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「有」という漢字は、有名、有無、有益、有給、有効、有名、有料など、日常的な熟語で使う漢字ですね。学校では小学校3年生で習う漢字です。

この「有」の書き順が問題なのだとしたら、ずばり、最初の画はどこ?という質問に決定ですが、皆さんは、間違えて覚えていませんか?
さて改めて問題です。「有」の1画目はどこでしょうか?

さて「有」の最初の画はどちらでしょうか。
正解は……

そう、この「有」の一画目は、この縦に払う画なのです。
「えーーーー、まずは『右』のようにビシッと横の画を書くのでは?」と思ったあなた、もっと間違えています。
この「有」も「右」も、サッと縦に払う画から書くのです。そして「左」は横画。まったく書き順が異なるのです。

ではここで、もう一度「有」の字の筆順を確認しましょう。

実は、私の名前にも「有」の字があります。祖父が「有」という名前なので、一字もらいました。
自分の名前にあるので、特に思い入れがありますが「右」と同じ書き順なのには、意味があります。
「有」は肉(月)を右手で囲ったものが字源。最初の二画は右手を表します。なので「右」と同じ書き順なのです。
変換すれば文字が出てくる現代、筆順がばかばかしいことのように感じるかもしれません。
しかし、由来を考えると、なるほどと納得し、文字に対する思いは深くなります。
どんなに技術が発達しても、そういう気持ちを忘れてはいけないと、心から思います。
間違えていた人はこの機会に覚えなおしましょうね。
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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