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自分では気がつかず、無意識にしてしまっている言葉遣いがあります。特に、日本には敬語の文化があるので、社会人の言葉として正しい敬語が使えることは大切です。(一社)日本プロトコール&マナーズ協会・アカデミーの生徒さんがよく迷われる言葉遣いについて、本日はNGベスト5を主任講師の松田玲子先生に挙げていただきました。
【気品を身につけるシンプルな教え・リバイバル 言葉遣い編】
◆「嬉しいです」は、NG!

「嬉しい」のように「い」で終わる形容詞に、そのまま「です」を付けて「嬉しいです」と話している方が多くいます。
しかし、本来は間違いです。形容詞を丁寧語に変える際には、「嬉しく思います」のように動詞を続けます。
いくつか例を挙げますので、使ってみてくださいね。
・「嬉しい」→「嬉しく思います」
・「嬉しかった」→「嬉しく思いました」
・「嬉しくない」→「嬉しくありません」
・「嬉しくなかった」→「嬉しくありませんでした」
◆食事を促す際に時折使われる「どうぞいただいてください」もNG!!

食事をする際によくあるシーンです。友達同士なら、「どうぞ食べて~」と気軽に言えるかもしれませんが、社会人の女性でしたら、敬語が使えないといけません。しかし、とっさだと、「お食べになってください」などと言う方がいますがこれもNGです。
「食べる」にはさまざまな敬語表現があり、状況に応じて正しい言葉を選択する必要があります。「食べる」の尊敬語は数種類ありますが、敬意を示すランクがあります。「食べられる」よりも丁寧なのが「お食べになる」で、さらに丁寧な言葉が「召し上がる」です。
ぜひ、食事を促す際には「どうぞお召し上がりください」と伝えましょう。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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