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「むら・おっと・こ」ではありません。「村夫子」の読みと意味、知っていますか?

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目次

使われている漢字一つひとつの読みが分かっても「これってなんて読むの?」と戸惑ってしまうような言葉があります。

そこで本記事では、読めそうで読めない漢字のクイズを出題します。

「村夫子」の読み方、知っていますか?

「村夫子」の読み方は?

「村(むら)」も「夫(おっと)」も「子(こ)」も、日常でもよく見かける漢字です。ですが、「むら・おっと・こ」と読むのは不正解。「村夫子」の読みは、音読みで導き出すことができます。

まずは正解を見てみましょう。

正解は…

「そんぷうし」です。「そんふうし」とも読むことができます。

「村夫子」という表現は、現代では見かける機会が少ないのですが、日本の小説家、島崎藤村(1872年〜1943年)の小説などに登場するなど、昔はよく使われていた表現です。

「村夫子」とは

村の学者。田舎の先生。また、見識の狭い学者をあざけっていう。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「村夫子」には「夫」と「子」が含まれていますが、これは配偶者や子どもを意味するものではなく、先生や賢者などを指す敬称を表す「夫子(ふうし)」を意味するもの。そして「村」には「田舎の」という意味のほか、「視野の狭い」という意味を伴うことも。なお「村夫子」と同じような表現に「村学究(そんがっきゅう)」がありますが、意味は

田舎にいて見聞の狭い学者。また、見識の浅い学者を軽蔑していう語。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

であり、こちらの表現のほうが“見識の狭い学者をあざけって”いる印象があります。

のどかな雰囲気を指す言葉として「村夫子然とした」という表現もありますが、蔑称としての印象もやや感じるので、のどかな雰囲気を表したいときには、そのまま「のどかな」と使うことをおすすめします。

 

参考文献:奥山益朗『消えた日本語辞典』(1993年、東京堂出版)


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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