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和室での食事は正座がきつい……という人も多いはず。無理に正座を続けると脚が痛くて食事が楽しめないし、しびれで立てないのは最悪。さりとて、脚を投げ出した横座りはお里が疑われます。ならば、どうしたらいいのか? 実は、服装を工夫すると人に気づかれずに脚を崩すことができます。
A.正座が必要な場はフレアースカートで行く
B.正座が必要な場はタイトスカートで行く
C.正座が必要な場はパンツルックで行く
正座で何時間もいるのは辛く、食事どころではなくなってしまいますよね。
正座が辛い人は、店に入ったらこっそりと「正座用の座椅子はありませんか?」とお店の人に聞いてみましょう。正座用の座椅子を用意してくれるところもありますし、これと使うと楽です。
正座用の椅子がなかったり、椅子が座りにくかったりする場合は、周りの人に「情けないことに正座が苦手で……。脚を崩してもいいですか」とひと声をかけて脚を崩しましょう。脚は上座と反対側に崩すのが基本です。
ただし、いくら一声かけても脚を投げ出した状態はあまり美しくありません。
だからこそ、和食の席では服装に注意したいもの。
もちろん、改まった和室の席では着物も素敵。ですが正座が苦手な人は避けたほうがいいでしょう。袴は別として、和装で脚を崩すと下品に見え、せっかくのおしゃれも台無しです。
ミニスカートやタイトスカートもNG。座るとひざが丸見えになってみっともないです。パンツもくずした脚が目立つので避けたほうが無難です。
正座が必要な改まった席は、ひざ下のフレアースカートが一番です! スカートの中で脚を崩しても目立たず、人に気づかれにくいです。
背筋が伸びた姿勢での正座は、それだけで女性度がアップします。辛いときは脚を崩してもOKですが、大人の女性なら正座を克服したいものです。
そのために、楽な正座の方法を覚えておきましょう。
ポイントは太ももに力を入れ、お尻とかかとの間に紙一枚を挟むようなイメージで座ること。こうすると、ひざから下の血流が滞らずにしびれにくくなります。
また、しびれたときは”跪座の姿勢”です。
跪座の姿勢とは、両膝を床について足の爪先を立て、その状態で腰をおろした姿勢のこと。弓道などの控えの姿勢であり、茶道での立ったり座ったりするときに基本姿勢です。
脚がしびれたときは跪座の姿勢をとり、その状態でお尻をトントンを上下に動かしましょう。しびれがとれて立ち上がりやすくなりますよ。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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