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元国税局職員のさんきゅう倉田です。
好きな小説の書き出しは「吾輩は白色申告である。税務調査はまだない」です。
お金持ちのあるあるや行動、悪いところを書き続けています。今回は、成功した社長たちの7つの共通点をまとめました。
社長も、仕事中は怒るかもしれません。しかし、仕事が終わって社外の人と会う場合は、決して怒りません。他の社長に失礼なことを言われようと、お付きの部下がミスをしようと人前では怒りません。
一人だけ、元大臣のタニマチをやっているのに、寿司屋で一緒になった中堅の政治家が自分に挨拶をしなかったとき、烈火のごとく怒って秘書に電話をしている社長を見たことがありますが、基本的には怒りません。
ちなみに、中堅の政治家は電話から15分ほど経って、慌てた様子で謝罪と挨拶に来ていました。
怒りは、余裕の無さの現れです。裕福だと、怒りの感情を発露する機会は減るように思います。金持ち喧嘩せず、にも通じます。
飲食店の店員さんには極限まで優しくします。酔っ払ったホステスに酒をかけられた社長が、いいよいいよ、と言っているのを見たことがあります。ホステスが帰らされたあと、ママに悪口を言っていたのでまだまだ修行が足りないとは思いましたが、直接怒ることはしません。
安くて早い飲食店でクレームを言っている人と同じような振る舞いをしたくないと考えているようです。嫌なことがあっても怒らず、知り合いに言いふらすことで心を落ち着かせています。
社長は極端に友達が少ない人がほとんどです。友達ではなく、社長仲間とよく飲んでいます。友達ではないので、どちらかが貧しくなったらもう会わないような関係です。
お金持ちになる過程で友達を失ってしまい、同じくらいの所得の人と希薄な関係を築いています。友人がいない分、恋人と過ごす時間も多くなるので、不倫率が高いですね。
みんな返事が速やかです。5時間既読がつかないとか、「ごめん寝てた」とかそういうことがありません。返事が遅い人で、仕事ができる個人事業者や経営者には会ったことがありません。まあ、どうでもいい相手に対し返事を返さないことはあるでしょうが。
若くないにの、遅くまで飲んでも元気です。ぼくが0時ごろから眠そうにして、我慢できなくなって深夜2時頃帰ったとしても、次の日に連絡したら「7時まで飲んだよ」と聞くことがあります。
寝なくても平気なんですね。だから、誘われたときに、終電くらいで帰れるかな、などど淡い期待を持ってはいけません。帰りたければ、はっきりと「帰ります」と言える強い心が必要です。また、タクシー代も用意しておきましょう。
一部の芸人は、社長の前でネタをやってお金をもらったり、遅くまで飲んでタクシー代をもらったりしているようです。ぼくの周りの社長は、お金も仕事もくれませんが、クラブでは財布の紐が緩むようです。女性が隣に座るほうのクラブです。
マナーだから当たり前かもしれませんが、アフターに参加したホステスには1万円ずつ車代を1万円ずつ渡すし、小さい祝い事でも仕入れ値の7倍近いシャンパンを注文します。クラブでお金を使うことが、彼らにとってのステータスなんですね。
社長ならではの考え方だと思いますが、飲んでいる場所でのしきたりに準ずることはとても大切だと思います。
社長がやっていることを真似すれば良いこともあるし、習性が分かれば、対応もしやすいと思います。ひとつ言えるのは、その場の会計を社長がするからといって、あなたより偉いということはなく、好きな話をし、自由なタイミングで帰り、嫌なことはすべて断るといいと思います。
それで怒る社長は、もう会わなくていい社長です。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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