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食の魅力がないと思われているイギリスですが、実はイギリスには伝統的な美味しい家庭料理がたくさんあります。あまり特殊な材料を必要としない料理も多く、現地にいなくても簡単に再現できる家庭料理もあります。
今回はそんなイギリスの家庭料理を特集します。おうちで作りやすいレシピもたくさんありますので、人気のイギリス家庭料理でプチ旅行気分を味わってみませんか?

ローストビーフはパーティーやおもてなし料理でも活躍してくれるレシピですが、イギリスでは伝統的な家庭料理として知られています。
オーブンで蒸し焼きにするのが基本的な作り方ですが、家庭料理では湯煎で放置したりフライパンで焼いたりと、簡単なレシピもたくさんあります。
意外と簡単に作れるので、夕飯の献立に作ってみるのも良いですね。
残ったらサンドイッチやサラダの具材にアレンジして、2度楽しむのもおすすめです。

イギリスでは軽食のような感覚で親しまれているスコッチエッグ。
茹でた卵を味付けしたひき肉で包んで、オーブンで焼いたり揚げたりしていただく美味しいレシピです。
ボリュームもあるので、家庭料理ではメインのおかずとしていただくのが良いですね。
ソースやピクルスを添えていただくのが定番の食べ方です。切り口から見える卵が食欲をそそりますよ。

本場ロンドンでは牛肉と同じくらい人気があると言われるラム肉は、家庭料理でも意外と簡単に作れますよ。
骨付きのラム肉が手に入ったら、贅沢にソテーにしていただきましょう。
独特の香りがあるラム肉はハーブをたっぷり添えて焼くと美味しいので、お好みのハーブを用意してくださいね。
こちらはぶどうで作った特製ソースを添えたレシピで、甘酸っぱい味付けがラム肉に合いそう!お好みの味付けでアレンジするの良いですね。

シェパーズパイは、イギリスの伝統的な家庭料理の一つ。
一般的には羊のお肉を使ったパイのことで、マッシュポテトと層にして焼き上げるオーブン料理です。
羊肉は玉ねぎやニンニクなどお好みの刻み野菜と一緒に炒めたり煮たりしてソース状にし、耐熱皿に入れます。
その上からマッシュポテトのたっぷりのせてオーブンで焼き上げます。イギリスでは家庭料理やパーティー料理として人気があるレシピです。

こちらはシェパーズパイと似たコテージパイ。作り方はほどんと同じですが、イギリスでは使うお肉の違いでその呼び名が異なるようです。
こちらのコテージパイは牛肉を使ったパイのこと。
シェパーズパイと同じように作りますが、最近は家庭料理で作りやすいアレンジレシピもたくさんあります。
こちらはレンズ豆とバターナッツかぼちゃを使ったコテージパイ。おうちにある食材でアレンジできると楽しいですね。

ミートパイは世界各国で親しまれている人気のレシピですが、イギリスの伝統料理とも言われています。
パイの中にひき肉をたっぷりと詰めたボリュームのあるレシピで、家庭料理としても人気があります。
元々は牛肉で作られることが多いレシピですが、家庭料理で作る時は合びき肉を使うと簡単に作れますよ。
お肉で作ったミートソースにパリパリのパイ生地が良く合い、夕飯のメインのおかずにもなる人気レシピです。

フィッシュアンドチップスはイギリスの代表的な料理の一つです。
ファーストフードやお酒のおつまみとしても人気のレシピですが、家庭料理としても親しみやすい人気の料理です。
タラなどの白身魚のフライにポテトフライを添えたもので、ちょっぴりジャンキーな味わいが魅力的です。
家庭料理でも作りやすいシンプルなレシピなので、お酒のおつまみや夕飯のメインのおかずとしていただくのも良いですね。

素朴で美味しいイギリスの家庭料理、ジャケットポテト。
皮付きのじゃがいもを丸ごと焼いて、中に豆やチーズなどをトッピングしていただく簡単レシピです。
こちらはそんなジャケットポテトと同じようにいただける料理で、じゃがいもにミートソースやチーズをトッピングして焼いていただきます。
じゃがいも料理はイギリスの家庭料理でも定番で、各家庭ごとにいろいろなアレンジで楽しまれています。

イギリスの代表的な料理に、ソーセージロールがあります。本来はひき肉などで作るソーセージミートをペストリー生地で包んで焼いた物。
ですがソーセージミートはなかなか手に入りにくいものなので、簡単に家庭料理でアレンジするなら美味しいソーセージを包んで焼くのも良いです。
もうひと手間加えるなら豚ひき肉やハーブなどで、簡単にソーセージミートを作って本格的なイギリス料理に近づけるのもおすすめです。

本場イギリスでも親しまれているスコーン。
バターと生クリームの間と言われる濃厚なクロテッドクリームや、ベリー系のジャムを付けていただくのが定番です。
作り方もとてもシンプルなので、お菓子作りが得意でない方でも作りやすいですよ。
メインの食事に添えたり、朝食や昼食の主食にしたりと、いろいろな場面で活躍してくれます。もちろんティータイムのおやつにするのもおすすめです。

マフィンというとカップケーキのようなマフィンを想像される方も多いと思いますが、そちらはアメリカ流。
イギリス流のマフィンはこちらのようなパンで、最近は市販品も良く売られています。
周りにコーンミールをまぶすことも多く、ザラザラとした手触りが特徴的です。
こちらのようにベーコンやトマト、サラダをサンドしたり、マフィンを半分にして具材をのせて焼いたり、家庭料理でもパンとして親しみやすいのが魅力です。

ペストリーは日本でいうところのパイ生地のようなデニッシュ生地のような生地で、パイ料理が人気のイギリスではミートパイのようなお惣菜系のレシピの他こちらのような甘いスイーツも作られています。
こちらのようにダークチェリーにカスターを合わせたり、アーモンドをトッピングしたりしてデザートとしてもいただけそうです。
生地は0から作るのが大変な時は冷凍生地を活用するのも良いですね。

イギリスの朝食は世界一!と言われる程ボリューミーで豪華なことで知られています。
朝からたくさん食べて一日のパワーをしっかりチャージできるよう、メインのおかずやサイドメニューも豊富。
こちらのようにワンプレートで盛り盛りに盛り付けるのが定番です。
イギリス料理はあんまり…と思われがちですが、朝食は美味しい!という言われるのも納得の贅沢メニューです。

サンドイッチやスコーン、ペストリーなどイギリスの伝統的な料理と一緒に紅茶を楽しむアフタヌーンティー。
イギリス料理といえば、アフタヌーンティーで優雅にティータイムを過ごすのもおすすめの楽しみ方です。
焼き立てのスコーンにクロテッドクリームをたっぷりつけて、ハムやきゅうりのサンドイッチもいただく、ちょっと贅沢な時間が過ごせそうです。
家庭料理でも作りやすいレシピが多いので、たまにはこんな優雅な時間を楽しむのも良いですね。

イギリスパンは山型の食パンとも言われ、最近はスーパーやパン屋さんでも見かける身近なパンです。
シンプルにトースターでカリッと焼いていただくのが基本的な食べ方ですが、こちらのようにフレンチトーストでいただくのも良いです。
生地がしっかり卵液を吸ってジューシーに焼きあがりますよ。家庭料理で作りやすいレシピで、朝食や昼食、スイーツしても楽しめるレシピです。

サマープディングは、イギリスのお菓子で食パンを使って作るデザートレシピです。
薄くスライスした食パンとフルーツや果汁を重ねて作ったり、パンにしっかり果汁を染み込ませて盛り付けたりと作り方もいろいろあります。
こちらはベリーを使ったサマープディングで、パンの中にベリーがたくさん詰まっています!特別な材料は不要なので、家庭料理でも作りやすいですよ。

イギリスの焼き菓子といえば、やはりショートブレッドが有名です。
紅茶にとても良く合うので、ティータイムはこの組み合わせでゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめ。
ショートブレッドは、小麦粉・バター・砂糖・塩の4つの材料だけで作れるバタークッキーで、気軽に作りやすいのも魅力の一つ。
ココアは抹茶、ベリー類などを加えてオリジナルの味を楽しむのもおすすめです。

トライフルは、スポンジケーキやカスタード、フルーツなどを層になるように器に詰めていただくイギリスのデザートです。
大きな器にまとめて作ることも多いですが、こちらのように1人分ずつ盛り付けるのもおしゃれですね。
層にした楽しむので、ガラスの器を使うのがおすすめです。
昼食や夕飯の後、食後のデザートとしていただくのも良いですね。お好みの具材を入れていろいろなテイストでアレンジもできそうです。
イギリス料理にも、おうちで作りやすい美味しい家庭料理がいろいろあります。お肉料理やパイ、おつまみなどイギリスらしい郷土料理も意外と簡単に作れるので、ぜひチャンレンジしてみて下さいね。
またアフタヌーンティーやイングリッシュブレックファーストなど、たまには遊び心のある献立で旅行気分を味わってみるのもおすすめです!
イギリスの家庭料理はシンプルで簡単なものが多いので、気軽に作ってみてくださいね。
この記事のライター
folk
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