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年齢の印象は、その日のイメージによっても、左右されますよね。
特に髪は、顔のフレームともなるだけに、スタイリングの出来によって老けても見えればフレッシュにも見える要素になりがち。
実際、スタイリングのせいで「俺のパートナー、老けたかも……?」とガッカリした男性もチラホラです。
時短美容家であり、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする私、並木まきが、男性たちが「正面から見て、老けっぷりにギョッとした!」というヘアの特徴に迫ります。

前髪は、薄すぎても厚すぎても、不恰好になるパーツ。
カットによって、厚くも薄くもできるものの、その日のスタイリング次第で、予想外の“薄毛感”が出やすい部分なのも否めません。
私がヒアリングした男性たちからは「前髪を下ろしているのに、おでこがやけに広く見えると、年齢を感じる」(43歳男性)、「薄い前髪は40代の女性を、老けて見せると思う。髪が寂しく見える」(39歳男性)などの声が聞こえてきました。
薄めバングスは清潔感のあるスタイルではあるけれど、40代女性にとっては、想定外の薄毛感を出しかねない紙一重なスタイリングです。
前髪をおろす際には、やや厚めに仕上げ、おでこの面積も考慮したほうが、加齢を感じさせないヘアに仕上がるのは間違いありません。

気候のせいだったりスタイリング剤との相性だったりで、予想外に前髪がおでこにペッタリと張り付いてしまうと、これも男性ウケの視点では「うーん」となる場合が。
「薄い前髪がペタッとおでこに張り付いていると、加齢だなぁ……と思う」(40歳男性)や「おろしている前髪が、やけにおでこにひっついている感じがすると、むしろ前髪がないほうが若々しいのでは……って思う」(37歳男性)などのホンネも飛び出しています。
40代の髪は、朝のスタイリングではボリュームがあっても、夕方になると髪のコシ不足などから、ペタッとしがちなのも事実。
お直しの際には、前髪の生え際をほどよく立ち上げられるよう意識すると、男性目線での“老け見え”を防ぎやすいと思います。

髪のトップが寂しい印象だと、途端に薄毛な印象が強まったり年齢を感じさせたりするネガティブな要素に。
正面から見たときにも、髪の毛が寂しいイメージが強くなり「年齢による薄毛?」なイメージが強まります。
男性たちも、このあたりはやはり目に入るようで「頭頂部がぺったりしていると、どんなに顔が若々しくても、やっぱり歳を感じる」(44歳男性)、「ペタッとした頭頂部の女性は、それだけでオバサンっぽい感じに見えて損していると思う」(45歳男性)などの声が出てきました。
実際問題として、髪が薄くなってきていると、どんなスタイリングであれトップにはボリュームが出しにくくなるもの。
老け見えを防ぐなら、“逆毛仕込み”も使えますが、ヘアドライの際に根元を立ち上げるように意識するだけでも、ある程度はフォローできます。
正面から見たときに、男性から「この女性、老けてるよなぁ」などと感じさせるのは、できるだけ避けたいのが女心。ご紹介したNGポイントをスタイリングで攻略できれば、男性視点からの老け見えを払拭する秘訣になりそうです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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