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漢字にはさまざまな読み方があるため、漢字を読み間違えてしまったことがある人も少なくないでしょう。とはいえ、人前で読み間違えてしまったりすると、恥ずかしい思いをするもの。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「元凶」には、
悪党の中心人物。悪者のかしら。転じて、諸悪の根源。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
という意味があり、「〜が全ての元凶だ」などの例文が挙げられます。
「元凶」の正しい読み方をどこかで聞いたことがある人もいるかもしれません。ただ、ややこしいのが「元」という漢字の読み方。
「元」には
の読み方があります。
「元凶」の「元」を「ガン」と読み、「がんきょう」と読んでしまうのは間違い。ということは・・・
正解はこちらです。

「げんきょう」です。
“諸悪の根源”を表す「元凶」は「げんきょう」と読みます。

「必」も「定」も日常生活でよく見かける漢字です。ただ「必定」と書かれていたとき「あれ、なんて読むんだろう?」と戸惑う人も少なくないのでは?「ひってい」と読んだ人もいるかもしれませんが、「ひってい」は不正解です。
まずは正解を見てみましょう。
正解は…

「ひつじょう」と読みます。
「必定」の意味は
[名・形動]
1 そうなると決まっていること。必ずそうなると判断されること。また、そのさま。
2 仏語。必ず成仏(じょうぶつ)すると定まること。
[副]きっと。かならず。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。例文には「味方の勝利は必定だ」などが挙げられています。
「必定」は“そうなると決まっていること”を表しますが、
の違いは何でしょうか。
簡単にまとめると以下のようになります。
「必至」と「必定」はよく似た意味合いがありますが、「必定」には“仏語”としての意味合いが強く「運命的にそう決まっている」という響きから、「必至」のほうが一般的に用いられている印象があります。

「発足」とは
1 組織や機構などが設けられ、活動を始めること。
2 出発すること。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
問題はこれを「はっそく」と読むか、「ほっそく」と読むかです。まずは正解を見てみましょう。
正解は…

一般的な読み方では「ほっそく」が正解です。
ただし「はっそく」が間違い、というわけでもありません。『デジタル大辞泉』(小学館)では、先ほど紹介した意味の後ろに必ず“はっそく”と記されていますし、『大辞林第三版』(三省堂)では、「発足(はっそく)」の項目に“「ほっそく(発足)」に同じ。”とあります。
「発」の読みは
とされています。佐藤喜代治『日本の漢語』(角川小辞典28)に「発」の読みの歴史的変遷を調べた内容が記載されているのですが、そこには、仏教用語に用いられることが多かった呉音の「ホツ」がかつては優勢で、仏教に関する書物に出てこない言葉も呉音で読まれることが多く、近世になるにつれて漢音「ハツ」が優勢となっていったものの呉音で読むものも残った、ということでした。
「かつては『ほっそく』こそ慣用読み(本来の読み方とは違う読み方が、一般に広く普及し定着した読み方)だった」という説もあるようですが、NHK日本語発音アクセント辞典には「発足」は「ほっそく」と記載されています。
「はっそく」は決して間違いではありませんが、現在一般的に定着しているのは「ほっそく」。どちらで読むべきか悩んだときには「ほっそく」と読むことをおすすめします。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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