/
金木犀(キンモクセイ)は高貴な印象を与えるような強い香りに反して、花自体はとても小ぶりなことから「謙虚」「気高い」「真実」などの花言葉を持っています。
金木犀は、上記の他に恋愛に関する「初恋」「陶酔」といった花言葉ももっています。「初恋」は、小さくかわいらしい花と、一度嗅いだら忘れられない強い香りに由来するそう。また、酔いしれてしまうほどのうっとりする芳香であることから「陶酔」という花言葉がつけられたといわれています。
その他の花言葉に、あの世のことを指す「隠世」というものがあり、怖いというイメージを持っている人も多いよう。強い香りは邪気を払うとも考えられており、神社などに植えられていることが由来だとされています。しかし、金木犀の花は太陽を象徴して闇を打ち払う縁起物でもあるんですよ。
真っ白で美しい花が特徴的な銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉は「初恋」「高潔」「唯一の恋」「あなたの気を引く」。中国では古くから、デートの前に銀木犀入りのお酒を飲んで甘い香りを漂わせてデートに挑むという習慣があったため、「恋」に関する花言葉が多いのだといわれています。
金木犀は、春の沈丁花・夏のクチナシと並び日本三大香木と呼ばれています。開花時期は9月中旬〜10月下旬。見頃の時期は短く、開花してから2〜3日、長くても1週間ほどで散ってしまいます。しかし、散った小さな花が絨毯のようになり、香りも強く残るので秋の風物詩として親しまれている花です。
原種となった銀木犀が白い花をつけるのに対して、金色の花をつけることから金木犀の名前がついたといわれています。“モクセイ”は、木の樹皮がサイの皮膚に似ていることに由来するそうです。また、英語では「Sweet olive」と呼ぶのが一般的。金木犀の香りがする香水やアロマオイルの商品名としては「Osmanthus(オスマンサス)」の名が用いられることも多くあります。この語源はギリシャ語の「osme(香り)」と「anthos(花)」です。原産国の中国では、「丹桂」という名をもっていますが、一般的には「桂花」と呼ばれています。
金木犀が誕生花となる誕生日は、上記の通り、秋頃です。開花時期が短いからこそ「秋といえば」という印象が強い花なので、秋を感じられるプレゼントとしてもおすすめです。
ここからは、minneで見つけた、金木犀モチーフのアクセサリーや金木犀の香りがする作品などをピックアップしてご紹介します。秋生まれの方・金木犀が誕生花の方へのプレゼントにもぴったり。恋愛にまつわる花言葉を思わせるお相手にもぜひ。
見ているだけでも癒される、やさしいタッチの金木犀がプリントされたレターセットです。嬉しい報告や、お礼状などにもぴったりですよ。
花びらを1枚ずつピンセットで選り分けながらつくられたジュレジャムです。お湯に溶いて、金木犀茶としていただくことができます。
好きなデザインを好きな指にカスタムオーダー可能。うねうね、金木犀、マグネットなど、バラエティ豊かなデザインでコーデの秋らしさを高めてくれますよ。
さりげなく揺れるデザインと透け感のあるオレンジが美しい金木犀のピアス(イヤリング)。カジュアルにもキレイめコーデにも組み合わせられる活躍の場が多いデザインです。
ティーポットとカップに映える金木犀を眺めると、まるでお庭にいるような清々しい気持ちに。お茶の色でも表情を変える、クリアな耐熱ガラスのデザインにもうっとり。
秋らしさと個性を存分に楽しめるレジンリングです。存在感がありながらもクリアでぷくっとした暖色カラーで身につけやすいデザイン。シンプルコーデのアクセントにも◎
首やバッグに巻いたり、お弁当包みやランチョンマットにしたりとマルチユースな大きめのハンカチ。年齢問わずに使いやすい水彩画のデザインで贈り物にもおすすめです。
火を灯すとパチパチと焚き火のような音がする、木芯を使ったアロマキャンドル。ふんわりと漂う金木犀の香りと、やさしい灯りに癒されます。ちょっとしたプチギフトにも◎
レトロでかわいいステンドグラス風デザインのアロマキャンドルです。火を灯さず飾っているだけでもキラキラとかわいいデザインで、秋の模様替えの主役にぴったり。置いているだけでもやさしい香りを楽しめます。
オレンジと金木犀がぎゅっと詰まったボタニカルキャンドル。温かみのあるカラーや質感のアンティークさがおしゃれな作品です。木芯を使用しているので火を灯すとパチパチと気持ちが鎮まる音も楽しめます。
金木犀は見た目のかわいさや香りなど魅力がたくさんの花。花言葉の意味を知ってモチーフアイテムを身につければ、もっと秋を豊かに感じられますよ。minneには他にもたくさんの素敵な金木犀にまつわる作品がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事のライター
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント