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暖かくなってくると、花粉症に悩まされる人が多くなります。
薬やマスクが手放せない、会社でも常に目薬をさしながらパソコン……なんて、ツラいですよね。
ですが、周りに人がいるオフィスでは、花粉症のときもマナーが大切。
「仕方ないでしょ!」なんて毒づきながら平気で鼻をかむような40代独女では、男性も思わず目をそらすかも……。
男性が「絶対やめてほしい」と思った、”私、花粉所だから”のアピールにはどんなものがあるのか、ご紹介します。
・「うちの部署にいるアラフォーの社員、毎年花粉症になると箱ティッシュを持参してくる。
それはいいんだけど、デスクでも平気で鼻をかむし、使用済みのティッシュが足元のゴミ箱にいっぱいになっているのがキツいです。
そのゴミ箱、俺たちも使うんだけど……」(34歳/薬剤師)
・「俺も花粉症だから、この時期は移動中でもポケットティッシュが手放せません。
それで、困るのが”使用済みティッシュ”の捨て場所。カバンの中にビニール袋を突っ込んでいてその中に捨てるようにしています。
が、同僚の女性は鼻をかんだティッシュを平気でスーツのポケットに入れていてドン引き。
本人がいいなら文句ないけど……目にすると気分的にしんどいですね」(38歳/営業)
★ きっと誰もが処分に困る、「使用済みティッシュ」。
家ならすぐゴミ箱に放り込めるけど、オフィスではゴミ箱が共用の場合が多く、ほかの人も使うのに捨ててしまうのはやはりNG。
「みんなで使うのに、自分の近くにゴミ箱を移動させる人も困る」という声もありましたが、鼻をかんだティッシュはできればほかの人の目に触れないように始末したいですね。
……スーツのポケットにそのまま突っ込むって、それ、衛生的に大丈夫?
・「隣の席の同期なんだけど、花粉症の時期になると漢方薬を会社に持ってくるんですよね。
『これがないと頭がスッキリしないの』って、わかるんだけど、そのドリンクがすごくクサくて……。
漢方独特のニオイというか、隣で仕事していると病院にいるような気分になって、たまに席を立っています」(35歳/総務)
・「先日のこと。フロアが甘いニオイでいっぱいになっていて、何事かと思ったら40代の女性社員が
『花粉がつかない柔軟剤を使っているの』
って……。
ここまで効かせる必要ある!? って思うけど、誰かが注意したら『仕方ないでしょ!』って噛み付くし、厄介すぎる」(40歳/公務員)
★ 花粉症でも”スメハラ”!? と耳を疑ったのがこちらのエピソード。
薬が必要なのはわかりますが、匂いのするものはデスクではなく給湯室など人のいないところで飲むほうがベター。
また、最近は花粉を寄せ付けない効果をうたう柔軟剤もありますが、それも度が過ぎた量を使うと立派な「香害」になります。
「仕方ないでしょ」は、花粉症の本人が言うものではありません。
自分さえ良ければいいという態度は、周りの人にネガティブな印象しか残さないと心得たいですね。
メイクをするのもつらいこの時期ならではの問題が……
・「違う部署の女性なんだけど、花粉症がひどいらしくっていつ見てもメイクが崩れているのがツラいです。
まぶたは腫れているし唇はカサカサだし、先日『マスクしたら?』と思わず言ってしまった。
すると『マスクは呼吸がしにくいから苦手で……』って、パンダ目どころかファンデーションも溶けているその顔で過ごすのは平気なの?」(35歳/サービス)
・「一度びっくりしたのが、『花粉症で肌が敏感になっていて、メイクができないの』ってすっぴんで出社してきた同期。
確かに肌荒れしているのがわかって、普段と全然違う人に見えてしまうのが悲しかったです。
女性って大変なんだなと同情はするけど、ふたりで商談先に行くのはちょっと気が引けて……。
マスクをつけると余計に誰かわからなくなるから勧めることもできないし、困りました」(37歳/教育)
★ 花粉症になると、ホルモンバランスの乱れから肌荒れが起こったりニキビができやすくなったりしますよね。
メイクをするのもつらくなるこの時期ですが、綺麗な状態を保てなくて崩れた顔を見せてしまうのは気をつけたいこと。
また、すっぴんで出社せざるをえないとしても、周りの人に与える印象を無視するのはNGです。
マスクやメガネなどの小道具をうまく使って、少しでも違和感を減らせるようにしたいですね。
メイクや顔のことは、気になっても男性からはなかなか言い出せないのが本音。
こちらがしっかりと「対策」をしておく必要があります。
男性が「やめてほしい」と思うのは、花粉症で苦しむ自分を周りは受け入れるべき、というアピールです。
症状が重くなれば大変なことはわかりますが、だからといって傍若無人に振る舞っても良いことにはなりません。
一緒に仕事をするなら、周りに気を使わせないことも大切なマナーです。
花粉症を予防することはもちろん、症状が始まってしまったときは、なるべく周囲を巻き込まないような過ごし方を考えましょう。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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