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一つの家に住むとき、家具や家電、カーテンなど、全体のインテリアは夫婦でどうやって決めているの? 二人で? それともどちらかの意見を尊重? 夫婦の暮らし方調査の第5弾では、男女間での考えの違いやインテリアを決める際のエピソードなどについて取り上げます。これから住まいを決めるという人は要チェックです!
インテリアに関しては、妻の意見が優先されることが多い
夫婦で住まいのインテリアの好みは合うもの? そんな疑問への回答は、「合う」「どちらかといえば合う」を合わせると74%もの人が「合う」と回答し、「合わない」「どちらかといえば合わない」は合わせても22%でした。
また、夫婦でインテリアに関する意見の相違があった場合、どう決めているかを聞いたところ、「二人で話し合って決める」(35.7%)をおさえて「妻の好みを優先する」(42.0%)がトップとなりました。
「夫の好みを優先する」が8.0%しかないことを考えると、「部屋や場所によって分けている」(13.3%)も一部あるものの、インテリアに関しては妻の意見が通ることが多いことが分かりました。家具や家電など住まいのインテリアに関しては、男性より女性のほうがこだわりが強いのかもしれません。
意見の相違点は、カーテンの色や柄、家具・家電の価格帯など具体的にどんな相違があったかと聞いたところ、以下のようなコメントが挙がりました。
【夫】
・カーテンの色が、暖色か寒色か(38歳)
・色、価格帯が合わない(40歳)
・自分はあまり意見を言わないが、妻のこだわりが強すぎるときには自制を促す(42歳)
・好みの違いはあるが、面倒くさいので意見しないで妥協している(50歳)
・自分自身にこだわりはない。安ければいい(51歳)
・照明。部屋の明るさの問題。私はホテルのような間接照明が好きではない(65歳)
・和風VS洋風(65歳)
・妻はアンティークが好きだが私は興味なし(69歳)
【妻】
・夫はシンプルが好き、わたしは派手好き(30歳)
・リビングのカーテンの色でお互いの意見が合わなかったときは、ネットなどでインテリアをいろいろ調べて決めた(31歳)
・私は機能性、値段重視。夫は見た目重視で値段が高くてもあまり気にしないので、その中間の物を選ぶことが多い(32歳)
・夫の趣味はださい(44歳)
・夫はインテリアにあまり感心がないので、好きにしていいと言ってくれるから(48歳)
・自分はシンプルでモダンが好きだが、夫はアジアン系が好きなので合わない(58歳)
・照明の明るさの違いで意見が合わなかったことがあった(66歳)
・それぞれが、自分の趣味の物を飾りたい(69歳)
毎日過ごす場所だから、部屋のインテリアに関して妥協はしたくないもの。でも、夫婦といえども、意見の相違があることもあるでしょう。今回の調査では、最終的に妻の意見を尊重する夫婦が多いことが分かりました。
コメントを見ていると、男性側は「あまり意見がない」「シンプルが好き」「こだわりがない」、女性側は「夫が私に任せてくれる」「夫は家具にこだわらない」という人が多く、女性のほうがインテリアに関して意見があることが多いことが分かります。好きな家具や家電があると気分は上がるもの。女性は特にその傾向があるのかもしれませんね。
また、意見の相違がある場合も、話し合いはあるが、インテリアにこだわりのある女性側の意見が通る夫婦関係が多いようで、これが夫婦円満の秘訣なのかもしれません。
次回は夫婦間でのお金の使い道に関しての調査です。どのような点で妻・夫にイライラするのか、高価なものを買うときは相談するのかなど、ほかの夫婦はどうしているのか、ズバリ聞いていますのでご期待ください!
●調査概要この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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