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夫婦の時間の使い方、15年でどう変わった?工夫次第で夫婦円満に!?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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夫婦の時間の使い方、15年でどう変わった?工夫次第で夫婦円満に!?

コロナ禍で在宅時間が増えたという家庭も多いだろう。シチズン時計が夫婦の時間について調査したところ、夫婦円満のヒントになる結果もいくつか見られたという。長くなった家庭内の夫婦の時間だからこそ、円満な時間を過ごしたいもの。いったい、どんなヒントが隠されているのだろう?【今週の住活トピック】
「15年の推移でみる、夫婦の時間」調査を公表/シチズン時計夫の休日の家事時間、15年前より17分増加

シチズン時計の調査では、15年前の結果と比較しているのが特徴だ。
まず、「休日に家事にどのくらい時間を費やしているか」を聞いたところ、家事時間の平均は、夫が1時間5分、妻が2時間12分で、妻が夫の倍以上という結果となった。全体の約7割を占める(下表黄色部)のが、夫は1時間以内であるのに対し、妻は2時間以上となっているといった、大きな違いが見られる。15年前も今も、平日に溜まった家事を休日にまとめて片付ける妻が多い、ということだろうか。

実は、15年前と比べると、妻はあまり変化していないが、夫は家事時間の平均が17分増えている。特に、「0分」の全く家事をしない夫が大きく減少した点が注目だ。代わりに、しっかり家事をやっていると見える「1時間」や「2時間」が増加した。徐々にではあるが、夫の家事参加が増加傾向にあるのだろう。

Q.休日の一日に、家事時間についてどのくらい費やしているか(出典/シチズン時計「夫婦の時間」調査のリリースより転載)

Q.休日の一日に、家事時間についてどのくらい費やしているか(出典/シチズン時計「夫婦の時間」調査のリリースより転載)

また、「夫婦が一緒に過ごす日常の中で増やしたい時間」として、15年前より大きく増加したのが、「子どもと過ごす時間」(子どものいる人が対象)で、夫は19.9%→39.1%、妻は24%→42.8%とそれぞれ倍近く増加した。夫婦で育児をする時間を多くとりたい、と考えている人が多いことが分かる。

相手の時間の使い方、イライラするのはそれぞれどんなとき?

では、夫が妻に、妻が夫に対して、相手の時間の使い方が長すぎてイライラするのはどんなときだろうか?

夫が妻にイライラする時間は、15年前も今も同じで「外出前の身支度」。これはなんとなく分かるような気がする。お化粧に洋服選び、靴やバッグ選び、いまならマスクの柄選びと身支度にいろいろ悩んで時間がかかるのだろう。

一方、妻が夫にイライラするのは、こちらも15年前と類似して「パソコン・スマホ・タブレット」を操作している時間だ。いまなら、主にスマホをいじっている時間だろうか。「ゲーム」をしている時間もイライラ要因になっているので、家に夫婦でいながら家族ではなく画面に向かい合っているのが、イライラを高めることになるのだろう。

ただし、相手がスマホを操作したり、ゲームをしたりする時間にイライラするのは、夫も同様だ。いまはスマホで、ネット検索だけでなく、音楽を聴いたり、動画を見たり、読書をしたりといろいろなことができるので、スマホに向き合う時間が長くなるのだろうが、互いにイライラの要因となっている点を認識する必要があるだろう。

「トイレ」が長いのもイライラ要因になっている。特に妻のほうがイライラしている割合が高いが、家に居場所の少ない男性陣が、一人きりになれるトイレに籠もりがちということだろうか。

Q. 相手(配偶者)の時間の使い方で、長すぎてあなたがイライラするのはどんな行動か(出典/シチズン時計「夫婦の時間」調査のリリースより転載)

Q. 相手(配偶者)の時間の使い方で、長すぎてあなたがイライラするのはどんな行動か(出典/シチズン時計「夫婦の時間」調査のリリースより転載)

また、この結果では次の2つの点も興味深い。
・2005年よりも2020年のほうが、イライラの度合いが高まっている
・夫が妻にイライラするより、妻が夫にイライラする度合いのほうが高い

2005年と比べていまの方が、時間のスピードが速いということもあるのか、ゆとりが減っているのではないかと懸念される。また、共働き率も増加するなか、妻は夫より家事や育児にも時間を取られているのが実態で、夫が家のことを何もしていないと感じる時間に、イライラするという側面もあるのだろう。

さて、シチズン時計では「身支度や生理現象に対しては歩み寄りも必要ですが、いい夫婦関係のために、スマホやゲームなど画面と向き合う時間には節度が求められます」と助言している。夫婦円満のためには、夫婦でいるときには、ぜひ画面に向き合う時間に配慮してほしい。

土曜日の午前10時が狙い目?

夫婦円満のもう一つのヒントが、「最も心地よい」と感じる時間帯だ。
夫も妻も「土曜日」が最も心地よいと感じると回答(夫:39.5%、妻:37.0%)した。さらに時間帯まで見ると「土曜日の午前10時」の組み合わせが、心地よい時間のトップになるという。

おそらく、休日を迎えた土曜日の朝、朝食や朝の家事を終えて、ほっと一息してのんびり感を味わえる時間なのではないか。この時間こそ、画面ではなく互いに向き合って、会話を楽しんだり、同じことを体験したりすれば、さらに心地よくなることは間違いなしか?

夫婦喧嘩をしていたら謝って仲直りするもよし、たまにはちょっと甘えてみたり、楽しかった思い出を語ったりして、夫婦円満を心がけてみよう。

この記事を読んだご夫婦が、今週の土曜日の午前10時にどんなことをするのか、ちょっと楽しみにしている。

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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