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40代になると30代の頃と比べて筋力が低下するため、体の老化を感じる年代に入ります。すでに実感している人も多いのでは? より意識的に運動をしないと、筋力が低下し全身を支える力も弱くなり見た目にも影響を与えます。こうした問題を解決するには日頃からの運動習慣が大切なのですが、足裏を鍛えることで解決に近づけるかもしれません。
リフレクソロジーの起源や発祥についてはさまざまな説があります。例えば、約2000年前の中国の書物に足裏の反射区についての記述があると言われていたり、エジプトでは約4000年以上前の壁画にリフレクソロジーをしている様子が描かれていたとか、国によってもさまざまです。日本では江戸時代中頃に僧侶が書かれた書物に足裏のあんまについて書かれたものがあるという話もあります。
足裏は内臓とつながっていると言われていますが、いわゆる西洋医学での根拠があるとは現状言いにくいものがあります。ですが、リフレクソロジーを行うことで期待できることはいくつかあります。
・刺激によって身体からの老廃物排出が活発になる。
・本来人間の体に備わっている自然治癒力を取り戻し、高める。
・足裏を心地よく刺激することでリラックスでき、副交感神経を優位に立たせる。
今回はよくある女性の悩みにフォーカスして、その悩みを緩和する足の反射区やツボの箇所を紹介していきます。
肩こりの自覚症状がない人もいますが、そんな人は背中や腰にも張りを感じていたり、めまいや偏頭痛を持っていることがあります。また、逆も言えます。頭痛があると肩こりや首こり、腰痛を持っている人が多いです。普段からメンテナンスをしている場合は、筋肉が緩んでいるため反応が小さいですが、頭痛を感じている場合は足裏の肩・首・腰の反射区を揉みほぐしてあげるといいですよ。
大腸は水分を吸収するところとも言われており、水分を取りすぎると疲れを感じる場合があります。下痢や便秘の症状がある人は大腸の機能低下が考えられます。また、小腸や十二指腸もお腹の調子に関係しているので、食べ過ぎると内臓が疲れてしまい消化吸収に影響をきたすこともある場所です。普段からお腹の調子が悪い人は、足裏の大腸・小腸・十二指腸の反射区を揉みほぐしてあげるといいですよ。
毎月の月経痛や更年期でホルモンバランスが気になる人は、女性の不調を緩和してくれる足裏の甲状腺と生殖器のツボを押してみてください。ただ押しすぎには気をつけて気持ちいいと感じる程度がおすすめです。
また、足首や外くるぶし辺りはホルモンバランスを整える上で重要な女性器官の反射区ゾーンです。円を描くようにクルクル回して指圧して行きましょう。
風邪をひきやすい人は鼻呼吸でなく、口呼吸をしていませんか? またはよく話す人、いびきをかく人は風邪をひきやすいかもしれません。疲れや睡眠不足による免疫力が低下している人もリンパの流れが悪く細菌にかかりやすいです。そんな人は足裏の、喉・ひ臓・リンパ線の反射区を押してあげましょう。
足裏の反射区とかツボがよくわからないという人は、単に足裏をもみほぐすだけでもOKですが、オラフォー世代はお悩み別に効果的な箇所を知っておくと意識できるのでいいかもしれませんね。いつまでも健康であるために、健康になる知識も増やしていきませんか?
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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