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むずかしい「を」、くっつきの「を」などと言われる「を」。かたかなでは「ヲ」と書きますが、この字を正しく書ける人はあまりいないかもしれません。そもそも何画で書くのかご存知ですか?心配になったそこのあなたこっそり確認してみましょう。

ひらがなとかたかなは、小学校1年生で習いますが、最近は入学前に書ける子がほとんど。私の講座でも年長さんから教えていますが、ドリルなどを使う場合は、ひとりでさせないよう注意をしています。
なぜなら、書き終えた文字、完成された文字だけ見ていると、正しい筆順で書いたかどうか分からないからです。
この「ヲ」もそうで、書き終えた文字を見て「上手に書けたね」というのは少々危険ですね。さて、あなたは大丈夫でしょうか。

え?そこまで?と思ったそこのあなた。そうなんです。この「ヲ」は全3画の文字。

わ!そこ?と思いましたか?

かたかなは、漢字がもとになって作られたもの。この「ヲ」の元の漢字は「乎」です。

この「乎」は次のような筆順で書くので、「ヲ」もそうなったのだと考えられます。もちろん、すべてのかたかなが元の漢字の筆順と同じというわけではありません。例外もあります。

「ヲ」を書く機会はあまりないと思いますが、知っていて損ではありません。話題としても面白いと思います。ちなみに「かたかな」は日本語なので、ひらがなで書きます。他と区別したり、目立つようにする場合には「カタカナ」とかたかなで書くことも多いようです。参考にしたドリルのタイトルもそうでした。
参考:受験研究社「正しく美しいカタカナの書き方」
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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