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キッチンのレイアウト、どうやって決めていますか?忙しい毎日の中で、なるべく効率よく動きたい家事動線。その中でも特に作業がしやすい配置や動線の確保はストレスなく家事をするのに非常に重要ですよね。
今回はおすすめのレイアウトを、実例を参考にしながら見ていきます。冷蔵庫、作業台や食器棚などの家具配置についてもご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね♪

キッチンの一番端に冷蔵庫を配置するレイアウトは、コンロから振り向くだけで冷蔵品の調味料や食材を取り出せて使いやすいですよ。
一般的に換気扇設置の関係でキッチンを入って手前に流し、奥にコンロが多いのでこのような配置になります。
背の高い背面カウンターなどの家具がない場合は、冷蔵庫を端に寄せたほうが圧迫感も軽減され見た目にもすっきりしますね。

写真のように台所の背面に椅子付きの簡易デスクがあると、料理の一時置きはもちろんそのほかの家事スペースにも使えて便利ですよ。
パソコン仕事やアイロン掛けなど、毎回部屋を移動する手間が省けるのでコンパクトに過ごせておすすめです。
レシピを書き留めるのにも使えて便利ですね。またお子様の勉強スペースとして使えば、料理の準備中も目が届きコミュニケーションが図れますよ。

キッチンを配置する間取りで最近人気が出てきているのが、ベランダやお庭に出やすいレイアウトです。
写真のお宅も掃き出し窓がありお庭に隣接する形になっていますね。
キッチンの横にベランダやお庭に出られる窓があると、急な雨のときにもすぐに気づいて洗濯物をしまえますよ。
また、お子様が水遊びなどをしている姿を作業中に見られるのも嬉しいですね。

このようにI型のオープンキッチンは、ダイニングテーブルとつなげてレイアウトできるのが良い点。
I型のオープンキッチンは壁付けのキッチンよりもスペースが必要ですが、このようにダイニングテーブルとつないで配置すれば空間を広く保てます。
壁や柱も最低限にできるので、光がたくさん入ってダイニングが明るくなりますよ。
また料理の配膳や片付けの動線も圧倒的に少なくなるのも嬉しいポイント。

コンロ側のキッチンの端に冷蔵庫があるレイアウトもご紹介しましたが、こちらはキッチンに入ってすぐのシンク側に配置されていますね。
冷蔵庫はシンク側の家族全員が使いやすい位置にあると、わざわざ奥まで歩く必要がなく料理中の人ともぶつかりません。
空間のカラーに溶け込むようなデザインの冷蔵庫なら、手前の配置でも圧迫感が軽減されますよ。

両サイドから出入りができるアイランドキッチンのタイプだと、ぐるぐると回遊動線にできて家事のストレスが減ります。
複数人で立っても作業がしやすいので、ホームパーティーに活躍するのはもちろん普段の生活でも家族が協力して料理や片付けができますよ。
冷蔵庫が奥まった配置でも、不便がなく使いやすいのはアイランドキッチンならではですね。

I型カウンターキッチンでも周囲に壁があり部屋として独立しているタイプと、ダイニングと一体化しているタイプがあります。
この写真は後者ですが低い位置に袖壁が付いているので、空間は広く見せつつ料理中の手元は隠すことができます。
縦長の家にはぴったりのレイアウトですね。
カウンターの立ち上がり部分に調味料や掃除グッズを置きっぱなしにしていても、外からはすっきり見えて使いやすいですよ。

instagram(@life_happy_warmly_)
こちらはカウンターキッチンで冷蔵庫がコンロ側に配置しているレイアウトです。
壁の一部しか空いていないのでリビング側からは壁で冷蔵庫が見えないようになっています。
コンロ側に冷蔵庫があって料理中の動線が減り使いやすいくなるだけでなく、おしゃれなお部屋と家具の雰囲気を壊さないように工夫されていますね。
普段の生活でお茶を取り出す作業が面倒にならない方にはおすすめの場所ですよ。

キッチンからすぐ外に出られる勝手口付きのレイアウトは、ゴミを捨てるのにとても便利です。
大きなゴミや毎日回収してもらえないゴミを部屋の中に留めると嫌なにおいが発生してしまう事も。
勝手口から外にゴミを捨てられるようにゴミ箱を設置しておけば、そんなストレスから解放されますよ。
背面カウンターの一部をゴミ置き場にする方法もよくありますが、めいっぱい収納スペースに使いたい場合、勝手口のゴミ箱は非常に使いやすいですよ。

こちらは出入り口手前に冷蔵庫が配置されたカウンターキッチンのレイアウトです。
オープンキッチンと同様に、カウンタータイプでも冷蔵庫が手前にあるとリビングからものを取りやすいというメリットがあります。
お部屋の雰囲気や家具に合わせた冷蔵庫は馴染みがよくとても可愛いですね。
冷蔵庫をシンク側に配置するときは、両開きができる冷蔵庫もしくはキッチン側に開く扉のものを購入しましょう。
冷蔵庫の扉の開けやすさひとつでも、家事のしやすさは変わりますよ。

日中家事をする際の間取り作りで大切なポイントは、掃除・洗濯・料理といった家事をいかに効率的に行えることです。
この写真のキッチンは洗面脱衣所と隣り合わせになっていて、家事動線がとても短く済むようにレイアウトされています。
洗面脱衣所と隣り合っていると料理の手が空いたらすぐに洗濯物を取りに行けますし、お子様の様子も見ることができます。

みなさんは背面収納をどのように活用していますか?
最近のキッチンは収納量がとても多く、収納スペースが余っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしあなたのお家が収納に余裕があるなら、背面収納は扉も仕切りもついていないオープンタイプをおすすめします。
生活する中で料理で自分がすぐにほしいと思うアイテムをみつけ、自分だけの使い勝手の良いキッチンを作れますよ。

L型キッチンは採用されることがあまり多くないのですが、カウンタースペースも広くいので実は使いやすいんです。
L型はコーナー部分に広いスペースがあり、食器の乾燥や小さな家電を置くことができますよ。
またL字に折れている分シンクとコンロの距離が通常のI型よりも近く、料理中も作業もとっても楽に行えます。
広いキッチンには憧れるけど、作業効率も求めたい方にはおすすめのレイアウトですよ。

I型の壁付けキッチンのメリットとして、スペースを省略できるという点があります。
対面キッチンだと背面収納がある分、必要面積がどうしても増えてしまうのです。
その点壁付けのタイプは背面収納が無いので、くるっと振り返ってすぐに出来立ての料理をダイニングテーブルに置くことができますよ。
ただし背面収納が無く食器棚などの家具配置を別に考える必要があるので、採用の際は気を付けてくださいね。

先ほどの壁付けキッチンではすぐにダイニングテーブルがありましたが、こちらはテーブルとの間にカウンター家具が置かれているレイアウトですね。
アイランドになるように小さめの作業カウンターを配置すると一時置きや作業台になり、空間にもメリハリができるのでおすすめです。
カウンター用の家具選びの際はキッチン本体と高さが近い方が作業がしやすく、また奥行きも広めだとパン作りなどでも活躍しますよ。

キッチンのコンロは端に設置されていることが多いですが、中には真ん中に配置されているレイアウトも存在します。
真ん中にコンロがあると、コンロの両サイドに一時置きスペースができますよ。
左右どちらのコンロを使っていても調味料やお皿を近い位置に置けるので、小柄な女性にも手が届きやすくおすすめです。
デザイン的にもコンロが真ん中にあると海外風でなんだかおしゃれですね。

こちらはL型キッチンにカウンター家具を置いて、コの字型になるよう配置されています。
これだけの広いとキッチン下とカウンター家具の収納だけで収納量が十分取れ、食器棚や吊り戸棚収納が不要になってお部屋が広く見えますね。
L型は必要な面積が広いのでその分お部屋が狭くなってしまうと思われがちですが、工夫次第では家具がぐんと減り省スペースにもなりますよ。

こちらはキッチンの長い面を利用したコの字型のレイアウトです。コの字型のタイプは海外のおうちでよく見かけ憧れる方も多いですよね。
コの字型キッチンは広い面積がないと導入できないと思われがちですが、写真のようなレイアウトなら比較的手軽にできます。
背面カウンターのスペースを作業台に変更して、奥の空間にもカウンターや作業台付きの家具を取りつければOK。
憧れがある方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
さまざまなタイプのレイアウトをご紹介しましたが、使いやすいキッチンのヒントなどはみつかりましたでしょうか?作業台や食器棚などの家具配置ひとつでも使いやすさは変わります。
手持ちの家具などを上手に使ってより効率的に作業ができる環境になれば幸いです。また、マイホーム購入や引っ越しを検討されている方へのヒントになる間取り作りもありましたので、参考にしてみてくださいね。
この記事のライター
folk
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