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先日「何」という漢字がおかしな生徒がいたんです。右側が「司」になってしまっていたんですね。そこで正しい形を教えようと「何」という字を書いたところ、そばにいた別の生徒が「うわっ!ぼく書き順間違えてた!」と。
もしかしたら、大人でも間違えている人がいるかも。

あなたは、次にどの画を書きますか?
「口」を書き始めますか? それとも縦の画? さあ、どちらでしょうか。

正解は……

そう。かぎで囲む場合は、外から書きます。かぎで囲むとは、例えば「司」のような字です。「司」は外から書きます。でも「何」の右側はかぎではないので「口」が先なんですね。

「何」の字を「何?」とびっくりするような筆順で書かないよう、気を付けましょう!
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
草かんむりは全部で3画。その順番が大事です。
では問題です。「草」の1画目はどちらでしょうか?

1 ズバッと横の画を先に書く。
2 縦の短い画を先に書く。
さて「草」の、草かんむりの1画目はどちらでしょうか。
正解は……

そう、この「草」の1画目、つまり草かんむりは、この横の画から書くのです。
草かんむりのなりたちは「艸」です。よく、絵文字で見かけませんか?
「(* ´艸`)クスクス」などの手の部分ですね。
「そう」と読み、草かんむりのことを表します。
そこから今の草かんむりの形になったのですが、なりたちと筆順は少し関連性がありません。今の草かんむりの形になってから筆順が決定したからです。
私が指導している国語塾では「地面を先に書きましょう。」と指導しています。
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
「重」には、真ん中を上下に貫く、長い縦の画が1本ありますよね。

この縦の画、何画目に書くでしょう。今回はどの画の次に書くかを当ててもらいますよ。


1 ノの字の次。つまり2画目
2 ノと一を書いてから。つまり3画目
3 ノと一と日を書いてから。つまり7画目
4 全部書いてから最後に。つまり9画目
さて「重」の縦の画は何番目に書くでしょう。
正解は……

そう、この「重」は、ノと一を書き、日の字を書いてから縦の画なのです。つまり7画目になります。
ではもう一度、「重」の字の筆順をおさらいしましょう。

実はこの「重」の部首は「里」。なのでこの書き順なのですね。「里」の字が上にはみ出しますが、「ノ」+「一」+「里」です。そうすると覚えやすいでしょう?
間違えていた人はこの機会に覚えなおしましょう。
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
出典>>「重」はどこまで書いたら縦の画?あなたは正しく書けますか?
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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