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今年も、いやーな花粉症の季節がやってきましたね。読者のみなさまのなかにも、くしゃみや目のかゆみといった症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。けれど、そんな花粉症独特の症状がお掃除で軽減されるなら、試してみたいと思いませんか?
今回は、花粉症軽減のためのトリビアをご紹介したいと思います。
もはや国民病!? 7割以上の家庭で「花粉症患者が家にいる」
アイロボットジャパン合同会社(東京都新宿区、以下アイロボットジャパン)が全国の20歳から50歳までの既婚女性600人を対象に花粉症に関するアンケートを実施しました。「ご自身または同居するご家族のなかに花粉症の人はいますか?」と質問したところ、自分も家族も花粉症(32.7%)、自分だけが花粉症(15.3%)、家族が花粉症(24.2%)と7割を超える家庭で誰かしらが花粉症になっていることが分かったのだとか。逆に言うと、全く花粉症にかかっている方がいないご家庭は3割しかないということになりますよね。これはもう、国民病と言ってしまってもいいのではないでしょうか。
そしてなんと、「実は屋外にいるときよりも室内にいるときのほうが、花粉症が悪化すると感じますか?」という質問に対しては、「強くそう思う」(11.1%)、「そう思う」(20.8%)という答えが。約3人に1人が「外よりも家にいるほうが花粉症がひどくなる」と感じているのです。つまり、私たちの家の中には花粉が飛んでいるということになりますね。一体どうしてそうなってしまうのでしょうか。
室内の花粉に効果的なのは「拭き掃除」家事・掃除アドバイザーの藤原千秋(ふじわら・ちあき)さんによると、住まいの中に持ち込まれた花粉の多くは「ホコリ」と一体化してしまうため、日常生活において花粉が室内に持ち込まれていることを意識しにくいのだとか。そんな「ホコリwith花粉」を取り除く掃除方法を、藤原さんに教えていただきました。
「住まいの内部に漂う空気に含まれる花粉(ホコリ)は空気の動きによっても移動しやすく、掃除の方法やタイミングによっては再度空気中に舞ってしまいます。そのため枕元や部屋干し中の衣類など、付着してほしくない場所に落ちてしまって花粉症症状を悪化させる可能性があります。棚や床に堆積している花粉については、なるべく舞わせないように取り除く必要があり、『拭き掃除』というアプローチはそういった意味で確実性が高く、おすすめの掃除方法と言えます」(藤原千秋さん)
なんと、拭き掃除という昔ながらのお掃除方法が効果的なのですね!
でも拭き掃除って大変……。そんな時に活躍するのが床拭きロボットです。今回は床拭きロボット「ブラーバ」を販売している「アイロボットジャパン」に、花粉症対策としての床拭きロボットの使い方をアドバイスいただきました。
「やはり玄関まわりや廊下を徹底的に水拭き掃除して、お部屋に花粉を入れないことです。また花粉は粒子が比較的大きいので床に早く落ちやすいことが特徴です。面倒でもこまめに毎日、床拭きロボットを動かすようオススメします。特に就寝中に動かしておけば、起床時のツラさは軽減されると思われます」(アイロボットジャパン)
なるほど、徹底的に掃除するべきなのは玄関先なのですね! 確かに人は玄関から中に入るので、一番花粉がまとわりついた状態で立つのは玄関です。花粉が落ちる量が多いのも想像できます。
「就寝中に床を拭き掃除しておいてもらう」というのも、ロボットならではの使い方。花粉症に悩まされている方は、検討してみてもよいかもしれません。玄関掃除もお忘れなく!
この記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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