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賃貸一人暮らし調査[1] 今の住まい、どうやって探した?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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賃貸ひとり暮らし調査[1] 今の住まい、どうやって探した?

新しい年になり、新しい住まいを探し始める人も多いかもしれません。新居探しはわくわくしますよね! その一方で、希望の条件でどう探したらいいのか分からないなんて声も。今回は独身かつ一人暮らしの学生と社会人の男女300人に、今の住まいを探した方法を聞いてみました。みんなどうやって今の住まいを見つけたのでしょうか?
ネットのほか、会社・学校経由で物件を見つける人が過半数を超える結果に

今の住まいを見つけた方法については、「不動産会社からの紹介」が33.7%とトップでしたが、「(SUUMOやHOMESなどの)不動産情報サイト」が27.3%、「会社・学校からの紹介」23.7%でした。一昔前の引越しの手順としては、まず街の不動産会社に行って希望条件を伝え、物件を探してもらう……というイメージがありましたが、今回の調査では、まずネットや会社・学校経由で物件を見つけ、契約にたどりつくという人が約半数いました。

【画像1】まず不動産情報サイトや物件ホームページを見て、希望の物件を見つける人が多い結果に(SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】まず不動産情報サイトや物件ホームページを見て、希望の物件を見つける人が多い結果に(SUUMOジャーナル編集部)

社会人と学生別の内訳では、「(SUUMOやHOMESなどの)不動産情報サイト」を利用したのは、学生の18.7%に対して17.3ポイントの差をつけて社会人のほうが多い(36.0%)という結果に。これは、社会人のほうが時間の制限があることや、学生時代を含めて引越し経験があるので物件選びに慣れていることなどの理由が考えられます。

【画像2】学生と社会人では「不動産情報サイト」「会社・学校からの紹介」でそれぞれ15ポイント以上差がつく結果となった(SUUMOジャーナル編集部)

【画像2】学生と社会人では「不動産情報サイト」「会社・学校からの紹介」でそれぞれ15ポイント以上差がつく結果となった(SUUMOジャーナル編集部)

具体的なコメントは以下のとおり。

■不動産会社からの紹介
・学校のパンフレットのなかにあった不動産会社から紹介してもらった(学生・男性・20歳)
・大学の合格者対象のイベントに来ていた不動産会社から、条件に合う物件を紹介してもらった(学生・女性・22歳)
・不動産ポータルサイトで探したが良いものがなかったので、地元の不動産会社を探して直接話をし、そこで紹介された物件を選んだ(社会人・女性・24歳)
・会社から指定の不動産会社に行くよう指示があった。その不動産会社の紹介で決めた(社会人・男性・25歳)

■(SUUMOやHOMESなどの)不動産情報サイト
・音大生のための楽器演奏可物件のみを扱う不動産会社のサイトで、条件に合うものを探した(学生・21歳・女性)
・不動産情報サイトをみて内見予約をした(学生・女性・21歳)
・不動産のアプリから部屋を探した。気になる部屋があったら、メールか電話で不動産屋さんに問い合わせをした(社会人・26歳・女性)
・不動産情報サイトに載っていた物件を実際に見学してから契約した(社会人・28歳・男性)

■会社・学校からの紹介
・会社の独身寮であり、就職時に物件情報を含めて紹介を受けた(社会人・男性・27歳)
・大学が借りあげていて、自分と入れ替わりで卒業した人の部屋に住むことになった(学生・男性・22歳)

不動産会社の利用は1社以下という人が約8割。0社という人が2割以上も

では、何社くらいの不動産会社を利用したのでしょうか。
結果は半数以上が1社のみ。0社と合わせると、約8割という結果。1社のなかで複数の物件を紹介してもらい、そのなかで比較検討して契約をする人が多いことが分かります。
0社と答えた人は、大半が「会社の寮なので不動産会社は利用していない(社会人・女性・27歳)」「大学生協を利用したから(学生・男性・21歳)」というように、会社や学校の寮だったり、大学の生協からの紹介でした。

1社の人は、「1件目でいい家が見つかった(社会人・男性・26歳)」「最初に今の不動産会社に相談してとても対応が良かったから(学生・女性・21歳)」というラッキーな人のほか、「何社も回るのはめんどくさいから(社会人・男性・24歳)」という人や、「期限がギリギリだったので、その場で決めないといけなかったから(社会人・女性・27歳)」という人まで。複数社を比較検討しようという人は少ないようです。

2社以上という人は、「一つだけの会社で決めるのは何となく不安だったので、いろいろな物件を見る意味でも、本命と別の不動産会社も見つけた(社会人・女性・24歳)」「納得行くまで調べたから(社会人・女性・28歳)」「はじめに不動産情報サイトで問い合わせをして接客してもらった不動産会社の接客が不満だったので、 別のところに問い合わせをして、2社利用した(社会人・男性・26歳)」など。納得のいく部屋を追求したかった人と、1社目の不動産会社の対応に不満だった人と大きく2派に分かれました。

【画像3】半数以上が1社のみ利用と回答。0社という人も22.7%いた(SUUMOジャーナル編集部)

【画像3】半数以上が1社のみ利用と回答。0社という人も22.7%いた(SUUMOジャーナル編集部)

一昔前に比べ、まずネットで条件を入れて検索をする探し方が普通になりました。今は住まい探しに便利なアプリもあるため、まずは希望の広さ、家賃、エリアなどの条件をピックアップして検索してみるといいでしょう。そうしているうちに、「広さはもう少し狭くても我慢しよう」とか、「広さは保ちたいから、駅からもう少し離れて探してみよう」など、自分なりに譲れる条件、譲れない条件が見えてきます。一方、不動産会社はネットに出ていない物件情報をもっているケースがあります。

ネットで検索後、実際に不動産会社に足を運び、気になる物件の内覧をお願いしたり、同じような条件でほかの物件を探してもらうと、納得のいく物件をスムーズに見つけることができそうです。もちろん、知り合いや会社、学校からの紹介も利用できるならチェックしてみるといいですね。ネット、不動産会社、知り合いや会社、学校の紹介……いろいろな手段を利用して、自分の納得のいく住まいを手に入れてくださいね。

●【連載】賃貸一人暮らし調査 記事一覧
・賃貸一人暮らし調査[1] 今の住まい、どうやって探した?
・賃貸一人暮らし調査[2] バス・トイレは一緒でもいい? 別がいい?
・賃貸一人暮らし調査[3] これだけは絶対必要!な家電は?
・賃貸一人暮らし調査[4] 住んでみて後悔したことランキング!
・賃貸一人暮らし調査[5] 実家ではできなかったあんなことやこんなこと
・賃貸一人暮らし調査[6] 経験ある? やってしまった失敗ランキング●調査概要
[SUUMO賃貸一人暮らし調査]より
・調査期間:2016年11月22日~2016年11月25日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:全国に居住する18歳~29歳の賃貸住宅で一人暮らしをしている学生および社会人
・有効回答数:男女300名(学生:150名(男性 75名、女性 75名)、社会人:150名(男性 75名、女性 75名)) 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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