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40代の婚活は、予想外の出来事がたくさんある。婚活歴4年半のOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、これまでに100人以上もの男性と出会ってきた。
4年半の婚活を経て得られた気づきは「自分らしい生き方」なのかもしれない。私にとっては結婚相手ではなく、お互いを尊重しながら信頼できるパートナーを見つけたいと思うようになって……。
この話は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。

最初は保護猫施設の見学のお誘いだけかと思っていた。見学したら解散、みたいな。でも、キャットさんはランチに誘ってくれた。
キャット「よかった。せっかくだからアサミさんとお話してみたいと思って」
キャット「メッセージやコメントの言葉から、明るい方だなって感じてました」
こんな風に思ってもらえるのは、正直うれしい。「明るい」って、とっても月並みかもしれないけれど、自分のこと突き詰めて考えたらこの言葉は私の「本質」をあらわす言葉な気がしているから。
アサミ「ありがとうございます」
そんなやりとりを経て、来週の土曜、11時、キャットさんと初めて会うことが決まった。
婚活をして4年半、今までとは違う、不思議な感覚。
婚活パーティや個室婚活のように業者主催による出会いでもない。相席カフェやバー婚活のような店での出会いでもない。同僚や知人の紹介でもない。同じSNSでもいわゆる婚活マッチングアプリとも違う。
ただ、興味のあるSNS──猫画像を楽しんでいたら出会ったキャットさん。
ある意味、婚活とはまったく無関係のところで出会ったパターン。この出会いのきっかけはいちおう「趣味」なのか、それとも「SNS」といったほうがいいのか。

オトナの出会いって、意外なところにあるのかもしれない。
実は、2018年にアラフォー以上限定「オトナの出会い」についてアンケート調査したことがある。アラフォー以上の婚活経験者で、婚活◯◯以外でパートナーと出会った方法を尋ねた。その結果がこちら
第1位 会社・仕事関係
第2位 趣味(男性が多めなゴルフ、ロードバイク、ネットワークゲームなど)
第3位 食事会などの集まり(ホームパーティやワイン会など)
第4位 飲食店(おもにカウンター)
第5位 セミナーやスクール
第6位 同窓会・同級生
第7位 旅
その他、ごく少数意見として「SNS」「ボランティア」「偶然ぶつかって」というものがあった。
でもコロナ禍になって、これは大きな変化をしているんじゃないか?
婚活パーティはなかなか参加する気になれないし、大勢での食事会をひらくのも気がひける。セミナーやスクールもオンラインが増えているし、同窓会の開催もあまりないだろう。旅も、この一年でいえば行った人は圧倒的に少ないと思う。
私自身も、パーティも食事会も参加してないし、セミナー受講はオンライン限定だし、同窓会もなければ旅も国内ですら皆無だったこの一年。
残された出会いって、3年前のランキングでいえば「会社・仕事関係」「趣味」で、その趣味の接点としてもリアルでなく「SNS」のほうが多いのではないだろうか?
そう思うと、今回のキャットさんとの出会いは「趣味」であり、「SNS」でもある。なんか、そういうの増えているんじゃない?
アラフォー以上の出会いの現状を知りたいと思って、緊急アンケート!
アラフォー以上のかたでこの約1年間(2020年2月~2021年3月)、結婚相手や恋人に出会ったかたにお尋ねします。どんな方法で出会ったのでしょうか? 2018年にお尋ねしたときは「自然な出会いがほしい」と思っていたので「婚活◯◯」を除きましたが、今回はそれも含めてご回答いただきたいと思います!
【回答お待ちしてます!】
【緊急アンケート】この1年の「アラフォーからの出会い」のきっかけは?
※年齢アラフォー以上(30代後半以上)のかた
※この約1年に、結婚や結婚前提、恋人に出会ったかた
※男女その他問わず、お待ちしております
アサミの今後の婚活に参考にさせていただきたく、ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします!!

ある土曜の朝、電車に揺られていた。
穏やかな天気のもと、大量のキャットフードをかかえて湘南へ向かう。キャットさんがボランティアで参加している保護猫施設へ行くために。
キャットさん、どんな人だろう。ドキドキの気持ちは、うれしいドキドキと、こわいドキドキの両方があった・
キャットさんの顔や背格好はSNSやWEB記事で見ているので、だいたいは把握している。言葉遣いも、彼の文章やメッセージからなんとなくわかる。現状でわからないのは──話すときの表情や声、そしてにおいだ。
以前から何度か書いているが、「五感」の大切さを感じている。コロナ禍になってそれがより増したように思う。
声なら、「~ですか」という丁寧語を使うかたでも、その話し方で印象が変わる。強く人を責めたり、追及したりするような声のトーンで言われたら、たとえ丁寧語だとしても私はこわいと思ってしまう。萎縮してしまう。もっと違う話し方できないのかなと感じる。こわい話し方の人に対してよりいっそう苦手意識を持ってしまったことは、コロナ禍で私の大きな変化かもしれいない。
そういう話し方をする方は、えてして話すときの表情も威圧的だったりする。目がすわっていたり、無表情だったり、眉間にシワが寄っていたり。オンラインなどでマスクをしていない顔が見える場合は、口角が下がっていたりする。
そして、におい。これはコロナ禍になる前からしつこいくらいに書いている気がするが、私には苦手なにおいがかなりある。
たとえばタバコの香り。電子タバコであってもあまり好ましくない。お酒も、飲みすぎたかたから感じられる独特のにおいは苦手だったりする。香水や体臭についても、私にとっては不得意なにおいが一定数ある。
場合によっては、長時間一緒にいることでつらくなってしまうことも過去にはあった。
ただ、こればかりは文字で具体的に示せないし、実際にお会いして確かめないとわからないんだよなぁ……。
実は、表情や声、においでしっくりくる男性とは居心地がいいと思っている。過去、この婚活記で書いた男性でいえば、30代の頃につきあっていた「モトカレ」と数ヶ月だったけれどお付き合いした「ジェントルさん」。この二人は、表情や声、においが好きだった。
キャットさんの表情、声、においはどんな感じなのだろう。

駅についた。またドキドキしてきた。
婚活を始めてからプライベートで初対面のかたと会う経験は何度も重ねてきているけれど、やっぱり毎回ドキドキする。
キャット「改札を出たところで待ってますね」
事前にそういうメッセージがあったので、改札を抜けてあたりを見回した。すると手を上にあげて大きく振っている男性が見えた。キャットさんだ。
キャット「こっちです!」
通るけれど穏やかな声。マスクで口元は隠れているけれど、にっこりと微笑んだ目元。あ、なんかやさしそうでホッとした。遠目でみた第一印象は安心できそうな相手だった。
私も手を振りながら近くまで駆け寄る。
アサミ「お待たせしました。はじめまして、アサミです」
キャット「あ、そうですよね。はじめまして、キャットです。でもなんか初めてって感じしないですね。ずっとSNSやメッセージで交流していたからかな」
アサミ「私もそう思います」
キャット「こんなに差し入れ、ありがとうございます。持ちます!」
サッと私が持っていたキャットフードを持ち上げた。
アサミ「ありがとうございます。じゃ、半分だけ」
そう言って、半分手渡そうとした。
キャット「全部持ちますよ。アサミさんはバッグも持っていらっしゃあるから」
差し入れに持ってきたキャットフード全部を持ってくれた。紳士!
キャット「ここから歩いて5分くらいなんですけどいいでしょうか」
アサミ「はい、もちろん」
一緒に並んで歩いていると、ほんのり彼のにおいが伝わってきた。すっきりとしたハーバルな印象だった。保護猫施設に向かう途中、キャットさんの表情、声、においは私を安心させてくれるものだと感じた。

運命の人は勝手にやってきません。自分で見つけるもの……。出会うためには何をしたらいいか? その紆余曲折を綴った【40代編集長の婚活記】が、書籍になりました! 絶賛、好評発売中です!
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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