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通勤時間、何分以内ならストレスがかからない?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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通勤時間とストレス。ストレスが多くなるのは●分からだった!?

毎日通勤ラッシュの満員電車に乗って、ギュウギュウ詰めになりながら出社する人も少なくない。 首都圏だと、路線の区間によっては乗車率が200%を超えることもあり、通勤するだけでもひと苦労。みんな、どのくらい通勤ストレスを感じているのだろう? アンケート調査をした。
通勤時間が30分未満ならストレスはあまり感じない

今回は会社勤めをしている男女335名を対象に、通勤時間別に通勤ストレスと生活満足度に関する調査を行った。まずは、ストレスに関する調査結果を通勤にかかる時間別に見てみよう。

●あなたの現在の通勤にかかるストレスは100%中何%?(%値はそれぞれ中央値)

10分未満の人 22人(7.5%)
10分以上~20分未満の人 45人(10.0%)
20分以上~30分未満の人 49人(10.0%)
30分以上~45分未満の人 61人(30.0%)
45分以上~1時間未満の人 77人(50.0%)
1時間以上~1時間30分未満の人 59人(50.0%)
1時間30分以上~2時間未満の人 18人(65.0%)
2時間以上の人 4人(45.0%)

通勤時間が30分未満までの人は、ストレスが7.5%~10.0%と比較的少なめ。通勤にあまり時間がかからなければ、朝もゆっくり過ごすことができ、仮に満員電車に乗ったとしても乗車時間も短め。そこまで負担と感じていないのかもしれない。フリーコメントを見ると、

「歩いて5分で着くからストレスはない」(28歳・女性)
「車内はプライベート空間なので快適」(42歳・女性)
「自動車での通勤時間は短く、渋滞もないから」(43歳・女性)

と、通勤時間が短い人には、電車ではなく徒歩や自転車、車で通勤している人も多いようだ。混雑を回避して、自由気ままに出社するのは、たしかに快適だろう。

通勤時間が30分以上を超えるあたりから、徐々にストレスは増加傾向にあることも分かる。もっともストレスを感じているのは、1時間30分以上~2時間未満の人。18名と少数の回答にはなるが、ストレスは65.0%。例えば、この時間に該当するのは、東京都・八王子駅から千葉県・千葉駅くらいになり、ほぼ東京都を横断する距離なのだが、フリーコメントにはやはり「長い」「遠い」「人が多い」と、不満の声が多い。

今回、通勤時間が2時間以上の人は4名しかいなかったので数値は参考程度だが、ストレスは45.0%と少し減少している。フリーコメントを見ると、「ラッシュ前に電車に乗るので、あまりストレスはたまりません」(42歳・男性)というコメントもあった。遠いがゆえに、始発駅で座って通勤できる場合もあるため、中距離の人よりもストレスが少ないのかもしれない。

通勤時間が短いと生活満足度は高くなる?

さて、次は生活満足度に関する調査結果を見てみよう。前述のストレス同様に、通勤にかかる時間別の結果は以下の通り。

●あなたの現在の生活満足度は100点満点中何点だと思いますか。(各点は中央値)

10分未満(72.5点)
10分以上~20分未満(50点)
20分以上~30分未満(70点)
30分以上~45分未満(60点)
45分以上~1時間未満(60点)
1時間以上~1時間30分未満(60点)
1時間30分以上~2時間未満(61.5点)
2時間以上(35点)

通勤時間が「10分未満」の人が最も高く72.5点。「10分以上~20分未満」は50点と低めだが、それ以外は通勤時間が長くなるにつれ生活満足度は下がり傾向。「2時間以上」の人が一番低く35点となった。生活満足度を決める要因はさまざまなので単純に通勤時間の長短と関係があるとは言えないが、少しは相関関係があるのかもしれない。

実際フリーコメントを見ると、通勤時間が30分未満の人のなかには、「本当は田舎に住みたい」(42歳・女性)、「家賃が高すぎて生活にあまり余裕がない」(43歳・女性)といった内容もあり、短い通勤時間を選んだがゆえの不満もあるよう。また、通勤時間が2時間以上の人のなかには「通勤以外のことは、満足している。都会でもなく田舎でもなくいい感じ」(生活満足度90点・57歳・男性)と回答する人もいた。

住む場所によっては、温泉付きや海が見えるなど、地理を活かしたさまざまな物件があったり、自然に囲まれてのんびり過ごしたりもできる。自分の趣味嗜好にあった家に住めれば、多少通勤に時間がかかろうとも、満足のいく生活を送れる可能性は十分にありそう。とはいえ、2時間以上の通勤時間がかかると、前述の男性以外の3名は満足度が低めだったのでご注意を……。

ちなみに同アンケートでは、通勤中の過ごし方に関しても調査した。結果は1位「自転車や車通勤なので運転している」(31.9%)、2位「寝ている」(14.9%)、3位「音楽を聴いている」(13.4%)と続いた。

「あなたは通勤中何をして過ごしていますか」と質問

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ストレスが少なく、充実した毎日を過ごすためには、会社の近くに住むことは有効な手段のようだ。ただし、それは自分が何を重要視するかによって変わりそう。通勤時間を短く、負担を軽くしてプライベートの時間を楽しむのか。はたまた通勤時間が長くなったとしても、自分の好きな街や家に住むのか。あなたはどっちが良いと思う?

●調査概要
[SUUMO 通勤時間に関する調査]より
・調査期間:2015年7月31日~2015年8月3日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:首都圏・中京圏、近畿圏に居住する20~59歳の男女
・有効回答数:335名●通勤時間に関する調査記事一覧
・通勤時間、何分以内ならストレスがかからない?
・「職場の近くに住む」そのメリット・デメリットとは? 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事のライター

SUUMO

『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。

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