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あたたかい陽気が続くようになると、春の訪れを感じますね。
冬の間は出不精だった人でも、春になるとお出かけしたくなるという男女は多く、デートの機会も増えるもの。
ですが、イベントが多い春デートではちょっとした態度が男性のテンションを下げることもあります。
「イケる!」と勘違いした40代独女の振る舞いは正直ツラい……。
実際にどんなエピソードがあったのか、男性に話を聞きました。
「一年間、同じ部署で働いてきたアラフォーの女性。
ひそかに好意を寄せていて、今年度も机を並べることが決まったから思い切って花見に誘いました。
『じゃあお弁当とお酒用意するね!』
って言ってくれて、すごく嬉しかったんだけど……。
当日、用意してくれた手作りのお弁当は美味しくて、お酒のツマミもいろいろあるのはいいんだけど、持ってきたビールや缶チューハイの量がハンパない。
『これ、ここで全部飲むの?』
と訊いたら笑顔で『当たり前でしょ!』って言われて、大丈夫かなと心配していたら案の定酔いつぶれて、最後はまともに会話もできず。
『私、お酒が強いって有名なんだから』って、知っているけどこんな場所まで酔っ払う姿は見たくなかったな、と正直がっかりでした」(36歳/薬剤師)
★ この女性の勘違いは、「お酒に強い私」を男性とふたりきりで過ごすときまでアピールしようとしたこと。
お花見デートは、たくさん飲める自分を見せるのではなく一緒に桜を眺めるのを楽しむ時間。
せっかく手作りのお弁当が好印象だったのに、酔いつぶれる自分でネガティブな記憶を上書きしてしまうなんて、もったいないですよね。
「お互い甘いものが好きなことを知っている女友達がいて、性格も合うし彼女になってほしいなと思っていました。
いつもほかの友人と一緒の時間が多かったから、思い切っていちご狩りに誘ってみることに。
『いちごが食べ放題なんて、嬉しいね!』
と喜んでくれる姿を見たら、それだけでテンションが上りました。
が、当日の彼女はパーカーにジーンズと”やる気満々”のスタイルで、食べ放題の時間が始まると一目散にいちごの棚へ。
片っ端からかごに入れていって、俺のことは無視。
その鬼気迫る雰囲気に気圧されて、声をかけるのもためらっている間に彼女ひとりでどんどん進んでしまって。
できれば、こう、並んで一緒に摘みたいと思っていたので、何だか寂しかったです。
やっと俺のもとに戻ってきたと思ったら、
『これ、私だけで食べるんだから』
と大量のいちごを後ろ手に隠されて、もういいや、と投げやりな気分になりましたね……」(40歳/公務員)
★ こちらの女性の勘違いは、ふたりで来ているのに自分の欲望だけを満たすのを当たり前と思ったことです。
男性の恋心から誘われたことは伝わっていなかったとしても、連れがいるならペースは合わせるのがマナー。
どうしてもひとりで行動したいときは、動くまえに男性の断りを入れるべきでした。
「どんだけ食い意地張ってるの」と男性に思われるのって、恥ずかしくないですか?
ドライブ中は○○に注意ですよ……!
「いい感じだった同期の女性と、ドライブがてらチューリップが有名な公園まで行くことに。
『俺が車は出すから』と言ったら、『じゃあガソリン代と高速代は払わせて』って、いい女性だなと思ったんだけど……。
当日、助手席に座ったと思ったらすぐにお菓子を取り出し、『小腹が空いちゃって』と俺に断りもなく食べ始める姿にまずびっくり。
スナック菓子の匂いが車内に充満するから、換気がしたくて窓を空けると『寒いから閉めて!』。
食べ終わったら手鏡を取り出して化粧直しして、そのときに爪楊枝で”シーシー”する姿からは思わず目をそらしました。
それでもおしゃべりは楽しくて、途中で休憩しながら走っていたんだけど目的地付近になって彼女からの返答がなくなり、ふと見るとなんと眠っていました。
『リラックスしすぎだろ』って思わずつぶやいた……。
チューリップが咲き誇る公園はすごく良かったけど、傍若無人に振る舞う彼女を隣に乗せるのはもう無理かな、と思いましたね」(36歳/看護師)
★ こちらの女性の勘違いは、男性が車を出してくれたのを「自分は助手席で好きにしていいんだ」と思ってしまったこと。
どんなに仲が良くても、自分の車でないなら飲食は控えるか、必ず許可を得てから食べるのが常識ですよね。
メイク直しも、できれば男性は見たくないと思うもの。爪楊枝を取り出せるなんて、用意周到さがかえってドン引きされることに。
眠ってしまうのは仕方がない場合もありますが、これだけ好き放題やったあとなら悪い印象しか残せません。
誘われたことで調子に乗ってしまうと、それっきりになる可能性が高いことを、忘れずにいましょう。
「ガソリン代とか気を使ってくれるのは嬉しかったのに」と、この男性にとっては悪いギャップが多かったようです……。
春デートは、お花見などイベントが多くて女性に対する期待がどうしても高まるときでもあります。
ただ楽しく過ごしたいだけであっても、勘違いした振る舞いを目にすると恋心は萎えてしまい、それっきりになることも。
男性の気持ちを尊重して、一緒に楽しむ姿勢を忘れずに持てるのが、その後の関係も発展させていける40代独女の特徴です。
幸せな思い出となる春デートのためにも、配慮を欠かさない女性でありたいですね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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