心にグッとくる偉人の「短い名言」まとめ。日本・世界の素敵な言葉たち
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目次
偉人が残した短い名言をご紹介
人生良いこともあれば悪いこともあります。そんな良い時には自分の戒めとなるような、そして悪い時には自分を励ましてくれるような名言は、あなたの人生を豊かにしてくれることでしょう。
また歴史に残るような偉業を成し遂げた偉人の言葉からは、よりパワーをもらえるはずです。
今回は、日本や世界の偉人が残した有名な短い名言を15個ご紹介します。短いものばかりなので、応援メッセージやカードに書くのにぴったり。偉人たちの金言に耳を傾けてくださいね。
日本の偉人が残した短い名言
偉人の短い名言というと何が思い浮かびますか？「我思う故に我あり」など、海外の名言を思い出す人がほとんどで、すぐに日本の偉人の名言を思い出せる人のほうが少ないかもしれません。
ここではそんな日本の偉人が残した短い名言についてご紹介します。元から日本語なので、筆で書いて抱負や座右の銘として貼りだしておくのにもぴったり。誰もが習ったことのある偉人のものを選んだので、ぜひその偉人の歴史的な背景も思い出しつつ、読んでみてくださいね。
偉人の短い名言：焦りがちな人に
人の一生は、重荷を負うて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。
ー徳川家康ー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
周りの人が成功しているのを見て「自分はダメだ。もっと頑張らないと」と焦っている人におすすめの言葉です。この名言は江戸幕府初代将軍・徳川家康の有名な遺訓と言われています。
その後200年以上も続いた江戸幕府ですが、その征夷大将軍に家康が就いたのはなんと60歳の時。戦国武将のうち最も成功したと言っても過言ではない家康自身も、遠い道のりを歩んでついに最高職に至ったのです。そう思うと人生、長い目で見て努力しようと思えてきますよね。
偉人の短い名言：コツコツ頑張る人へ
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす。
ー宮本武蔵ー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
日本の有名な剣術家、宮本武蔵が『五輪書』の中で説いているかっこいい名言です。千日稽古して習得し、そしてさらに万日稽古してきたえあげ高みを目指す、という意味になります。とんでもない強さや成功の陰には、それだけの努力が必要ということなのでしょう。
またそれほど長く続けるのなら、きっと精神も鍛えられるはず。コツコツ頑張っている途中に、くじけそうになったら「今の頑張りは無駄ではない」と思える、そんな偉人の短い名言です。
偉人の短い名言：自分の力で輝こう
人の光を借りて我が光を増さんと欲する勿れ。
ー森鴎外ー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
こちらの名言は、日本の明治・大正の文豪森鴎外の言葉です。確かに、自分の成功でもないのに、ほんの少しでも関わりがあれば自分の手柄のように自慢する人はかっこ悪いですよね。
また「自分の父親は○○だから」「自分の夫は○○だから」と他人の地位を笠に着て威張るような人も、敬遠されてしまいます。自分が頑張った成果を誇るのは悪いことではありません。ですから輝きたいなら自分の努力や成功で、という常に心に留めておきたい短い名言です。
偉人の短い名言：だらけてしまう時に
精神的に向上心がないものは馬鹿だ。
ー夏目漱石ー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
ちょっとドキッとするこちらの一言は、夏目漱石の『こころ』で出てくる言葉です。高校の教科書にも採用されているほど有名な作品なので、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
作中でKから「わたし」が言われるこの言葉の解釈は、別れるところではあります。ですがだらけてしまったり、マンネリ化した日々を過ごしたりしている時のカンフル剤になりそうな名言ですよね。ぜひこの言葉を思い出して、新しいことに挑戦してみてください。
偉人の短い名言：育成に悩む人へ
やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
ー山本五十六ー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
日本の海軍元帥・山本五十六の残した有名な言葉で、仕事で部下や後輩の育成が上手くいかずに悩んでいる人に贈りたい短い名言です。
現代の仕事に則した訳し方をすると「まず業務や作業をする姿を見せて、見ただけではわからないところを詳しく説明して聞かせ、実際に業務をやらせてみせて、そして褒めないと人は動かない」といった風でしょう。育成のエッセンスが詰まったそんな格言ですね。ご自分の仕事にあてはめて、参考にしてみてくださいね。
世界の偉人が残した短い名言《愛・前向き》
ここまでは日本の偉人が残した短い名言について、見てきました。では次に、世界の偉人の短い名言を詳しく見ていきましょう。世界の偉人の名言は《愛・前向き》《人生・座右の銘》のカテゴリ別にわけてまとめました。
偉人といっても様々なジャンルで成功した人をご紹介するので、もしかすると知らない人もいるかもしれません。ですが、その言葉は心にグッとくるものばかり。英語の文がある場合はあわせて引用しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
偉人の短い名言：愛とは
愛は支配しない、愛は育てる。
Love does not dominate; it cultivates.
ーヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテー
出典：https://rennai-meigen.com/
こちらは18世紀から19世紀にかけて活躍した、ドイツの有名な詩人ゲーテの残した短い名言です。「相手を束縛せず、静かに愛を育む」という解釈のできる言葉で、恋愛だけでなく子供に対してなど、家族についても活かせるような名言です。
相手を愛するあまりに、そのすべてを手に入れたくなる気持ちもわかりますが、それは不可能です。関係を壊さず健やかなものにするためにも、相手を支配するのではなく、愛を育てることを意識したいものですね。
偉人の短い名言：結婚祝いに
私の業績の中で最も輝かしいことは、妻を説得して私との結婚に同意させたことである。
ーウィンストン・チャーチルー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
こちらはイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルの有名な一言です。第二次世界大戦下を首相として乗り切った敏腕政治家であり、ノーベル文学賞も受賞している偉人が、こんな名言を残しているというのもとても面白いですよね。
結婚祝いのメッセージカードや、結婚式のスピーチにも使えそうな名言です。また、結婚生活でイライラしたり、喧嘩したりした時に思い出して「必ずこういわせて見せる」と奮起するのも良いかもしれません。
偉人の短い名言：批評よりも愛を
人を批評していると、人を愛する時間がなくなります。
If you judge people, you have no time to love them.
ーマザー・テレサー
こちらはカトリック教会の修道女で聖人マザー・テレサの短い名言です。マケドニアに生まれ、インドで貧しい人や病気の人の救済にその生涯を捧げた偉人。
この技術の進んだ社会、スマホ1つで様々な情報が手に入れられるので、あれこれ勝手に人を批判してしまいがちですよね。ですがそんなことより、身近な人を愛する時間の方が、よっぽど人生が豊かになるはずです。ぜひこの言葉を胸に、もっと人を愛する時間を持つようにしましょう。
偉人の短い名言：くじけそうな時に
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
The first and best victory is to conquer self.
ープラトンー
こちらは古代ギリシアの有名な哲学者プラトンの残した短い格言です。とってもシンプルですが、グサッとくる言葉ですよね。
なにかにくじけたり、あきらめたりする時は、もちろん外的な要因もありますが、最終的にそれを決めているのは自分自身。ついつい自分に甘い言葉をかけてしまう、あるいは弱気になって自分に負けてしまうから物事を成し遂げられないのです。この言葉を胸に、そんな自分に打ち勝って成功を手に入れましょう。
偉人の短い名言：前向きになれる言葉
下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。
You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
ーチャールズ・チャップリンー
こちらはイギリス出身のアメリカ映画界で活躍した、喜劇王チャールズ・チャップリンの有名な名言です。雨上がりに見える虹、という希望のモチーフが美しい言葉ですよね。
落ち込むと下ばかり見てしまいがちですが、見えるのは地面ばかりで気分も暗いままで視野も狭くなってしまいます。そんな時はこの短い名言を思い出して、上を見るようにしてみてはいかがでしょうか。誰かを励ましたい時にもぴったりの短い名言ですよ。
世界の偉人が残した短い名言《人生・座右の銘》
世界の偉人が残した愛についての名言や、厳しくも暖かい格言を解説してきました。それでは最後に、人生の様々なシチュエーションで役に立つ、世界の偉人が残した心に響く短い名言についてみていきましょう。
また、面接での質問や目上の方との会話で、急に聞かれることもある座右の銘ですが、偉人の有名な名言はそんな時にも話が弾むのでおすすめですよ。人生に迷った時や常にあなたの心に寄り添えるような、素敵な名言が見つかれば幸いです。
偉人の短い名言：不幸だと思ったら
幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。
ーアルトゥール・ショーペンハウアーー
こちらは落ち込んで自分は不幸のどん底にいると感じた時に、思い出したい偉人の短い名言。ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアーの言葉です。哲学的に解釈すると、とても難しそうですが、シンプルにその意味だけ受け取っても素敵ですよね。
何か辛いことがあって最悪な気分のときは、「こういった部分は恵まれている」や「幸せだと感じた経験」などをゆっくり思い出して数えてみましょう。きっと案外自分の人生も悪くない、と思えるはずですよ。
偉人の短い名言：加減が大事
過ぎたるは なお及ばざるが如し
ー孔子ー
こちらはとても有名な言葉なので、ご存知の方も多いことでしょう。この短い名言は、中国春秋時代の思想家・孔子の言葉で、ビジネス教養としても人気の『論語』に出てきます。また「過ぎたるは及ばざるが如し」ともいいます。
何事もやりすぎると、足りないことと同じように良くないという意味です。この言葉を心がけて、人生はバランス良く生きていきたいものですね。また、頑張りすぎる誰かを優しく止めてあげたい時にも使えますよ。
偉人の短い名言：笑顔を忘れた時に
薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果があるはず。
A good hearty laugh would help more than ten Valerian pills.
ナチスドイツのユダヤ人迫害から逃れるため、オランダで隠れ家生活を余儀なくされた少女アンネ・フランクの言葉です。彼女の綴った『アンネの日記』はおそらく世界で一番有名な日記でしょう。
残念ながら、強制収容所でその短い生涯を終えてしまいましたが、残された日記や数編の小説は、今なお読み継がれています。過酷な状況の中でも、希望を失わなかった彼女の言葉は、辛い状況で笑顔を忘れてしまった時に思い出したい名言です。
偉人の短い名言：友情に悩む人へ
往く者は追わず、来る者は拒まず。
ー孟子ー
出典：https://dictionary.goo.ne.jp/
こちらは中国戦国時代の有名な儒学者孟子の短い名言です。本来は自分の元を去る者はあえて追わないで、しかし来ようとする人間は拒まない、という孟子自身の弟子を受け入れる姿勢について述べた言葉だといいます。
何かすれ違いがあったり、相手にとって不愉快なことをしたりして、友達と疎遠になるなんて誰でも人生で一度は経験したことがあるでしょう。元の友達に戻れないのなら、謝罪と反省をして後は追わない方が双方にとって傷が少なくて済むのかもしれません。
偉人の短い名言：ずっと覚えておきたい言葉
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。
None are so old as those who have outlived enthusiasm.
ーヘンリー・デイヴィッド・ソローー
アメリカの作家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの残した短い格言です。体力の低下や肌の調子で、歳をとったなと実感されることが多いのではないでしょうか。そして年齢を感じると「もうほどほどでいいや」と、なんとなく日々をやり過ごしてしまいがちですよね。
そんな時に思い出したい偉人の言葉です。年齢を言い訳にせず、人生においてはずっと熱意をもって生きていきたいものですよね。また気力が低下してしまった両親を励ますのにも、おすすめの短い名言です。
偉人が残した短い名言まとめ
今回は日本や世界の偉人が残した有名な短い名言について15個ご紹介しました。目からうろこのものや、心にピリッとくるもの、暖かい気持ちになれるものまで様々でしたね。
有名な偉人の短い名言は、誰かを注意したり励ましたりする時にもぴったり。ぜひどういった人物が残したのか詳しく掘り下げて説明すると、より納得感が出るのでおすすめですよ。
今回ご紹介した名言の中で、あなたの人生に役立ちそうなものが見つかれば幸いです。
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