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流行に左右されないおしゃれなヴィンテージインテリア。様々なスタイルがありますが、女性はもちろん男性にも人気なのがアメリカンヴィンテージスタイルです。
古材や工業的な素材といったヴィンテージの定番アイテムに自由の国らしい様々なテイストをミックスしてしたインテリアは、コーディネートしやすく居心地も◎。
そこで今回は、アメリカンヴィンテージの特徴やおしゃれに見せるポイントなど実例も交えてご紹介します。

アメリカンヴィンテージインテリアを作る一番のポイントは、木・鉄・革といった年代を感じさせるアイテムでお部屋をコーディネートすることです。
1つの家具でも木材のテーブルにアイアンの脚、レザーソファに木のフレームなど異素材をミックスしたものを選ぶと、おしゃれなアメリカンヴィンテージインテリアが作れます。

アメリカンヴィンテージインテリアには、工業的で無機質な素材が良く似合います。
床や壁などにコンクリートやタイル、レンガなどを取り入れてみるのがおすすめですよ。
本物でコーディネートすればおしゃれ度もアップしますが、難しければ壁紙やクッションフロアでも簡単にお部屋に取り入れられます。

ブリキのおもちゃやアートフレームなどのアメリカン雑貨をお部屋に取り入れると、アメリカンヴィンテージインテリアの良いアクセントになります。
ビビッドカラーの収納グッズやキッチングッズなどの小物もレトロでおしゃれなアメリカの雰囲気があって◎。
アメリカンヴィンテージインテリアは、無骨でカジュアルな雰囲気が似合うので、あえて雑多にコーディネートするのがポイントです。

アメリカンインテリアといえばやっぱり星条旗。ヴィンテージインテリアのお部屋のアクセントにも星条旗を取り入れるとぐっとおしゃれに見えます。
フラッグを壁にレイアウトしたりソファに置くクッションで取り入れたりするといいですね。
星条旗だけでなくバーンスターと呼ばれる星形のオブジェなどもコーディネートに取り入れやすいですよ。

観葉植物もヴィンテージインテリアに欠かせないアイテム。
アメリカンスタイルは地域によって様々なテイストがあるので、お部屋のコーディネートに合わせた植物を選ぶのがおしゃれに見せるポイントです。
例えば、無機質なブルックリンテイストのヴィンテージインテリアなら葉の大きくて存在感のあるグリーン、西海岸風のヴィンテージインテリアにはサボテンや南国情緒のあるグリーンが似合いますよ。

正統派のアメリカンヴィンテージインテリアは、重厚感のあるダークトーンのコーディネート。
リビングには革張りのソファや無垢材の家具をレイアウトするとヴィンテージ感がアップしますよ。
アクセントには、アイアンやコンクリートなど工業的な素材を取り入れるとおしゃれ。観葉植物は、葉の大きなものや縦に長いものをレイアウトすると見栄えがします。

アメリカ西海岸をイメージしたアメリカンインテリア。
ヴィンテージテイストに仕上げるなら、茶色や黒などのダークトーンをソファなど大き目の家具に使い、水色や白など海風を感じる爽やかな色をアクセントに使うのがおすすめですよ。
ダメージ感のあるデニム生地や星条旗のデザインのファブリックをリビングのカーテンやクッションなどの小物に取り入れれば、ぐっとおしゃれなコーディネートができます。

NYのダウンタウンであるブルックリン地区をイメージしたブルックリンインテリア。ブラックやグレーなどの色を使った男前な雰囲気が魅力です。
ヴィンテージ感のあるお部屋にするには、工業地帯だった頃のブルックリンの街並みを思わせるようなレンガやアイアンなどの無機質な素材を使うのがおすすめ。
家具にはもちろん、壁や床の材質として使うのもおしゃれですよ。

アメリカ先住民が使っていたデザインやアイテムをインテリアに取り入れたのが、ネイティブアメリカンスタイル。
ヴィンテージスタイルのなかでもカントリー感やエスニック感の強いインテリアです。
リビングのラグやカーテンなどにネイティブ柄を使ったり、ドリームキャッチャーや木彫りのオブジェなどの小物を飾ったりしてコーディネートすると、お部屋がアメリカンな雰囲気になりますよ。

1950年代に作られた工業的なデザインの家具やプラスチックなどを使った曲線的なデザインの家具でコーディネートするミッドセンチュリーインテリア。
ビビッドな色遣いやレトロモダンな雰囲気がおしゃれなインテリアですが、北欧のヴィンテージ家具やブロカントな小物を組み合わせると個性的でノスタルジックなお部屋になりますよ。
日本の家具との相性もいいヴィンテージインテリアです。

節がしっかりとしたこげ茶のフローリングに白い壁を合わせたおしゃれなリビング実例。
どっしりしたソファやアイアン脚の家具をレイアウトして、正統派のアメリカンヴィンテージなお部屋に仕上げています。
木の格子がついた内窓や掃き出し窓の前のレンガタイルでブルックリンなエッセンスもプラス。カーテンではなくブラインドを付けることで、空間が引き締まります。

こちらは、西海岸風アメリカンヴィンテージの実例。水色の壁に白いカーテンを合わせた明るいダイニングです。
ヴィンテージな雰囲気のヘリンボーンの床も西海岸風のアメリカンインテリアに似合っていておしゃれですね。
ネイティブ柄や星柄がお部屋のアクセントになっていて、よりアメリカンなコーディネートになっています。

木材とアイアンで造作したキッチンにサブウェイタイルの壁を組み合わせています。
正統派なアメリカンヴィンテージとブルックリンインテリアを融合させたおしゃれな実例ですね。
お鍋やフライパンなどの調理器具も見せる収納にすることで、インダストリアルなコーディネートに仕上がっています。
見た目もおしゃれで作業効率も良さそうです。

床も壁も白い部屋に木製の家具とネイティブ柄のファブリックをレイアウトして、ネイティブアメリカンな雰囲気の寝室に。
カーテンも白をチョイスしているので、お部屋が広く見えますね。曲木のラウンジチェアやアイアンの照明もヴィンテージな雰囲気があります。
ファブリックの柄を変えるだけでもテイストが変わるので、模様替えもしやすい実例です。

大きな部屋をアメリカンヴィンテージインテリアにするのが難しい人は、こちらの実例のようにトイレなど狭い空間から取り入れるのがおすすめ。
コンクリート柄や板壁風のリメイクシートを壁に貼り、バスロールサイン風のラグを敷くだけで、ブルックリンテイストのトイレにリメイクできます。
吊り棚もヘリンボーン柄にしてアメリカンな小物を並べると、まるでカフェのトイレのようですね。
アメリカンヴィンテージインテリアの作り方を実例と共にご紹介しました。広大な敷地を持つアメリカでは、地域によって様々なインテリアのテイストがあります。
木材をアイアンやレンガなどと組み合わせるのも、アメリカンヴィンテージインテリアらしいスタイルです。コーディネートに決まりはありませんので、皆さんもぜひ自由にアメリカンヴィンテージなインテリアを楽しんでくださいね。
この記事のライター
folk
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