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芸人をしながら東京大学に通っています、さんきゅう倉田です。東京大学の1・2年生は全員が教養学部の所属となり、文理を問わずさまざまな講義を履修することができます。
行動経済学と税法が学びたくて東京大学を受験したぼくも、興味のない分野の講義を履修しなければなりません。しかし、仕方なく選んだ講義が非常に面白く、大きな学びを得られる機会になる、という話の【後編】です。
▶この記事の【前編】を読む▶まだ解明できていない人名のアクセントについて、19歳の東大生が示した推論。研究者であるが教授をうならせることに!
講義のなかで疑問に思ったことは積極的に調べるし、関連分野の書籍を読み漁ることもあります。言語学に興味を持ったぼくは、日本語についていろいろと調べることにしました。
例えば、海外では、「まきずし」は「まきすし」、「ずわいがに」は「ずわいかに」と表記されることがあります。
旅行中に見つけて、「おかしな日本語だな」と思った経験がありませんか。
これらは単純な誤りの可能性もあるけれど、意図してそうしている場合もあるようです。なぜならば、外国では連濁に馴染みがないからです。
連濁とは、複合語を形成する後ろの言葉の1文字目が濁音になる現象です。
例えば、海亀(うみがめ)とか竹橋(たけばし)などは連濁しています。
この連濁のルールはとてつもなく面白いので、講義が全て終了した頃に、まとめて紹介したいと思います。
興味がある方は、「合鍵(あいかぎ)」や「手先(てさき)」はなぜ連濁しないのか、考えてみてください。
アマゾンのkindle unlimitedにも収録されているので、利用者なら実質無料で読めます。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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