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普段はカタカナやひらがなで表記されることが多い動物の名前。実は漢字の表記もあるのだけれど、目にする機会が少ないだけに「何の動物?」となってしまうこともありますよね。
そこで本記事では、あの動物って漢字だとそう書くんだ!となる動物のクイズを3問出題します。
「海狸」は何と読むでしょうか?

狸は「タヌキ」ですよね。
海狸は「うみだぬき」と読めます。これは、この動物の別名です。
「かいり」と読むこともできますよね。実はこれも、この動物の別名なのです。
「うみだぬき」や「かいり」と呼ばれる動物は何でしょうか?
海にいるタヌキのような動物ということでしょうか。
正解はこちらです。

「ビーバー」です。
ビーバーは、齧歯目の動物でネズミやリスと同じ仲間です。
「狸」という字が入っていますが、タヌキの仲間ではありません。
しかし、大きさやコロコロと丸い体型から、タヌキのように見えたのかもしれませんね。
また、「海」という字が使われていますが、実はビーバーは海ではなく川や湖で暮らしています。
尾がオールのように平たく、後ろ足に水掻きを持ち、泳ぎが上手です。
では次も、水辺で暮らす動物の漢字です。
「獺」は何と読むでしょうか?

「獺」は「瀬」という字に似ていますね。
まさに、水辺に住むケモノを表しています。
ペットとして飼われていることもありますよ。
さて、「獺」は何と読むのでしょうか。
正解はこちらです。

「カワウソ」です。
「獺」の一字で「カワウソ」と読みます。
「川獺」と書くこともあります。
カワウソとビーバーはよく似ているように思いますが、カワウソは食肉目イタチ科の動物です。
どちらも水辺で暮らす動物ですが、分類上は全く別の動物です。
日本ではかつてはニホンカワウソが広く生息しており、「ヲソ」と呼ばれていました。
「ヲソ」は「おそろしい」の「おそ」で、人間を化かす生きものと考えられていたためという説があります。
さて次は、そんなカワウソと同じ仲間の動物の漢字です。
「海獺」は何と読むでしょうか?

海にいるカワウソということですね。
この動物、カワウソと同じ食肉目イタチ科カワウソ亜科に分類されるのですが、ちょっと意外かもしれません。
海にぷかぷか浮かんでいる動物です。
そう言われてみれば、確かにカワウソみたいな顔をしているかも・・・?
正解はこちらです。

「ラッコ」です。
ラッコとカワウソは分類上、とても近い仲間なのです。少し意外ですよね。
ちなみに、英語でカワウソは”otter”で、ラッコは”sea otter”です。
英語も漢字もラッコは「海のカワウソ」なのですね。
ところで、「川獺」がカワウソなら、「海獺」はウミウソでは?と思いませんでしたか?
実は、「ウミウソ」という読み方もあります。
ただし、「ウミウソ」と読んだ場合は、「アシカ」の別名となるのです。ちょっとややこしいですね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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