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お料理をいただくダイニングテーブルや長時間過ごせるソファ、毎日見るテレビをすべて一つにレイアウトするには、10畳のリビングダイニングでは若干窮屈な印象があります。
ショップで「いいな」と思ったインテリアをそのままコーディネートすると大きすぎて使いにくいことも。10畳のリビングダイニングではサイズ感にカギがあります。
こちらでは10畳に合った家具とそのレイアウト実例をご紹介。少し小さめですが、広い部屋と同じ様にきちんとインテリアを配置できますよ。

天井に接する窓から日が差しこみ、キッチンカウンターに反射して部屋の中を明るく照らしています。
丸いテーブルは角ばっていないので10畳でも相性抜群です。
邪魔にならない動線を考えた椅子のレイアウトの実例です。出来たお料理もすぐに受け取れますね。
ダーグな木目と軽やかな木目のインテリアの両方でコーディネートされていて、目を楽しませてくれます。
レイアウトされている2つのライティングがおしゃれで、気分を和ませてくれますね。

10畳のリビングダイニングにゆとりを持って暮らしたいならば、こちらにあるような2人用のダイニングセットをレイアウトしてみましょう。
キッチンカウンターにぴったりと接してレイアウトされているのも◎。その分リビングがのびのびしますよ。
インテリアは清潔感のある白と優しげな白木でまとめられています。
ストライプ模様のような床材で、コーディネートにリズム感が差し込まれた実例です。

試して欲しいレイアウトがもう一つ。キッチンにカウンターテーブルをピタっとくっつけていますね。真ん中に座るのは、まだ小さいお子様でしょう。
両親が両側からお食事の面倒を見ることができるレイアウトです。
ダイニングをコンパクトにできたので、10畳のリビングダイニングに随分と余裕ができます。
9割が白のインテリアで、しかもすっきりと片付けられていますね。
冷たい印象にならないのは、かごや可愛い布巾がコーディネートされているからです。

白とブラウンを基調にしたインテリアにグリーンが映え、一見にして居心地の良さを感じます。ダイニングチェアの代わりにソファをセットしていますね。
食事とリラックスタイムを同じ場所で過ごせて一石二鳥です。このようなセッティングにすれば、その分10畳のリビングダイニングが有効に使えますね。
鏡がレイアウトされ、部屋に奥行きが増した実例です。

人数が多い家族の場合は、2~3人掛けの椅子では間に合いません。そんなときには写真のようなダイニングを10畳のリビングダイニングにドーンと配置。
省スペースしたいならベンチをレイアウトしてみましょう。動線を干渉しません。濃いブラウンのインテリアは空間を引き締めてくれます。
全体的にシックなコーディネートですね。レイアウトされている椅子は、向こうを見通せる背もたれで窮屈にならないセレクトです。

10畳で真似してみたい実例です。
ローテーブルはテレビとソファの真ん中にレイアウトせず、ソファの近くにセッティングするとのびのび感を実感できます。
ラグマットも同様に真ん中ではなく、ソファの足に噛ませるように敷きましょう。
床材がちらりとのぞくと広がりが増しますよ。ナチュラルなインテリアでまとめられていますね。
随所にグリーンが差し込まれコーディネートを引き締めています。

手狭な賃貸やちょっぴり狭い印象の10畳のリビングダイニングにフィットするのは、2人掛けのソファです。
大型ものを置くと通路が狭くなることも。レイアウトにちょうどいいのはこのサイズ感です。
まずテレビのコンセントを確認し、位置を決めます。それからソファなどのインテリアをコーディネートしてみましょう。
縦長の部屋のケースでは、長い方の壁に背を当てて設置すると縦方向に伸びて見えますよ。
窓にはみ出たレイアウトは、光が差し込むのを妨げてしまうのでご注意ください。

約8割が白いインテリアですが、少量の黒とクッションのグレーやブルーが差し込まれてコーディネートされているので、寂しくならないですね。
10畳のリビングダイニングをレイアウトするときには、背の低いタイプのソファがグッド。
このように目線より下にレイアウトしていると、実際より広がりがあるように錯覚しますよ。
床にぺったりとくっつくタイプをコーディネートしているので、お掃除もラクラクな実例です。

一度は使ってみたい憧れのカウチソファ。
ウチの10畳のリビングダイニングでも置いてみたい!という方もいるでしょう。リラックス感満載なのでレイアウトしたいですよね。
このサイズ感なら十分ハマります。通路の行き来が問題がないくらいに確保できています。
ブルーグレーと白木のコーディネートがモダンなインテリアです。窓辺にレイアウトしたグリーンが居心地の良さをアップする実例です。

こちらにあるのは、体の曲線や動きにそってしっかり支えてくれる、中にビーズが入ったソファです。
こんなタイプなら好きなところへ移動できていいですね。真ん中に置いても壁に沿ってレイアウトしても邪魔になることがありません。
10畳のリビングダイニングにレイアウトすれば他の空間に余裕が出ます。またローテーブルをセットしないのも広さを確保できる秘密の一つ。
カラーや形次第で色々なコーディネートを楽しめる実例です。

リビング、ダイニング、キッチンの各機能が一つにつながったⅬDK。
一方リビングダイニングはキッチンが独立していたり、カウンターなどで区切られているキッチン以外の部分を指した言葉です。
ここからは間取り的には似通っているⅬDKの実例をご紹介。
きっと参考になるはずです。10畳のリビングダイニングには2人掛けテーブルがジャストフィットでしたね。
余裕ができた分、ソファの背もたれでリビングとダイニングを分けてレイアウトしています。

こちらのⅬDKの実例でも、ソファの背もたれでリビングとダイニングを分割していますね。
1つ前の写真とは違ってキッチンカウンターからテーブルを離してレイアウト。場所を必要とする平行なセッティングをしています。
ちょっと窮屈にはなりますが、10畳のリビングダイニングでも、実例のようにコンパクトなレイアウトができますね。
木目を生かしたインテリアがふんだんに使われていて、居心地の良さがうかがえるコーディネートです。

キッチンに向かい合せて平行にテーブルをレイアウト。
白でできた空間にテレビとソファのブラックが差し込まれ、目を惹くコーディネートですね。インテリアの色を限定しているので広さが増して見えます。
またそんなに広くはないはずなのに、圧倒的な開放感を感じる実例です。
その理由は正面の窓から外の景色が見えるから。また右の部屋の扉が全開だからです。
このテクニックは、10畳のリビングダイニングでも生かせるアイデアですね。

正方形や長方形の形をした定形の10畳ばかりではありません。こちらはそんな例になるⅬDKです。
左下部のカウンターキッチンで接するように、ダイニングテーブルがレイアウトされています。
ちょうどキッチンを真ん中にして奥がリビングスペースです。
リビング、ダイニングどちらからでもアクセスしやすいレイアウトになっていますね。
赤い椅子とクッションが差し色として加えられ、インテリアに温かみが増しました。

10畳という広さはマンションでもよく取り入れられます。
ここからはマンションの場合のコツをお伝えしますね。こちらの実例では、テーブルの椅子にスツールをレイアウトしています。
小ぶりなテーブルに同じ大きさの椅子を2つ並べる余裕がない場合でも、これなら大丈夫。
使わないときにはテーブルの下に収めておくこともできますね。
椅子と一口にいっても種類が色々あります。部屋の大きさと相談して部屋に合ったインテリアをレイアウトしましょう。

キッチンカウンターに平行して、ローテーブルをレイアウトしているマンションの実例です。
目線より低いところにレイアウトしているので、インテリアが喧嘩しません。
通路も十分にあります。小さなお子様のいるご家庭なら、ずり落ちたりすることがないので安全ですね。
かごやピンクのカーテンが、かわいらしさを添えているコーディネートです。10畳のリビングダイニングでもトライしてみたいレイアウトです。

隣に部屋があるのはマンション特有の設計。戸が開いているので一続きの部屋に見えますね。
10畳のリビングダイニングのときに真似してみたい実例です。
またソファなどのインテリアを壁にぺったりつけてレイアウト。床がたくさん見えると広々さが実感できるんです。
キッチンカウンター上部に描かれた6つのキッチングッズが、白木と白のコーディネートに色どりを添えています。

縦長タイプはマンションで採用の多い設計。テレビとソファが垂直の関係で位置していますね。こんな取り合わせもグッド。
ソファを長方形の長い方の辺に沿う形でレイアウトして、グンと奥行き感がプラスされました。案外テレビも見やすいですよ。
この実例では風にゆらゆら揺れるモービルに愛嬌を感じます。淡いグレーのインテリアが部屋の空気を柔らかくしています。
10畳を色々な角度から見てきました。家具で部屋をいっぱいにしないために、一回り小ぶりなインテリアをセレクトするのがコツです。
椅子の種類を変えてみたり、コーディネートする位置を少し変えるだけでも広さの実感は変化します。ひと手間で見違えますよ。
この記事のライター
folk
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