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薄力粉はパンや麺類、お菓子などに使われており、日ごろから口にすることが多いでしょう。しかし、スーパーで売っている薄力粉は1kgくらいのたくさん入った袋入りが多く、せっかく買っても余ってしまうこともありますよね。
お菓子は薄力粉を大量消費するレシピがたくさんありますが、主食やおかずでも薄力粉を使えます。それでは、薄力粉の使い道が広がるレシピをご紹介していきますね。

地域によっては主食にもおかずにもなる、薄力粉を大量消費する使い道のメニューがお好み焼きです。
お好み焼きはアレンジの幅も広く、基本の具材のキャベツにもやしをプラスすればコスパのいい節約メニューに。
シーフードや肉を入れて豪華にすることもできます。お餅やチーズ、練り物なども美味しいですね。具材と生地を用意すれば、あとはホットプレートでできるので簡単です。

たこ焼きの生地はお好み焼きよりも水分量が多い生地で、薄力粉の使い道が広がるメニューです。
特に関西の人はたこ焼きのレシピや作り方にもそれぞれのこだわりがあるでしょう。
メインの具材はもちろんたこですが、家で作るならいろいろな具材を入れて作るのもおおすすめ。
ウインナー、チーズ、カレー粉、キムチなどアイデア次第でアレンジも自在です。簡単に薄力粉を大量消費できますよ。

チヂミは薄力粉を水で溶いた生地に具材を混ぜ、フライパンなどで平たく伸ばしてカリッと焼いた韓国料理。
薄力粉の使い道を広げるレシピの中でも、生地にたっぷり薄力粉を使うので大量消費できます。
こちらのレシピの具材はわけぎといかですが、半端に残った野菜や冷蔵庫にあるものを具材にすればOK。
カリッと焼き上げるコツは、生地を焼いて裏返した時にヘラで押し付けるようにしましょう。

餃子の皮は薄力粉を使って作ることができます。市販の餃子の皮もありますが、時間があったら薄力粉から手作りしてみましょう。
たくさん作るのは時間がかかりますが、作り方は簡単です。薄力粉とお湯を混ぜて練った生地を、手や麺棒を使って丸く伸ばせば皮になります。
餃子の具を包んでフライパンで焼けば、もちもちの美味しい自家製焼き餃子が作れますよ。

すいとんは一口大にした薄力粉の生地を汁と一緒に煮込んだ料理で、薄力粉の使い道にぴったりのメニュー。
薄力粉と水を混ぜて生地を作って成形し、汁物の完成直前に入れて一煮立ちさせます。すいとんが浮かんできたら出来上がり。
腹持ちもよく、温かく食べられて胃腸にも優しいので、体調が悪い時や体が冷えた時にもおすすめです。いつもの味噌汁にプラスしてもいいですね。

水餃子は焼き餃子よりもさらに皮のもちもち感が美味しさを左右するので、薄力粉の使い道として水餃子の皮をぜひ手作りしてみてください。
市販の餃子の皮は焼き上がりをパリッとさせるために薄く作られているので、水餃子にはあまり向いていません。
薄力粉で水餃子の皮を作るなら、焼き餃子の時よりも厚くします。中に入れる具は焼き餃子と同じでOK。たっぷりのお湯で茹でましょう。

ニョッキとは、薄力粉と潰したじゃがいもを混ぜて団子状にしたパスタのことです。薄力粉の使い道を広げる洋食メニューで、おかずよりは主食として食べるといいでしょう。
トマトソースやクリームソースなど濃いめのパスタソースによく合います。
おしゃれでありながら子供も好きな洋食の味付けで、薄力粉の大量消費もできて節約にもなるお得なメニューです。

なかなかチャレンジするのが難しいかもしれませんが、薄力粉の使い道で大量消費できるものといえば主食になる麺類でしょう。
麺類の中でも薄力粉があれば作れる簡単なものが手打ちうどん。基本の作り方は、薄力粉、水、塩を混ぜてこねて固まりにし、包丁で切って茹でます。
手作りのうどんは、太さがバラバラだったり短く切れてしまうかもしれませんが、それもまた美味しく感じますよ。

薄力粉は、揚げ物の衣にする使い道もあります。夕飯のおかずにもおすすめの天ぷらはいかがでしょうか。
天ぷらはおうちで作れば揚げたてのサクサクを食べられて、少しの具材でもボリュームアップするので、実は節約メニューでもあります。
天ぷらをサクサクに揚げるコツは、薄力粉や水は冷たいものを使い、衣は混ぜすぎずに少しダマが残るくらいでOKです。

オニオンリングも揚げ物の衣が薄力粉の使い道を広げてくれるメニューです。揚げる手間はありますが、材料は玉ねぎだけで面倒な下ごしらえもなく簡単に作れます。
輪切りにしてバラバラにした玉ねぎに薄力粉をまぶし、ダシダなどで味を加えた揚げ衣をつけて揚げるだけです。
玉ねぎ1個からたくさん作れる節約メニューで、子供や揚げ物が好きな人にも喜ばれます。

薄力粉の使い道が広がるレシピの中華まんは、手作りすれば皮の中に入れる具材も好みに作れて冷凍保存も可能なおすすめのメニュー。薄力粉があれば意外と簡単に作れます。
中華まんには豚まんやあんまん、カレーまんなどいろいろありますが、冷蔵庫にある食材で具材を作ったり、余ったお惣菜やおかずを入れてアレンジ中華まんにしてみましょう。
餃子の具が余った時に作ってもいいですね。

グラタンは子供にも人気の薄力粉の使い道が広がるメニューです。グラタンのホワイトソースは、薄力粉を使って作ります。
鶏肉や玉ねぎなど好きな具材を炒めたら、薄力粉を加えて弱火でじっくり炒めます。
そこに牛乳を加えてよく混ぜていくと次第にとろみがついてきます。調味料を入れて好きなとろみ具合になったら、耐熱皿に入れてチーズを乗せて焼けば完成です。

ガレットは「薄くて丸いもの」を意味するフランスの料理で、食事やお菓子にもなる料理の総称です。
ガレット生地は本場ではそば粉で作りますが、おうちでなら薄力粉で簡単に作れます。薄く焼いた生地に具材を乗せ、4方向から折りたたみます。
卵や野菜、ベーコン、ハムなどを包めば食事系に、生クリームやフルーツを包めばスイーツとして楽しめますね。

ケークサレは薄力粉の使い道を広げるレシピで、パウンドケーキのような形をしていますが甘くない食事系のケーキです。
具材は野菜を中心のものにしたり、ハムやツナ缶を入れて食べ応えのあるものにしたり、余っている食材を適当に切って入れたりとアレンジの幅も広いので、思い立った時にすぐに作れる節約メニューにもなります。
作り置きもできるので、お腹がすいた時につまんだり、朝食にもいいですね。

パンケーキも薄力粉の使い道が広がり大量消費ができる人気メニュー。
専門店やファミレスでも食べられますが、おうちで作ればコスパもよく、添えるものやかけるものによって食事にもスイーツにもなります。
パンケーキを美味しく焼くコツは、生地にマヨネーズを混ぜたり、卵白をメレンゲにしてさっくり混ぜて焼くとふわふわの仕上がりになりますよ。

ガレットやパンケーキよりも食べ応えのある、軽食におすすめのメニューがワッフル。
薄力粉があれば、その使い道によってその時の気分やお腹のすき具合に合った軽食が作れます。
ワッフルはザクッとした食感と重めの生地なので、しっかり食べたい時にぴったり。
ベルギーワッフルといえばチョコレートをかけたスイーツをイメージしますが、食事系にも合うので軽食にもぜひどうぞ。

薄力粉の使い道を広げる定番のお菓子といえばクッキー。
子供と一緒に作ったり、たくさん作って配ったりできるので、お菓子作りの中でも経験したことのある人は多いのではないでしょうか。
小麦粉、砂糖、バターで作る簡単なものから、生地にココアやナッツを混ぜたり、キャラクターの形にしたり、アイシングでデコレーションするなど、アレンジして豪華にする作り方もたくさんあります。

薄力粉のお菓子の使い道では、やはりケーキの生地に使う方法が思い浮かぶでしょう。
シフォンケーキはふわふわの食感を楽しむシンプルなケーキ。
そのままで食べても、生クリームやフルーツを添えたり、またはしっかりデコレーションしてホールケーキのようにアレンジしてもいいでしょう。
シフォンケーキ型がなければ、マフィンカップや紙コップでも作れます。

スコーンは型も不要できれいに成形しなくていいので、簡単に作れて薄力粉の使い道を広げてくれます。
ザクザクとした食感で食べ応えもあり、チョコやフルーツ、ジャムなどを入れてから焼き上げるなどのアレンジも簡単です。
本場のイギリスではアフタヌーンティーの時に食べられており、甘さ控えめにしてジャムやクロテッドクリームをつけながら食べる方法もあります。

マフィンは焼き菓子の中でも簡単に作れるので、薄力粉の使い道でも人気の手作りお菓子です。
しっとりしたマフィンにするなら、焼いたあと粗熱が取れたらビニール袋などに入れて水分が蒸発しないように保存します。
基本の作り方はオーブンで焼き上げますがレンジでも作れるので、マフィンならスイーツを手作りするハードルも下がるのではないでしょうか。
薄力粉は主食の麺や汁物の団子になったり、揚げ物の衣になったり、お菓子になったり、いろいろな料理に使われているのと同時にあると便利な食材です。
一度にたくさん手に入りますし節約レシピもあるので、薄力粉を普段の料理にもっと活用して欲しいと思います。今回ご紹介したレシピを参考に、薄力粉の使い道をもっと知っていろいろな料理を作ってみてくださいね!
この記事のライター
folk
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