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食物繊維が多くダイエットにも適した食べ物である寒天(かんてん)。
「寒天」は何の略でしょう。
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答えは「寒ざらしところてん」です。
「寒天(かんてん)」は「寒ざらしところてん」の略。
諸説ありますが、インゲン豆を日本に持ち込んだことで知られる、黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)を開創した中国出身の僧侶・隠元(いんげん)が命名したといわれています。16世紀のことで、京都でところてんの水分を取り除いた干物が京都でつくられており、これを隠元が気に入ったためとされます。寒天を乾燥させるのに必要なのが雪が少なく寒さが厳しい冬。「寒空」や「冬の空」を意味する漢語の寒天に寒晒心太(かんざらしところてん)の意味を込めた命名だったようです。
その後江戸時代に寒天は広まり、戦後になってから粉末寒天が開発されました。粉末寒天の登場によって、さまざまな料理に寒天を手軽に使うことができるようになりました。寒天の原料は海藻で、特にテングサ・オゴノリが使われています。ところてんは中国から製法を輸入したものでしたが、寒天は日本のオリジナル。現在でも寒天製造は世界でトップレベルにあります。
現在では寒天の主成分を構成する化学物質「アガロース」の医療やバイオテクノロジーへの利用が進んでいます。言葉の響きの懐かしさとはうらはらに、最先端を行くものに成長しているのです。
参考:寒天百科(伊那食品工業株式会社)
寒天の基礎知識(カネマタ食品工業株式会社)
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