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なんと、連載200回! 1年が約52週ですからあと少しで4年。つまり、40代の婚活を約4年続けているOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)。
婚活アプリでマッチングした50歳の眼科医・レンズさん。女性に求める条件がユニークなのだけれど、なんだかちょっと不思議な印象もあって……。この物語は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
50歳・眼科医のレンズさんの女性観はちょっと独特だった。
・開業予定のクリニックを経営するビジネスパートナーになり得る人
・男性に頼らない経済力があること(お金目当ての女性にうんざり)
・安定した職業であること(年収が高くてもインフルエンサーは好まない)
・車の運転免許証を持っていること(女性にも運転してもらいたい?)
・ゴルフをしているほうがいい(ビジネスにもつながるから)
彼は「男女が対等」という考えのもとに、このような条件になったらしいのだけれど……。
ちょっと独特だけど、女性に若さや可愛げとか料理上手を求めているわけじゃない。40代でバリバリ働く女性を肯定してくれたようで、うれしい気持ちもあった。
3週間くらいメッセージ交換をするうちに
レンズ「こんばんは。今度ご一緒にゴルフの打ちっぱなしに行きませんか?」
というお誘いが来た。
アサミ「いいですね! 最近、まったくラウンドに出ていないので下手ですけど」
こうしてレンズさんとの婚活ゴルフデート(打ちっぱなし)の日を迎えることになった。
待ち合わせたのはある土曜日、ゴルフ練習場のロビーだった。
レンズ「ご自宅近くまで車で迎えに行きましょうか?」
とも言われたが、会ったこともない男性に正確じゃないにしても住んでいる場所を伝えたくはないので丁重にお断りし、現地集合に。
メッセージ交換でだいぶコミュニケーションはとったけれど、けっして警戒心は解かない。これが何かと“スキがない”と言われる所以かしら。
ゴルフ練習場のロビーへと入ったところで、一人の男性が近づいてきた。きっとレンズさんだ。
レンズ「アサミさんですよね? レンズです」
アサミ「はじめまして、アサミです。今日はよろしくお願いします」
婚活アプリのプロフィールの写真と変わらないのですぐわかった。勝手にイメージしていた声も、わりと範疇だった。ちょっと低音だけれど、滑舌がよく、響く声。歌ったら上手そう。
ちょっと違ったのは、予想よりも小柄だったことくらい。身長163cmの私と目線があまり変わらないから……165cmくらいかな。
別に男性の身長は気にしない。目線が同じくらいだからある意味、レンズさんのいうところの“対等”かもしれない。
レンズ「もう打席は取ってあるので。ご準備がよければ、行きましょう」
真っ白な歯をキラリと見せてにっこり笑うレンズさん。医師という職業だからか、清潔感あふれまくりだ。
アサミ「はい、大丈夫です。ありがとうございます」
会うのは初めてだけれど挨拶もそこそこに、さっそく移動することになった。3週間くらいほぼ毎日メッセージ交換をしていると、あまり初対面な気がしないものね。
それからの会話は、当然ながらゴルフのことばかりになった。
レンズ「ゴルフ歴は5年くらいでしたっけ? どのくらいのスコアなんですか?」
アサミ「ちゃんと数えたら7年くらいになります。でも、全然ラウンド行かないのでスコアは全然、よくなりません。ここ最近の平均は120~125くらいだと思います」
レンズ「そのくらいで回れたら、女性なら十分ですよ」
アサミ「レンズさんはどのくらいのスコアなんですか?」
レンズ「アベレージで85くらいですかね」
さすがにゴルフのスコアはまったく対等じゃない。私が1ラウンドしてる間に、1.5ラウンドするくらいね。
アサミ「それはすごい! お上手なんですね」
レンズ「僕は学生時代からやっているからキャリアが長いし」
アサミ「年間でどのくらいラウンドに行かれるんですか?」
レンズ「月に2~3がいいところかな。年間で30回くらい。アサミさんは?」
アサミ「一番行った年でも10回未満です。昨年は予定していた日に台風が重なって、結局5回しか行ってないです」
レンズ「ラウンド経験を増やすことが、ゴルフ上達への道ですよ」
よく言われる……。何事も経験って大事よね。デートも恋愛もそう。私は30代までそれを放棄していたから40代でリカバーしてる。
隣同士の打席に入り、練習を始めてからも会話はゴルフのこと。
レンズ「ドライバーはとてもいいですね。アイアンのほうが苦手ですか?」
10分も経たないうちにするどい指摘をしてくる。
レンズ「下半身を動かさず、上半身だけもっと回したほうが距離がでますよ」
まるでレッスンに来たかのようにアドバイスしてくれる。
レンズ「アプローチ、ちゃんと狙いを定めて打ってますか?」
バレた(苦笑)。アプローチ、苦手だからテキトーにやっていたのよね。

かたやレンズさんの打球は、めちゃくちゃ飛ぶし、当たったときの音がとても気持ちいい。アプローチは的確で、本当に上手。
ちょっと気になったのは、打つ前のルーティン? 1球1球、狙いを確認して素振りをして……みたいな時間がわりと長い。一打もミスをしない感じ。
ゴルフのプレーには性格が出るという。ドライバーのように遠くへ飛ばすのは好きだけど、アプローチやパターのような繊細さを求められるものが苦手な私は大雑把。うん、否定できない。
そう考えると、レンズさんは大胆さもあるけれど、緻密で繊細さもあるオールマイティな人。完璧主義で、ちょっとしたミスを許さないタイプかな。
練習を終えてロビーへと戻りながら、話しかけてきた。
レンズ「アサミさんは、大らかな性格でしょうか」
指摘がキタ! やっぱりテキトーな打球からそう思ったのかな。
アサミ「はい、大らかというか、大雑把というか。細かいことは苦手なほうです」
レンズ「あれだけドライバーがいいのに120を切らない理由はそこに問題がありそうですね」
アイタタタ……。めっちゃ鋭い指摘がきた。
ロビーへと戻るレンズさんの足取りは、打席へ行くときのそれと違って、ちょっとズンズンと先を行こうとする感じがした。

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WEBで公開した記事をかなり加筆修正し、書き下ろしも追加。恋愛だけでなく、いまの自分になにかモヤモヤをかかえている人にお伝えしたい
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毎週ほぼ金曜! 編集長アサミのインスタライブ、6/5(金)ですが、21時~に変更いたします。内容は『ざんねんな婚活』の読書会。連載時、なにげに反響の大きかった「モトカレさん編を振り返るの巻」。・・・と同時に、大切な発表をいたします。
課題図書はコチラ。ぜひ、お読みになったうえでご参加ください!!
『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
ライブ中、ぜひ質問や感想をお寄せください! 書けなかったウラ話も話しちゃうかも⁉
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【次回は6/10(水)17時の更新。お楽しみに!】
【前回はコチラ】
【40代編集長の婚活記#199】50歳・医師が女性に求めるナゾの条件
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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