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2月は立春をむかえると暦の上では春になりますが、まだまだ寒い日が続きます。温かいものが食べたくなり、食材も美味しいものがたくさんあります。
季節を感じられるご飯は、食卓を豊かにして食べる楽しみも倍増しますよね。それでは2月の献立におすすめの、定番メニューや和食料理のレシピをご紹介していきます。
2月が旬の食材の金目鯛はちょっとお高めの魚ですが、脂がのって美味しいので和食の定番料理の煮付けがおすすめ。
金目鯛を買う時は、皮の色ツヤがよく、身に透明感があるものを選びましょう。美味しい煮付けにするコツはしっかりと下処理をすること。
フライパンを使うと全体が煮汁に浸かります。甘辛い煮汁にほぐした身をつけながら食べるととっても美味しいですよ。
冬に食べたくなる定番のメニューといえばクリームシチュー。
どんな野菜を入れても合いますが、旬の食材を使って季節感のあるクリームシチューを作りましょう。
こちらのレシピでは2月が旬の芽キャベツを入れています。人参やじゃがいもの他に、肉団子や魚介類もたっぷり入った豪華なクリームシチューです。
冬の洋食献立の時のメインおかずにぜひどうぞ。
鰤は冬に脂がのって美味しくなる2月が旬の魚です。
鰤大根や照り焼きなどの和食のレシピもありますが、カレー粉焼きにしていつもと違う食べ方にするのもおすすめです。
下味は塩麴に漬けるだけなので、面倒な調味料の配合もなく簡単。
しばらく塩麴に漬けた鰤にカレー粉、片栗粉をまぶし、揚げ焼きにして完成です。冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもいいですね。
2月が旬のイカとほくほくのじゃがいもをバター醤油で炒めたメニューは、間違いのない美味しい組み合わせです。
イカは焼きすぎると固くなってしまうので、じゃがいもはあらかじめレンジで柔らかくしておきます。
バターを温めたフライパンでイカを炒めてからじゃがいもを加え、醤油を回しかけて器に盛ります。
バター、青のり、鰹節をかけて熱いうちにいただきましょう。
鍋料理は冬に何度も食べるという人も多いと思いますが、2月が旬のニラとキャベツをたっぷりと使ったもつ鍋もおすすめの鍋料理です。
お店で食べる本場のもつ鍋は牛もつを使いますが、おうちで作るならスーパーで手に入りやすい豚もつでもOK。
市販の鍋スープの素を使ったり、醤油など家庭にある調味料で作れるレシピもあるので、気軽に作ってみてください。
ほうれん草は2月が旬の食材で、緑色が濃くなって茎も太くなり、栄養価も高くなるので積極的に食べたい野菜です。
お浸しやごま和えもありますが、子供でも食べやすいホットサラダのレシピをご紹介します。
フライパンに油をひいてベーコンがカリカリになるまで炒めます。下茹でしたほうれん草、粉チーズを順に加え、醤油と塩こしょうで味を調えたら完成です。
冬野菜の代表でもある大根は、2月ももちろん旬の季節です。
丸ごと1本を安く買うことができますが、煮物や炒め物などいろいろな料理に使っても余ってしまうことも。
そんな大根を大量消費するレシピがめんつゆおかかサラダです。大根の千切りにスライサーやしりしり器を使えばわずか5分ほどで作れる簡単レシピ。
ごまや海苔を加えると風味が増して美味しくなりますよ。
カリフラワーはあまり見かけない食材なので旬がいつなのかあまり知られていませんが、2月が旬の野菜です。
ポリポリとした食感が特徴で、ブロッコリーよりもクセがなく食べやすいのでピクルスにも向いています。
茹でたカリフラワーをカレー粉を入れたピクルス液に入れ、半日以上冷やしてから食べましょう。
保存できる期間も長いので常備菜にしておくのもおすすめです。
菜の花はとても季節感を感じられる野菜ではないでしょうか。花の見ごろは春ですが、食べる菜の花の旬は2月です。
菜の花はちょっと苦みがあるので、からしをきかせたお浸しにしましょう。
作るのは簡単で、下茹でして粗熱をとった菜の花を、めんつゆ、からしチューブで和えるだけです。
お好みでちぎった焼き海苔や鰹節をかけて食べてください。
ニラは加熱するとカサが減ってしまうので、節約食材のもやしといっしょにナムルにしましょう。
中華風の味付けですが、和食や洋食の献立でも活躍する副菜。ニラともやしを茹でてしっかり水気を切ります。
ボウルに醤油・ごま油・にんにくチューブ・鶏がらスープの素・白ごまを合わせて、ニラともやしを加えてよく混ぜるだけです。
お好みでラー油をかけると美味しいです。
牡蠣は冬が旬の食材です。まだ寒い日が続く2月なら、ほかほかの炊き立てが美味しい牡蠣ご飯はいがでしょうか。
炊飯器でも作れますが、土鍋や保温性の高い鍋で作ると絶品です。お米をといで浸水している間に牡蠣を下煮して味を閉じ込めます。
牡蠣は加熱しすぎないように、土鍋でお米を炊き始めたら沸騰したタイミングで牡蠣を入れるといいでしょう。
ホタテは養殖物は一年中出回っていますが、1年に2度旬があって冬の2月は旬にあたります。
美味しいホタテが手に入ったら、生のまま食べるおすすめのメニューがホタテ寿司ケーキ。
丸くケーキ型にしたご飯の上にホタテをきれいに並べて、飾り切りにしたきゅうりやレモンなどを乗せるだけです。
見た目も華やかなのでおもてなしなどにもいいですね。
2月が旬の野菜をたっぷり入れた、味噌煮込み風のうどんのレシピ。
こちらでは、大根・白菜・人参・ねぎ・春菊・ごぼうなどたくさん使っていますが、たくさん残っている野菜をたっぷり使ったり、半端に余っている野菜を入れるだけでもOKです。
味付けは醤油と味噌です。土鍋で作ってそのまま食卓に出せば、いつまでも熱いまま食べられて体も芯から温まりますよ。
クリーム系のパスタの具では、ほうれん草とベーコンは定番の組み合わせです。
ほうれん草が苦手な子供も多いですが、濃厚なクリームソースでほうれん草のクセをあまり感じなくなり、子供も好きなベーコンが入っているので食べやすいのではないでしょうか。
ほうれん草はアク抜きのため下茹でしますが、面倒な人は小松菜に変えると下茹でせずに使えます。
冬は根菜が甘みを蓄えて美味しくなる季節。
2月が旬の人参・たまねぎ・白菜・れんこん・かぶなどをたっぷりと入れたスープは、野菜の栄養が出たスープも全部飲めて体も温まるのでおすすめです。
生姜は新陳代謝を促進して体を芯から温めてくれる効果があり、やさしい味わいのコンソメスープは風邪気味の時や胃腸が疲れている時にもいいですね。
冬が旬の果物の定番といえばみかん。皮をむいてそのまま食べられる手軽さや、ビタミンCも多く含まれており、冬の果物には欠かせない存在です。
もちろんそのまま食べても甘くて美味しいのですが、デザートにアレンジするならみかんパイがおすすめ。
加熱するとより甘さが増し、焼き立ても冷めても美味しいですよ。冷凍のパイ生地を使えば簡単に作れます。
いちごはクリスマスケーキの需要がある12月ごろからハウス栽培のものが店頭に出始めて、路地物は春にかけて旬です。
2月にはバレンタインがあるので、チョコレートのスイーツにいちごを使うのはいかがでしょうか。
こちらはテリーヌショコラにいちごを乗せたものです。いちごがあると見た目も華やかになり、普通のチョコレートスイーツよりも特別感が出ますね。
キウイは輸入物が多く出回りますが、輸入物のシーズンオフである冬は国産のキウイが美味しい季節です。
甘酸っぱいキウイは甘いデザートとの相性もよく、カスタードプリンの上に乗せるとさっぱりと食べられます。
こちらのレシピのように薄くスライスして花びらのように盛り付けると、見た目も可愛いのでプレゼントや持ち寄りにもいいですね。
2月が旬の果物のいちごとみかんを使った和菓子なら大福がおすすめです。
大福は手作りするのが難しそうですが、大福の生地をレンジで作れるレシピもあり、材料も上新粉や白玉粉、砂糖、あんこなど簡単に手に入るものです。2種類の大福の大きさを揃えるために、いちごは大粒のものを、みかんは小さいサイズのものを使うようにしましょう。
品種にもよりますが、りんごの旬は秋から始まって冬にかけて続きます。
そのまま食べるだけでなく、手軽にデザートにするなら寒い冬にも温かくて美味しい焼きりんごが簡単に作れるレシピです。
りんごを好きな大きさに切ってバターを熱したフライパンで焼き、砂糖を入れたりはちみつをかけたりしていただきます。ナッツやシナモンパウダーもおすすめです。
冬の寒さにも慣れてきて春が待ち遠しい2月は、冬が旬の食材を使った料理にも飽きてくるころかもしれません。
それでも旬の食材は美味しいのでやっぱりたくさん食べたいなら、同じ食材でも普段作っているレシピと変えた料理を作ってみるといいのではないでしょうか。今回ご紹介したレシピを、2月の食事の献立を作る時に参考にしてみてください!
この記事のライター
folk
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