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マンションなどの洋室に作り付けられる物入れであるクローゼットは、ハンガーパイプタイプと、棚仕様タイプの2つが一般的です。
棚がないハンガーパイプタイプに棚を追加してクローゼット棚に変更すると、収納の幅が広がりとても便利。
新築はもちろん賃貸でも使える追加方法や、デットスペースを活用しクローゼット棚を増やす方法などをリサーチしました。ぜひご覧ください。

新築戸建てのリビングに作り付けのクローゼット棚。収納物に合わせて棚の高さを変えることができる可動式です。
収納物は主にお子様のおもちゃですが、左半分の下部分をあえて空けることによってキッズスペースも兼ねています。
おもちゃが散らかっていても、扉を閉めるとそのまま隠すことができるのでとっても便利。お子様が成長したら棚板を追加することもできます。

こちらは玄関にある作り付けクローゼット棚で、玄関に置いておきたい日用品を収納する他、お子様の登校身支度コーナーも兼ねています。
ランドセル、帽子、水筒など登校時に必要なものが1カ所にまとまっていて、かつ子供自身が出したりしまったりしやすい位置なので、使いやすく忘れ物防止にもなりますね。
水筒は棚板に鴨居フックを付けて、そこに吊り下げていますよ。

子供部屋のクローゼットで、左3分の1が作り付けのクローゼット棚です。
上4段をニトリのインボックスで揃えた収納にしていて、クローゼットを開けてもすっきりして見えますね。
この収納ケースはニトリの定番アイテムなので、追加したい時に同じ物を入手しやすいところもおすすめポイントです。
こちらのクローゼット棚も可動式で棚板の追加や高さの変更もできます。

こちらも子供部屋のクローゼットですが、棚はもともとの作り付けではなく、DIYで後付けしたSSシステムの可動棚です。
作り付けのクローゼット棚でも使えるアイデアなのでご紹介します。
目線の位置の棚に、1番よく使う物をワンアクションで出し入れできるように収納するのが使いやすい収納のコツ。
立ち上がりのないファイルボックスなら、出し入れしやすくてノンストレス!

新築時にオーダーメイドした作り付けのクローゼット棚で、左側の細い方は可動棚になっています。デッドスペースができにくい寸法で枕棚を設置。
あらかじめ収納したいと考えていたIKEAのスクッブがぴったり収まるような設計になっています。
注文住宅を新築する場合、棚板の追加や変更に自由がきくようなクローゼット棚を設置すればデッドスペースができにくくなります。

棚を効率的に活用するには収納ケースを使うと、きれいに収まる上にデッドスペースができません。
こちらはリビング横にあるクローゼット棚で、日用品の物入れとして主にニトリの収納ケースを活用して細かく分類収納しています。
棚板が追加できないクローゼット棚でも、重ねられる収納ケースを使えばデッドスペースを作らずに収納できますね。賃貸でも有効なアイデアです。

こちらはクローゼット棚ではありませんが、クローゼット棚でも活用できるアイデアなのでご紹介します。
玄関横にある物入れ棚の収納ケースをIKEAのスクッブで統一。
スタンダードな同じ収納ケースで揃えると、見た目が美しくなりますし、追加したい時や取り換える時にも悩まずに済みます。
IKEAのスクッブは使わない時は折りたたんでしまっておけるので便利ですよ。

大容量の作り付け収納クローゼット棚。衣類を収納するクローゼットとは別に、納戸として使用しているクローゼット棚です。
IKEAと無印良品の収納アイテムを使ってきれいに整理収納しています。
中段に並んでいる無印良品のファイルボックスは、無駄のないフォルムで棚収納でポピュラーなアイテム。
定番商品なので追加したい時にも入手しやすく安心です。

新築戸建てのリビングにある作り付けクローゼット棚で日用品の他に、保険書類や取扱説明書、医療書類などを保管。
奥行きがないクローゼット棚のため、100均の収納アイテムを活用して書類収納しています。
100均アイテムなので、数を揃えたり、追加したりする時にもお財布に優しく、気軽に増やすことができます。
ラベルも揃えるといっそう美しく分かりやすくなりますね。

隙間がすべてデッドスペースというわけではありません。ゆとりの空間が収納を使いやすくするポイントになることもあります。
クローゼット棚のピッチを収納ケースの高さにぴったり合わせてしまわず、少し空間を残した高さに設置。
すると収納ケースにラベルを貼らなくても中身が分かり楽ちんです。さらに、ちょっとしたものならワンアクションで出し入れできるところもポイント。

作り付けの棚がないクローゼットに棚を追加したい時、既製品のシェルフをすっぽりと収めるのが簡単な方法です。
こちらは無印良品のユニットシェルフを収納スペースに収めてクローゼット棚にしています。
無印良品の収納アイテムは無駄のないフォルムで、すっきりと見えるところが魅力。
棚やポールなどの追加も自由にできて、オリジナルカスタマイズが可能です。

中古マンションをおしゃれにリノベーションしたお家のクローゼット棚収納です。実は隣の部屋の収納とつながっていて、こちらは書斎で、隣は寝室になっています。
書斎側にはルミナスのアイアンラックとニトリの棚を置いてクローゼット棚にしています。
アイアンラックには同じサイズのバンカーズボックスを並べてポイポイ収納に。ニトリ棚の方は細かく分類する収納です。

転勤族や新築前の仮住まいなどで賃貸マンションに住んでいたり、小さなお子様がいて収納物が定まらなかったりする場合、本格的な収納棚を揃えてしまうのがためらわれるということもありますよね。
そんな時、100均店ワッツのストッカーと収納ケースが便利。
リーズナブルなお値段で、きれいに分類収納できるクローゼット棚を作ることができます。重ねるだけなので追加も簡単。

前出と同じように賃貸マンションにお住いの方や、大型の家具を増やしたくないという方におすすめのもう1つの収納アイテムはカラーボックス。
組み立てが簡単でリーズナブルだから、お手軽にクローゼット棚を追加できます。
2つ重ねて使いたい時は、ステンレス補強金具で上下をつなぐと安全でしょう。底にキャスターをつけると、移動が楽になり便利ですよ。

ハンガーボールのあるクローゼットなら、吊り下げタイプの棚もお手軽でおすすめです。こちらはIKEAのストゥークというクローゼット棚。
バッグ、帽子、たたんだ衣類などを収納するのに便利です。掛けるところがあれば簡単に追加でき、使わない時にはコンパクトに折りたたんで片づけられます。
賃貸マンションなどで建具に傷をつけたくない時や簡易棚でいい時におすすめ。

こちらはカインズホームにある化粧棚板用支柱を使ってDIYしたクローゼット棚です。
壁に穴を開けずに取り付けできるので、原状回復したい賃貸マンションなどにぴったりです。
支柱のスリットに化粧棚板をはめ込むだけの簡単DIY作業でできるので、賃貸マンションでなくても、気軽にクローゼット棚を作りたいという時にもおすすめですよ。
採寸をしっかりするのがポイント。

ディアウォールを利用してDIYでクローゼット棚を追加している例です。
ディアウォールを使えば壁に傷をつけず可動棚の取り付けができるので、賃貸マンションの方や原状回復したい方におすすめ。
また、クローゼット内の一部分だけに棚を付けることも可能です。
壁に穴を開けずに柱を取り付けられる商品は他に、ラブリコ、ピラーブラケットなども人気があります。

DIYで取り付けるクローゼット棚を可動棚にしたい時は、ブラケットレールを活用するといいです。
ブラケットレールはいろいろなメーカーのものがありますが、こちらはリビングプロデュースというお店のフィットラックというアイテムを使用しています。
ブラケットレール以外のパーツも豊富に揃っていて、取り付けも簡単。スペースを有効に活かせる収納棚を作ることができます。

こちらはウォークインクローゼットの中にある棚に、すのこと板材を使って簡易棚をDIYしている例です。
両側の壁にすのこを立て掛けて、すのこの足部分を棚受け代わりにして間に板を渡して棚にしています。
くぎやネジを使わなくても組み立てられる簡単DIYクローゼット棚です。
間に渡す板のカットを購入店でやってもらえば、さらにお手軽にできますよ。採寸がポイント。

クローゼットの内側横壁部分にDIYで取り付けた可動式クローゼット棚です。
単にデッドスペースを活用するばかりでなく、クローゼット内の壁もDIY塗装して、見せる収納にもできるおしゃれなクローゼット棚に仕上がっています。
こちらのクローゼット棚は子供部屋内にあるのですが、可動式なら子供の成長や持ち物に合わせて、棚の高さを変えられるので便利です。
クローゼット棚の便利な活用アイデアをご紹介しました。クローゼット棚はハンガーパイプ付きタイプよりわずかなスペースでも収納として活用しやすいでしょう。
賃貸マンションなどでクローゼットに作り付けの棚がない場合、棚を追加することで、収納力を増やすことができます。
ぜひ、こちらのアイデアをヒントにデッドスペースを活用して収納を増やしてみてください。
この記事のライター
folk
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