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体が重くてお腹はパンパン、ごはんも美味しくないし、お肌の状態もイマイチ。便秘になると体調が優れないことはもちろん、気分だって沈みがちです。
そうは言っても、生活習慣に気をつけているつもりなのに、なかなか出ないんだよね~。
ポッコリお腹を抱えて、途方に暮れているアナタに、今すぐできる快便エクササイズを5種類ご紹介します。
教えてくれたのは、女性専門の肛門外科・胃腸内科診療を行っている日本橋レディースクリニックの野澤真木子先生です!
日々の合間の適度な運動で
腸のぜん動運動を促して
便秘を解消するには適度な運動も必要です。激しいものではなく、ウォーキングや体操など、軽い運動を日々の暮らしに取り入れましょう。
「体操で腹筋を使ったり、お腹をマッサージすることで腸のぜん動運動が活発になります。また、体を軽く動かすことで、よい気分転換になり、副交換神経が優位になって胃・小腸・大腸などの消化器系の働きが活発になります」(野澤先生)。
出ない!ときの
お手軽エクササイズ
太ももでお腹を圧迫することで腸に刺激を与え、さらにかがむ姿勢をとることで便が出やすい体勢になります。和式トイレに座る・立つ、を繰り返す気分で数回行います。
腸屈伸
仕事中など、座ったままでできる体操です。両手をひらいて下腹部に当てて前にかがむことでお腹を押し込み、圧迫します。両手を握りこぶしにすると、より効果大。
手のひらでおへその周りを大腸に沿って右のお腹からおへその上の方へゆっくりと「の」の字をかくようにして時計回りに2~3分、お腹をマッサージします。
ずっと同じ体勢でいると、腸の動きも鈍ります。デスクワークが続いたら背筋を伸ばしてウエストを左右にツイストします。背中やわき腹、お腹が動くことで腸に働きかけ、血行も促進。
足ぶみ
長時間座りっぱなしでいたら、立ち上がって足踏みしたり、ワンフロア歩いたりして気分転換を。リラックスして副交感神経が優位になり、消化器系の働きも血流もアップします。
こちらの運動は『大人のおしゃれ手帖』7月号20ページからの巻頭特集「今、『見直す』大人のからだ」からお届けしました。“
便秘体質脱出メソッド”
のほか、呼吸法や骨盤ケア、歩き方改善など、からだメンテナンスを追究した一大特集。女性ホルモンの関係で、からだに変化のサインを感じる40~50代の女性に向けて、これからの10年間を元気で過ごすためのヒントをお届けしています。
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photograph: Jun Fujiwara, Wakana Baba
styling: Megumi Nishimori
text: Mizuki Sakaguchi
※誌面画像の無断転載はご遠慮ください
この記事のライター
宝島オンライン
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