たいですね。
依存と信頼はもちろん違います。
お互いを認め合って良い関係を築けるのが幸せな恋愛であり、一方的に頼るつながりは対等な関係にならず、男性は引いてしまうのですね。
価値観の違いはあれど、明らかに「おかしい」と思うのは女性の中に依存したい気持ちが見えるから。
交際の前に知れたことがラッキーなのかどうか、男性は複雑な思いを抱えています。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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