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東京へ来れば一度は訪れるだろう街、渋谷。外国の観光客も多く訪れ、駅前のスクランブル交差点はもはや「TOKYO」を代表するシンボルといっても過言ではなさそう。だけど渋谷に住むって、想像つかない……。渋谷を毎日飛び回る中川友里さんに、実際の渋谷での暮らしについてインタビューしてみました。●プロフィール
名前:中川友里/年齢:20代後半/職業: DJ、MC、イベントプロデューサー
家賃:14万円/間取り:1K/駅から徒歩:10分/築年数:10年
――渋谷を選んだ理由は?
最初に上京してくるとき、芸能事務所が物件を借りてくれることに。それでどこか希望があるか聞かれて、迷わず渋谷を選んだんです。ずっと住んでみたかったんですよね。朝まで遊べるところがたくさんあるのも決め手でした。私、夜に大人しくしてられないから(笑)。あと、一人で東京へ出たから、まず渋谷でいろんなコミュニティに参加して、輪を広げたいと思ったんです。
――渋谷の好きなところは?
渋谷はいろんな面白いものが集まる場所だから、新しいものに敏感な人たちが集まってきて、歩くだけで最新の情報が手に入るところ。イベントやパーティーは毎日どこかで行われているし、ファッションも一番に渋谷へ集まるし……。仕事柄新しいことに敏感でないといけないので、渋谷がないと自分の仕事は成り立たないかもしれないですね。人とコミュニケーションをとった分だけ、いろんなチャンスやつながりをゲットできるのが、渋谷のいいところだと思います。
あと、好きな服を着た個性的な人がいて当たり前なところも、すごく居心地がいい。私みたいな金髪がいたら、場所によってはジロジロ見られちゃいますもん。
――逆に、渋谷の嫌いなところは?
土日のスクランブル交差点! もう、どこから人が集まってくるんだってくらいの人ごみで、全然歩けないんですよ……。最近は観光客の数も増えてるし。だから土日に出かけるときは裏道を通ったり、なるべく渋谷の人ごみを避けたりして歩くようにしてます。あと、電車が混むのも嫌いだな。
――住む前と住んでから、街のイメージは変わった?
すごい普通だけど、都会って怖いのかなーって思ってたんですよね。特に渋谷だし、怖い人がいっぱいいるんじゃないかなと……。だけど住んでみたら、意外に一番安全なのかもしれないと思い始めました。だって、夜までイベントがあったり、飲み屋がやっていたり、どこも人通りがあるし街も明るいから。しかも、お互いに干渉しあわないから、人間同士のトラブルにもなりにくい。むしろ、閑静な住宅街の道のほうが、何が出てくるか分からなくて怖いなーって今は思います。
――あなたが思う、「渋谷」とは?
ずっと住み続けたい場所。私、結婚しても渋谷に住み続けると思います。こんなににぎやかで、明るくて、刺激的なものが集まる場所ってほかに無いから。もし結婚相手に「渋谷は嫌だ」って言われたら、「奥渋谷」ぐらいまでなら検討してもいいかな(笑)。面白い人間も多いから、人とかかわることが好きで、積極的で、休みの日に家でじっとしてられない子は、絶対渋谷に住むべきです!
昼も夜も、渋谷の街をアクティブに飛び回る中川さん。そんな彼女に、よく行くスポットや気になるスポットを紹介してもらいました!
1.代々木公園でお散歩
代々木公園はみんなが思い思いの過ごし方をしている、すてきな場所。
2.鳥カフェがマイブーム!
最近鳥カフェにハマってるんです。動物がいるカフェが増えていて、たまに路上で宣伝してることも。
3.渋谷の秋
イチョウの木がきれいなんです。ビルの青とイチョウの黄色の色合いは、都会でしか見れないかも。
4.夜といえばクラブ!
夜はクラブをはしご。六本木から始まり、朝に渋谷へ戻るコースがおすすめ。自分でDJをすることも♪
5.安くて美味しいお店がいっぱい!
渋谷って安くてあまりおいしくない、もしくはおいしくて高いイメージがあったけど、ちょっと奥に入ると安くておいしいお店がいっぱいあるんです。
食べるものには困らない! 渋谷での生活は?――買い物はどこでしていますか?
デパートの地下の食品売り場や、神泉のほうのマルエツですね。渋谷周辺だと商店街はなくて、小売店で買うことがあんまりないです。渋谷の一人暮らしは、つくるよりも食べに行ったりしたほうが安いなって印象。あと、生活必需品は大体ドン・キホーテでそろうかな。
この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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