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「寒い、寒い」「雪が」と話題になっていたのもつかの間、1月下旬から、話題になっていたのが、「花粉」だ。どうやら、昨年と比較して4.4倍もの花粉が飛ぶと予想されているとか。この予想が出たことから、ネットでは多くの人が戦々恐々。こうしたネットユーザーの反応と、今までSUUMOでもご紹介してきた、花粉症対策をご紹介しよう。連載【ネットで話題の住まいトピック】
ネットニュースやTwitterなどで話題になった住まいに関するトピックを、時にゆるく、時に真面目に紹介します。2月から飛散開始。今年は、去年と比較して4.4倍も飛ぶと予想
2017年の春の訪れよりひと足さきに、話題となっていたのが、花粉の飛散予測のニュース。なんでも、2016年春は、花粉の飛散量が少なかったこともあり、2017年は昨年比で4.4倍の花粉が飛ぶと予測されている。ただ、例年と比較すると1.2倍とのことで、おおむね例年並みと考えてよさそうだ。ちなみに、スギ花粉が飛び始めるのは2月上旬からで、九州北部や中国・四国・東海地方の一部から飛び始めるという。ネット上でも、このニュースにすばやく反応がでている。
「すでに花粉に反応している気がする。今年も本当に憂鬱」
「今年も花粉の飛散が始まったかな…まだ雪も残っているのに!」
「毎年例年より多いって言われてる気がする」
「今の時期、風邪か花粉症かの区別がつかない」
「鼻風邪かと思ったけどこれ花粉!?お鼻が壊れた蛇口のよう(´`) 」
花粉症だけでなく、インフルエンザもまだまだ猛威をふるっているこの季節。風邪なのか、花粉症なのか、はたまた両方なのか、どちらにしても「花粉到来」というニュースは、多くの人を憂うつな気持ちにしているようだ。
ちなみに、約13万人のフォロワーを持つ“アルファツイッタラー”として知られる深爪さんは、こんなツイートも。
「日本の1年は極寒→花粉→梅雨→猛暑→花粉→極寒で回っており、快適な時期がほぼ皆無、と気づくと軽く絶望できる。」
花粉症対策をしたコートも登場。自宅には空気洗浄機を今では「国民病」とも言われるようになった「花粉症」に対しては、さまざまな会社が対策グッズを毎年、打ち出している。今年、早くもニュースになっていたのは、「花粉プロテクトコート」。つるつるとした素材でできており、花粉がつきにくいのだそう。ほかにも、メガネやマスクなども、年々、アップデートし、あの手この手で花粉症の症状を軽減すべく、新しい商品が登場している。また、ネット上では、この季節にあわせて数か月前から、薬を飲んでいるという人も。
ちなみに、タワーマンションであれば、花粉が舞い上がってこないのかというと、答えはNO。風で舞い上がって花粉が自宅に入ってくることもあるし、何より人の髪や洋服に付着して、自宅に侵入してくることもあるので、対策は必須だ。室内に入る前に、花粉を落とすことはもちろん、できたら玄関に空気洗浄機を置いて、花粉対策をするのがよいという。
・参考記事:花粉は上空何mまで飛ぶの? 高層マンションなら花粉は平気?また、花粉症対策で大切になるのが、洗濯だ。すでに導入している人も多いと思うが、室内干しを徹底することで、洋服に花粉を付着する量を半分にすることができる。また、洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎず、7割程度に抑えるのが良いとか。
・参考記事:花粉&部屋干しニオイ対策に!お洗濯マイスターの「非菌三原則」しかも、花粉症と思いきや、ハウスダストアレルギーの人もいるそうだから、話はやっかいだ。
・参考記事:花粉症かと思いきや…“隠れ”ハウスダストアレルギーかも!?花粉症のもととなる杉は、何かと目の敵にされているが、日本では優秀な住宅用建材として使われてきた。戦後、大量に植林され、しかも手付かずで放置されていることから、現在、多くの人を悩ませる花粉症を引き起こしている。ただ、杉は抗菌作用もあり、まっすぐで使いやすい、すぐれた建材だという。なんとか杉を伐採して活用する方法を見つけられれば、花粉症の人もラクになるはず。今後のアイデアに期待したい。
●参考この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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