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40代になっても、愛する人とはいつまでもラブラブな関係を築きたいのを理想とする女性だって少なくありません。
「愛に年齢は、関係ない!」とも言えますし、大人世代になっても豊かな愛情表現をしあっているカップルは、周囲から見ても微笑ましく感じますよね。
しかし一方で、年齢を重ねるとともに愛情表現が乏しくなる男性が増えてくるのも、また実態。
そこで、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする私、並木まきが、40代になっても恋人や妻への愛情表現が豊かな男性にありがちな傾向を分析します。
「男性は、大なり小なり寂しがりや」とも聞きますが、人前で「俺って、寂しがりやなんだよねー」を公言している男性ほど、人前でパートナーに愛情表現することを厭わない傾向を感じます。
男性固有のプライドが邪魔をして「寂しがりや」であることを口にできない人も少なくないなか、むしろ進んで自らを寂しがりやだと言える人ほど、実は男気があるタイプも珍しくありません。
そして、人前でパートナーとラブラブすることに対しても「俺って、寂しがりやだから、ラブラブして安心したいタイプ」という大義名分が生まれやすくなるのか、「寂しがりやです」のセリフを臆することなく発する男性のほうが、人前での愛情表現が豊かな傾向にあるのを実感します。
弱いところを素直に出せることこそが、むしろ“男の強さ”になるのだと個人的には感じてやみません。
40代女性の恋のお相手ともなると、過去に婚歴がある男性も珍しくない実情に。
そして、過去の離婚等を“失敗した”と思っていて、なおかつ「次こそ、失敗したくない」な考えが強い男性ほど、人前でパートナーに愛情表現するのも嫌がらない傾向を感じます。
ある意味、過去に結婚をしていることで何かが「吹っ切れていて」、だからこそ独身を貫いてきた同年代の男性よりも、言動にも丸みが出るのかもしれません。
また「大事な女性には、常にきちんと愛情を示さないと、失敗につながりやすいよなー」などと、自身の経験則からの教訓となっているパターンもあります。
このあたりは万年独身貴族な男性のほうが、“妙なプライド”が邪魔して「人前でパートナーとイチャイチャするなんて、恥ずかしい」という心情が強い面も否めないと思います。
類は友を呼ぶ⁉ その男性がどんなコミュニティーに属しているかでわかる?次ページ
「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、人前でパートナーに愛情表現「する」or「しない」についても、その男性がどんなコミュニティーに属しているかにより、大きく異なる実態を痛感します。
親しい仲間たちに、人前でもラブラブできるタイプが多いほど「パートナーには、人前でもやさしくして当たり前」、「人前でもラブラブするのは、仲がよければ当然のこと」などの心理が働きやすい傾向があるのは確か。
逆に「人前で女にヘラヘラするなんて、みっともない男がやることだ」などの思想の持ち主とつるんでいる男性ほど、誤った男尊女卑的な接しかたになりがちなのも傾向で、だからこそ、意中の男性がどんな仲間たちに囲まれているのかが明暗を分けると言って過言ではないと感じます。
40代や50代になっても、仲間たちと足並みをそろえたキャラを意識する男性は少なくないために、このあたりは想像以上に大きな影響を受ける部分だと思っておくといいのではないでしょうか。
周囲が目を覆いたくなるほどの下品なイチャイチャをする40代カップルは、誰もが「いかがなものか」と思うものの、人前で節度ある愛情表現ができるやさしい男性との恋を望んでいる女性は、決して少なくないのも実態です。
「女は黙って、3歩後ろをついてこい」的な昔ながらのオラオラ男性は流行らない今、人前でも適切なラブラブを惜しげなく表現できる男性を望んでいるかたの少しでも参考になれば幸いです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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