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夫婦の暮らし方調査[6] 夫や妻のお金の使いかた、どんなときにイラッとする?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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夫婦の暮らし方調査[6] 夫や妻のお金の使いかた、どんなときにイラッとする?

他の夫婦はどうしているの?と気になりつつ、なかなか人には聞けないのが家庭内のお金の問題。どんな点で、妻や夫にイライラするのか、高価なものを買うときはパートナーに相談する? それとも内緒で? など、聞きにくい内容をズバリ聞いてみました。
夫は妻が「お金を使いすぎる」、妻は夫が「趣味や飲み代にお金をかけすぎる」ことなどにイライラ

まず、お金の使い方に関して、配偶者にイライラすることはあるかという問いに対し、「ほとんどない」(36.0%)がトップ、次に「たまにある」(20.3%)、「ときどきある」(15.7%)。「ある」人と「ない」人がどちらも約半数という結果でした。

【画像1】「ほとんどない」「全くない」を合わせると、約半数が「ない」という結果に(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】「ほとんどない」「全くない」を合わせると、約半数が「ない」という結果に(出典/SUUMOジャーナル編集部)

イライラすることがある人はどんなことにイライラしているのか、コメントは以下のとおり。
【夫】
・必要以上の買い物をする(37歳)
・子どもの物を、何でも良い物を買い与え過ぎる(40歳)
・節約の意識が足りない(42歳)
・無駄遣いが多い(47歳)
・着ない服や靴がたくさんあると思う(56歳)

【妻】
・飲み会が多く、貯金があまりできない(27歳)
・お金のことになると細かい(30歳)
・スーパーなら安いのに、コンビニでジュースやお菓子やカップ麺を買ってくる(30歳)
・フィギュアなどを大量に買っている(42歳)
・ゴルフにお金を使いすぎる(45歳)

夫側の意見として特に多かったのは、妻が「お金を使いすぎる」「無駄な買い物が多い」という内容のもの。女性としては必要なものを購入しているつもりでも、夫側から見ると無駄に見えることが多いようで、「必要以上に買い物をしている」と捉えているようです。

一方、妻側は、配偶者が「趣味にお金を使いすぎる」「飲み会が多すぎる」「同じものでも高いお店で買う」などの内容のコメントが多数。例えば、夫の趣味であるフィギュアやゴルフ、パチンコなどは女性にとっては無駄なもののようで、そこにお金をかけることにイライラしている人が多いのが特徴的でした。
どれも「自分にとって必要なもの」を購入したり、「自分にとって必要な時間」を過ごしているのですが、それがパートナーにとっても必要なわけではないようで……お互いに理解し合うのはなかなか難しそうです。

家具、家電、車などの高額商品のほか、私物の購入に関しても配偶者に相談している人が多い

また、日用品や食料品以外で何か買いたいものがあった場合、配偶者に相談しているかという問いに関しては、「何を買うかによっては相談する」(53.7%)に次いで、「金額によっては相談する」(42.0%)となりました。

【画像2】金額や内容により相談する人が多数。「相談しない」は17.3%だった(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像2】金額や内容により相談する人が多数。「相談しない」は17.3%だった(出典/SUUMOジャーナル編集部)

「何を買うかによっては相談する」で多かった意見は、「家族で使うものは相談する」というもの。コメントを見ると「電化製品などの大きなもの、家族が共通して使うものなどは相談して、自分のものを買うときは勝手に買う(60歳・女性)」「家電とか家具とか、リフォームとか、大きなお金が動くときは相談する(46歳・女性)」「家族で使うものは、一緒のお財布から出すので相談します(57歳・男性)」など。
家電や家具、住まい、車など、家族で共有するものに関しては家計から捻出することも多く、購入する際には、家族に相談するという人が多いようですね。

「金額によっては相談する」では、「家電など金額の大きな物は相談する(32歳・女性)」「車、家電、家具など高額のものは相談する(68歳・女性)」「10万円以上の高額商品の際は相談する(42歳・男性)」「高いバッグ、財布、家電を買うときは伺いを立てる(42歳・男性)」といったコメントが。こちらも家具、家電、車などの高価なものを購入する場合に相談するという意見が多数でした。また、趣味で購入するものや、財布やバッグなどの私物に関しても、金額が大きい場合には相談するという意見もあり、「ルールだから」「約束で決めたから」と、夫婦間できちんと話し合いをしている様子が伺える結果となりました。

「相談しない」という人も17.3%いましたが、こちらは「お互いがお互いの稼ぎの範囲内で購入している(32歳・女性)」「共働きなので、基本的には自由(男性・62歳)」「自分が家計を握っているので相談することはなく、何か購入したときは事後報告で済む(女性・50歳)」「ぜいたくな物は買っていない(女性・42歳)」などのコメントがありました。

今回の調査で、お互いのお金の使い方にイライラすることはあるものの、高額な商品などを購入する際には、きちんとパートナーに相談する夫婦が多いことが分かりました。

お金の使い方に関しては、夫からすれば、妻が同じような洋服やバッグをいくつも買う理由が分からないし、妻からすれば、夫が趣味やゴルフ、飲み会になぜそんなにお金をつぎ込むのか意味が分からない、ということもあるようです。男女間のお金の使い方に関する価値観の違いは永遠のテーマなのかも。これに関しては、自分のパートナーはこれにお金を使うのが好きなんだということを認め、ある程度受け入れてあげることが、夫婦生活を円満に続けるコツではないでしょうか。もちろん、金額や頻度など、夫婦間で話し合ってルールを決めることも忘れずに! そして、この歳までにマイホームを購入しよう、○万円貯蓄しようなど、お金にかかわる夫婦の将来の目標を決めておくと、ルールを守りやすいかもしれませんね。

●調査概要
・[夫婦の暮らし方に関するアンケート]より
・調査期間 2017年7月10日~7月11日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:全国にお住いの20~69歳の既婚者
・有効回答数:男女300名(男性150名、女性150名)●関連記事
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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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