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付き合ってどれくらいで暮らし始めるもの? そのきっかけは? 親は知っているものなの?
そこでリクルート住まいカンパニーはカップル専用アプリ「Between」の会員のうち約4700名にアンケートを実施。調査結果をもとに、意外と知られていない「同棲(同居)カップル」の事情について紹介します。
「Between」とは、彼氏・彼女と二人だけの空間で、チャットや写真、記念日、そしてスケジュールの共有が出来るコミュニケーションアプリ。このアプリの会員に同棲開始のタイミング、同棲のきっかけなどを聞いてみました。「付き合ってから同居を始めた時期は?」について調べてみると、「3カ月以内」が約4割。「3~6カ月」も入れると、半数以上が付き合って半年以内で一緒に暮らし始めたことが分かります。
付き合って3カ月といえば、最もラブラブな時期。「いつも一緒にいたい」、「帰るのがもったいない」と思って、同棲に至るカップルが最も多いのは当然の流れかも。どちらかが相手の部屋に通ううちに転がり込むなんてケースが多そうです。
同棲のタイミングは1年以内がなんと約7割となっています。ただし、「1~2年」は14%、「2~3年」だと5%になり、付き合っている期間が長くなるほど同居を始めるカップルは少なくなります。ここまで付き合うと、「同居」より「結婚」という形をとるのかもしれません。
同棲のきっかけは、「相手の部屋に通ううちに」が約32%きっかけは、男女ともに「お互いの家に通ううちに」が3割以上と第1位。同棲している部屋も「相手もしくは自分の家に一緒に住む」というケースが約半数なので、「彼氏彼女の家に通ううちに…」→「帰るのが面倒になって」or「ずっと一緒にいたい」→半同棲から同棲になだれこむのが王道のパターンのようです。
「付き合っている期間」別に「相手もしくは自分の家に住み始める」割合をみてみると、付き合っている期間が短いほど、相手もしくは自分の家に住み始める割合が高い結果に。どちらかの部屋に転がり込むだけなら、「相手が出て行ったから、家賃が払えない」なんてリスクもなく、別れても同棲生活は自然消滅するだけ。
「それこそ付き合って当日にほぼ同棲がスタート」なんてお手軽ケースも多そうです。ちなみに、賃貸契約書には「同居人は事前申告」とある場合が多いので、無断の同居は契約違反になるので注意が必要です。
次に、同居を始めたきっかけをみてみると、多い順に「相手の部屋に通ううちに」が32%、「婚約/結婚したから」が16%となっています。つまり「付き合いから自然に同棲に至る」カップル、「結婚前から同居し始めると、結婚式の準備や新婚生活がぐっとスムーズになる」と計画的に同居を始めるカップルの2パターンがあるようです。
また、「結婚する前のおためし」が12%であることから、結婚生活がうまくいくかを事前に同居で確認するカップルも一定の割合でいるようです。
一昔前までは、「未婚の男女が一緒に暮らすこと=親には隠すこと」というイメージが強い同棲ですが(特に「娘の親」は気にする?)、実際はどうでしょうか?。
男女共に、「同居する前に話した」という人が約6割。「同居してから話した」を含めると、同居を自分から報告する人は約8割にのぼることがわかります。「同居してからバレた」「まだ知らない」のナイショ派が約2割なので、大きく引き離しています。
実家暮らしなら「娘・息子が帰ってこない」ことは当然分かるわけで、自ずと「知らせる」ということに。また昔に比べると、携帯電話が普及し、「いつでも連絡はつく」という安心感があるのかもしれません。
新たに新居を借りる場合に、親に保証人になってもらうということもあるので、当然親の知ることに…なるというケースもありそうです。
元の住まいが実家かひとり暮らしかで、親へ報告する必然性の度合いが異なるので一概には言えませんが、親にもちゃんと伝え、みんな納得の同居スタイルが、今はスタンダードなようです。
「SUUMO カップルの住まいと暮らしに関するアンケート」調査概要この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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