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普段はカタカナやひらがなで表記されることが多い動物の名前。漢字で書かれると、何の動物だろう?となってしまうこともありますよね。
そこで本記事では、「犬」と「猫」が使われている動物の漢字クイズを出題します!
「鬣犬」は何と読むでしょうか?

「鬣」という字はあまり見慣れないですよね。
「ひげ」に似ていますが、「ひげ」は「髭」と書くので、ちょっと違います。
「鬣」は「たてがみ」と読みます。
では、「鬣犬」は何と読むでしょうか?
正解はこちらです。

「ハイエナ」です。
「鬣犬」はそのまま読むと「たてがみいぬ」です。
「たてがみいぬ」はハイエナの別名なのです。
ハイエナには首の背面にたてがみがあるため、「鬣犬」なのですね。
しかし、ハイエナはイヌ科の動物ではありません。
外見はイヌに似ていますが、分類上はジャコウネコに近縁です。
では次の問題は漢字に「猫」が使われている動物です。
「麝香猫」は何と読むでしょうか?

「猫」はそのまま「ネコ」と読みます。
では、「麝香」は何と読むのでしょうか。
実は、正解はすでに出てきています。
これが最大のヒントです!
正解はこちらです。

「ジャコウネコ」です。
さっき出てきましたね!
「麝香」は「ジャコウ」と読みます。
ジャコウネコは、名前に「ネコ」とつきますが、ネコ科の動物ではなくジャコウネコ科です。
見た目もそこまでネコっぽくありません。どちらかというと、タヌキに似ています。
「麝香」とは、麝香鹿(ジャコウジカ)の分泌物を乾燥させてできた香料です。
香水などでよく使われる「ムスク」は、麝香のことなのです。
ただし、現在ではワシントン条約で麝香の商業取引は禁止されており、市販のムスクは合成香料です。
ジャコウネコも麝香のような強いにおいのある分泌物を出すため、名前に「麝香」がついています。
ジャコウネコの分泌物からつくられる香料はムスクではなく、シベットです。シベットは、日本語では霊猫香(れいびょうこう)と呼ばれています。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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