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キッチンレイアウトに迷っている方の中には、壁付けキッチンの扱いに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は壁に向いているからこそのメリットやアイデア次第で、インテリアの主役にもなるほどおしゃれに変身するんですよ♪
今回は壁付けキッチンのメリット&デメリットを考えながら、おしゃれなレイアウトやインテリアのアイデアをご紹介します。

壁付けキッチンは文字通り壁に向かって付いているレイアウトなので、収納として使っていない余白が多いのではないでしょうか。
この壁のスペースをごちゃごちゃしないようにアレンジするとアレンジの可能性がもっと広がりますよ。
ラックを取り付けてディスプレイ収納にするも良いですし、ディアウォールや突っ張り棒などでおしゃれインテリアにするのも◎

壁部分に収納ラックを取り受けられるだけでなく、よく使うフライパンや調理器具を吊るしておくのにも壁付けキッチンはとっても便利。
毎日使うものなら吊るしておいてもほこりは溜まりにくいですし、洗った後の乾燥などお手入れも簡単ですよね。
何かとバタつきやすい場所だからこそ、さっと手に取れるのは大切なポイントになります。

壁付けキッチンの素敵な所は、正面の窓から明るい自然光を存分に取り入られれる点ではないでしょうか。
手元灯が無くても作業をストレスなく行えるだけでなく、気持ちまでリフレッシュできそうです。
キッチン周りに自然光を上手に取り入れていると、多少ものが出ていてもなんとなく清潔でおしゃれな印象になりますよ。

壁付けキッチンを選ぶ方が必ずといっていいほど挙がるのが、「リビングを広くとること」。
対面キッチンだとどうしても一定のスペース確保が必要になり、時にはリビングを圧迫してしまうケースもあります。
壁付けキッチンは背面カウンター分のスペースがなくオープンで、作業スペースとリビング動線が一体化しているのですっきり広くなりますよ。
リビングダイニングとインテリアを揃えるのも楽しいですよ。

instagram(@restoringlansdowne)
壁付けキッチンだとどうしてもリビングに背を向けなければいけないのは、小さなお子様を持つ方は特にネックではないでしょうか。
料理に集中したくてもついつい見えない後ろにも気を配らなければいけませんから、作業効率は落ちやすいです。
ほかにもホームパーティーが好きな方や料理中にリビングのテレビを見たい方にも、リビングに背を向ける位置関係はデメリットとなるでしょう。

対面キッチンなら写真の実例のような大きな収納を確保することができますが、壁付けキッチンだと置き場所に困ってしまいますよね。
リビングから目立つ場所にキッチン収納を設ける必要があるので、インテリアに合わせたアイテム選びが重要。
間取りの問題で電子レンジがキッチンから遠い場所に置かざるを得ないというのも、残念ながら壁付けキッチンあるあるなんです。

壁付けキッチンは対面キッチンに比べて、作業スペースが狭くなりやすいというデメリットがあります。
天板がフラットな対面キッチンなら奥行きも1000mm前後ありますが、壁付けキッチンだと600mm前後が平均的です。
また背面収納をカウンターにしている場合は後ろでも作業ができるので、比較すると作業スペースが狭いといえるでしょう。

壁付けキッチンはリビングが広く取れるメリットがありましたが、その反面キッチンが丸見えになってしまうデメリットがあります。
忙しいとどうしても溜まってしまう洗い物などの生活感は、家族であってもあまり見せたくないですよね。
壁付けキッチンはある意味、対面キッチンよりもこまめなお手入れが必要なのかもしれません。

壁付けキッチンの前面が大きな窓になっていて、明るい自然光が入り込む美しい空間になっていますね。
キッチン自体はコンパクトなのですが、明るく広々とした雰囲気が生まれ、圧迫感を感じませんよね。
前面に壁面ラックを付けないのなら、思い切って大きな窓にしてしまうのもおしゃれかも。
明かりが照らす場所にはお気に入りの観葉植物やインテリア小物を飾ってみて♪

壁付けキッチンはリビングからも見えやすいので、インテリアにもこだわりたいですね。
こちらはホワイトを基調としたキッチンにゴールドやダークグリーンのタイルのアクセントは、高級感がありとってもおしゃれ。
明るい木目のアイテムやラックも取り入れることで、適度にナチュラルでバランスが良いですね。

こちらはよく使う調理器具や調味料をコンロ周りに配置した、使い勝手抜群の実例です。
アイテムにもこだわると、吊るしておくだけなのにインテリアとしても映えるのおすすめですよ。
レンジフードにはフックを掛けられる箇所がありますし、磁石もくっつくので賃貸でも気兼ねなく取り入れられます。

壁付けキッチンはリビングダイニングが広くとれるのが魅力と先述しました。
こちらの実例はまさにダイニングと一体化した間取りで、コンパクトながらも広々とした余裕を感じますよね。
キッチン収納も高さの低いカウンタータイプにして、ダイニングテーブルと同じカラーでまとめられているので一体感があります。

こちらのキッチンは壁面を余すことなく上手に活用していて収納量が素晴らしいですね。
調理器具やまな板、調味料だけでなくポットや食器まで置かれています。
またシンク上の吊り下げ式ラックは収納としてだけでなく、食器洗い後の水切りとしても使えて便利ですよ。

壁付けキッチンの手前に作業台がある実例です。高さをキッチンよりも少し下げることで圧迫感もなく取り入れられます。
お子様が配膳の手伝いをする場合にも低いと安心ですよね。
また一時置きスペースやパンをこねるスペースとしても大活躍するので、レイアウトに余裕のある場合は検討してみると良いですよ。

専用の作業台を用意しなくても、ダイニングテーブルもレイアウト次第では便利に使えますよ。
こちらの実例はキッチンとテーブルを近づけて、キッチン側にはチェアを置かないレイアウトになっています。
チェアがないことでキッチンの動線も邪魔しませんし、手元に障害物がないので心おきなく作業ができますね。

壁付けキッチンのデメリットである手元が丸見えになってしまう点は、手前にカウンターを置いて解決してしまいましょう。
カウンターにも段差を付けることで、家電や調理器具をリビング側から隠す収納にもなるのでおすすめです。
カウンター背面のレンガはインテリアとしても◎まるで対面キッチンのようなアイデアは、間取りを自由に決められない賃貸でも活躍しますよ。

まるで映画に出てくるおうちのようなダイニングキッチンですよね。
壁付けキッチンはリビングダイニングと一体化しているからこそ、インテリアの統一感にもこだわりたいところ。
こちらの実例はナチュラルな木目をメインにしつつ、ブラックのアクセントが入っていてとってもおしゃれです。
面積が広いとインテリアも散らかりやすいので注意しましょう。

一般的に壁付けキッチンといとまっすぐなI型を思い浮かべますが、実例のようにL型やそれ以外のレイアウトも存在します。
まっすぐよりも家の形にそってコンパクトに収まってくれるので、動線も短く済み便利ですよ。
ただし壁付けのL型キッチンは家のレイアウトによってはデッドスペースも生みやすいので、取り入れる際はじっくり検討が必要です。

壁付けキッチンの採光も収納も妥協したくない方におすすめなのが、この実例のように横長の窓を取り入れるアイデア。
手元はしっかり照らしながらも、上部の収納も確保できます。窓の前に観葉植物を置くと光が当たってとってもきれいですよね。
キッチンだとすぐに水道があるので、水やりなどのお手入れも気づいたとき気軽に行えますよ。

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まるで温室のような優雅さを感じるインテリアがおしゃれなキッチンですよね。
注目していただきたい写真右側のスペースですが、このようにちょっと余裕を持たせておくと収納も置けますし、物が増えたときにも安心ですよ。
カーテンなどで仕切ってパントリーとして使うのも◎壁付けキッチンで収納を増やすためにこのような工夫も有効です。
壁付けキッチンをメリットを活かし、デメリットを解決するようなヒントは見つかりましたか?壁付けキッチンの特徴をうまく取り入れた、おしゃれなレイアウトやインテリアがたくさんありましたね。
対面キッチンでなくでもおしゃれなキッチンインテリアは叶うんですよ。おうちをリフォームや新築する場合は対面キッチンよりも安い値段で施工できる場合もあるので、今後の参考にもなれば嬉しいです♪
この記事のライター
folk
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