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おうち時間も長くなってきて、こどもたちと何して過ごそう、と悩むことも多いはず。
今回は、一緒に作って、作品として楽しめるキャンドルホルダーを作りたいと思います。
蝋引き紙とは、ワックスペーパーとも言い、ろうがしみ込んだ紙のことです。紙が強くなり、透け感も出てレトロな風合いになります。
厚めのトレーシングペーパーになると思うと良いかもしれません。オリジナル蝋引き紙を作って、キャンドルホルダーにしてみたいと思います。

キャンドル(仏壇用のろうそくでも可)
オーブンペーパー
密閉できる袋
たたける棒
アイロン
アイロン台
蝋引きしたい紙、紙をデザインするあれこれ

まずキャンドルを袋に入れ、棒でたたいて細かくします。細かい方がすぐに溶けます。

たたくの得意!!うちの4歳児は力いっぱいたたいておりました。
金具や芯が入っているので、途中で取り出せたら出しておきましょう。

オープンペーパーを大きめにカットして、2つ折りにします。間に蝋引きしたい紙を挟むので、二つ折りにした時にはみ出さないように大きめに。
アイロン台は、普通に使っているものでも大丈夫ですが、汚れてしまうことも考えてもう一枚ペーパーを敷くか、ダイソーなどで売っているアイロンシートを使うと便利です。

砕いたろうそくをパラパラと振りかけます。

オーブンペーパーの上からアイロンをかけます。アイロンの温度は一番低くても大丈夫です。

ろうが溶けてしみ込んでくるとこういう感じに色が変わってきます!全面しみ込んだら完成です。
もし白い塊などが残っている感じだとろうがつきすぎているかもしれません。その場合はいらない紙などを載せて再度アイロンをかけてみてくださいね。
お子さんと一緒に絵をかいたり、テープやシールを貼ってオリジナルのシートを作ってみましょう!

テープやシールにはろうがしみ込みません。原稿を作って、コピーをすると作れるようになります。

コピーをせずそのまま作る場合には、カラーペンなどで絵を描くとかわいいです。
今回、4種類のペンでそのまま蝋引きしたらどうなるか実験したところ。

クーピーだけはにじんでしまいました。あとは大丈夫でした。
クーピーや(おそらくろうでできているクレヨンも)は直接蝋引きするとにじんでしまいます。
水性ペン、油性ペンは大丈夫でしたので、絵をかくときはペンを使うとカラフルに書けますね。

4歳の娘と一緒に書きました。今回はコピーする予定でしたので、絵をかいてクーピーで色を塗り、マスキングテープを貼りました。

A4のコピー用紙半分(A5サイズ)に書いて、コピーしました。小さい時の絵って、ほんといい意味で無邪気でかわいいです。

上は、コピー用紙にコピー→蝋引き
下は、アンティークペーパー(セリア)にコピー →蝋引き
です。
蝋引きする紙が違うと、仕上がりのイメージも変わります!

キャンドルホルダーにするには、両面テープで蝋引き紙を筒に貼ってくださいね。
セロテープだとはがれやすいので(表面がろうなので)、両面テープがおすすめです。
セリアで買っておいたLEDキャンドルにかぶせれば完成です!

ほんのりあかるいホルダーができました。明るいところで見ると、用紙の違いもわかります。

いっぱい並べるととってもかわいいですよ!

夜の玄関で灯してみたら、なかなか明るいです。おうちキャンプのテーブルに、ぜひいかがですか?
長いおうち時間、作る時間に没頭できるのも今だからこそ。今回のアイディアは、作って使えて楽しめるものでした。
お子さんも自分が書いたものがおうちに飾ってあるのはとてもうれしいと思います。ぜひお子さんと作ってみてくださいね!
この記事のライター
folk
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