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絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』(2013年)以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケ氏。頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけています。ヨシタケ氏は絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家として活躍してきました。
初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケ氏が考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示し、作家の「頭のなか」をのぞいてみます。発想の豊かさに支えられたヨシタケさんの「かもしれない」展示空間を、ぜひご体感ください。
吉田遠志の父は明治の天才画家吉田博。母ふじを、弟の穂高、その妻千鶴子も版画家でした。また息子の司、姪の亜世美も世界で活躍し続けるアーティストであり、吉田遠志氏はこの芸術一家・吉田ファミリーを支えつづけ、常に一家の中心にあった芸術家です。父・吉田博のもとで日本の伝統木版画の技術を磨いた遠志は、木版画の実演と講習で全米、欧州を巡遊し、取材はアフリカや南極など世界各地に及びました。
本展は画家吉田遠志氏の初の回顧展となります。ぜひ会場で吉田遠志氏の世界に浸ってみてくださいね。
イラストレーション、デザイン、アニメーション、映像、役者など多岐に渡る分野で活躍しているよシまるシン。これまで、世の中の、「もの」「人」「事象」などのあらゆる関係性に着目し、それらをビジュアル化した「謎の図」「図漫」「現代あみだ」などの作品を発表してきました。
今回の展示では、自身の作品にもしばしば使われる「記号」について考えを巡らせ、そこから導き出された、「媒介」「仲介」といった言葉に注目します。また、よシまるシンのデザインをグラフィックユニットZONSHANGがシルクスクリーンの手法を駆使し、印刷した限定コラボレーションポスターも発表します。
「宇宙の輪の中心のスペースサークルセンター」の中で繰り広げられる、複雑で多層に織り重なった、よシまるシンワールドをぜひお楽しみください。
細川家の家紋・九曜紋(くようもん)は、9つの星を表すといわれています。星への信仰に由来するこの紋様は、古くから加護を願って車や衣服にあしらわれ、やがて家紋として広く用いられるようになりました。
家紋をテーマとした本展では、こうした大名家の伝来品にみられる九曜紋を幅広く展示し、細川家と九曜紋の関わりを紹介します。作品のあちこちに隠された九曜紋を探しに、2024年夏は永青文庫へCome on!
「うだるほどの暑い日々、意識をしてなくても過ぎていく日々。少し立ち止まって、涼しい空間で絵を眺めて、そっと一呼吸おける時間になりますように。」という思いが込められた本展では、レトロ・ヴィンテージな女性をモチーフにしたイラスト作品とエッセイが展示されます。イラストを使用したオリジナルグッズの販売や、似顔絵のオーダーも予定されています
「足をとめて ちょっと涼んで」――その名の通り、夏の喧騒を忘れ、ノスタルジックで心癒される空間で、芸術との静かな対話をお楽しみください。暑い季節だからこそ、ゆっくりと立ち止まり、アートの涼風に身を委ねてみてはいかがでしょうか。
イラストレーションや漫画を中心に、雑誌や広告、グッズやCDジャケット、MV製作など多彩な活動で知られるイラストレーター ・神保賢志の個展です。手描き作品に宿る新鮮さと生々しさを半分にすることにより、アート愛好家から神保賢志ファンまで、幅広い方々にお楽しみいただける展示となっております。日常に彩りを添える「セミフレッシュ」な作品たちとの出会いをお見逃しなく。
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